霊の歌い手ウンブラは、Warcraftの世界には登場しない、ハースストーンのオリジナル・キャラクターです。
彼女の種族であるトートランもまた、Warcraftの世界には存在しないオリジナルの種族です。
トートラン種族を一言で表すと「カメ人間」です。
ハースストーンのデザイナー・チームから部族のアイデアを求められたアート・チームが、古代のカメをベースとした新種族を思い付いたことによって、トートランは誕生しました。
トートランは、普段は見た目どおりにノンビリと暮らしている種族です。
ウンゴロ地帯で穴を掘りながら巣を作り、巣の外では古代の恐竜であるステゴドンを乗り物や戦車にして活動しています。
魔法を扱える者もいますが、基本的に知能は高くなく、トートランの戦士などは魚を武器にして戦おうとすることさえあります。
そのトートランたちを率いるリーダーが、霊術師のウンブラです。
シャーマンである彼女は、呪歌で多数の霊魂を呼び出し、それらを操って敵対勢力を壊滅させることができます。
「大魔境ウンゴロ」においては、ウンゴロ探検隊のメンバーであるドイル教授とエディ・マローンを危機から救うキャラクターとして登場しています。
サブ・キャラクターの中では特に重要な存在として描かれていて、救出した二人を原始マーロックたちに紹介したり、飛行恐竜に二人を乗せて移送させたりしました。
「忍耐こそ最高の美徳――」
「火の山に登って真実を見つけなさい――」
言葉少なながらもドイル教授たちにウンゴロの「真実」を伝えようとしたウンブラは、穏やかで慈悲深くも厳格である、他部族からも一目置かれる英雄です。
ヴォラックスは、Warcraftの世界には登場しない、ハースストーンのオリジナル・キャラクターです。
ウンゴロのジャングルの奥地で自生していると目されている、巨大な肉食植物です。
ヴォラックスに関して判明している公式の設定資料は、トートラン種族がヴォラックスと名付けたということだけです。
トートランたちは、この危険な植物に名前を付けて喚起し合うことで、被害を避けようとしています。
先遣隊長エリーズは、Warcraftの世界には登場しない、ハースストーンのオリジナル・キャラクターです。
アドベンチャー「リーグ・オブ・エクスプローラー」で登場したエリーズ・スターシーカーと同一人物であり、その「大魔境ウンゴロ」バージョンとなるキャラクターです。
ナイト・エルフ種族の彼女は、「地図職人(カートグラファー)」というコードネームを持つことで探検家の間では有名な存在です。
探検家としての腕前も一流ながら、コードネームどおりに精密な地図を描き上げて状況を把握し、的確な指示と采配をふるって、所属する探検同盟を幾度となく成功に導いてきました。
「リーグ・オブ・エクスプローラー」においては、「起源の杖」という計り知れない力を持つ秘宝の存在に誰よりも早く気付き、その収集を探検同盟のメンバーやプレイヤーに依頼しました。
普段は探検同盟を縁の下から支えることが多い、そのエリーズ・スターシーカーが「大魔境ウンゴロ」で再登場し、今回は彼女自らが危険なジャングルの探検を引き受けます。
彼女が引率するウンゴロ探検隊にドイル教授と弟子のマローンが参加してきて、エリーズの指示に従わない二人がウンゴロで遭難することによって「大魔境ウンゴロ」の物語が幕を開けました。
なお、エリーズがウンゴロへ赴いた意図と真意は、結局は公式に語られることがありませんでした。
<目次>
中立 | 霊の歌い手ウンブラ |
中立 | ヴォラックス |
中立 | 先遣隊長エリーズ |
中立 | ジャングルハンター・ヒーメット |
ヒーメット・ネッシングウェアリー――狩猟道を極めんとするアゼロス至高のハンター | |
中立 | オズラック |
ドルイド | ティランタス |
ドルイド | ジャングルの巨獣たち / 圧踏のバーナバス |
ハンター | 沼の王ドレッド |
ハンター | 沼地の女王 / クイーンカルナッサ |
メイジ | パイロス |
メイジ | ウェイゲートの開門 / 時間湾曲 |
パラディン | 太陽の番人タリム |
パラディン | 最後のカレイドサウルス / ガルヴァドン |
プリースト | 太陽の砕片ライラ |
プリースト | 目覚めよ創造主 / 希望の番人アマラ |
ローグ | 死体花シェラジン |
ローグ | 地底の大洞窟 / クリスタルコア |
シャーマン | 原始の王カリモス |
シャーマン | マーロック大連合 / メガフィン |
ウォーロック | クラッチマザー・ザヴァス |
ウォーロック | ラッカリの生贄 / 冥界のポータル |
ウォリアー | キングモッシュ |
ウォリアー | ファイアプルームの中心で / サルファラス |
特別編 | ジョージ・ハーバート・ドイルIV世 |