「血祭」能力について
血祭は、「天下一ヴドゥ祭」から新たに追加された能力のキーワードです。
これを持つカードが、自分のターンに攻撃して対象の体力を超えるダメージを与えた場合に、記述されてある能力が発動されます。
例えば、「血祭: 再度攻撃できる」という能力をもつ武器の「スルスラズ」でヒーローが攻撃し、体力3以下の敵を倒すと、ヒーローは再度攻撃できるようになります。
- この能力は、自分のターンでしか発動しません。
敵陣にいる血祭を持つミニオンが、こちら側のターンの最中に過剰ダメージを何かしらのミニオンに与えて破壊したとしても、血祭能力を発動しません。 - 血祭を持つミニオンは、ミニオンと同士討ちになって死亡したとしても、過剰ダメージを与えて攻撃対象のミニオンを破壊していたら、血祭能力を発動します。
- もし全体攻撃が血祭を得ている場合は、過剰ダメージを与えて破壊したミニオン1体ごとに、その数だけ血祭能力を発動させます。
例えば、もし「血祭: カードを1枚引く」という能力を持つ全体攻撃が、5体のミニオン全てに過剰ダメージを与えてそれらを破壊した場合は、カードが5枚引かれます。 - 味方の血祭を持つミニオンが、味方のミニオンに過剰ダメージを与えて破壊しても、血祭能力は発動します。
- 破壊した対象がヒーローであっても発動します。
スープ売り
- 相手のターン中でも能力を発動できます。
- ダメージを受けていないヒーローを回復しても発動しません。
覆面選手
- 手札からプレイしてもエメラルドの小呪文石とエメラルドの呪文石をアップグレードしません。
グリフター
- 相手に与えられるカードは、自分の手札を経由することなく、直に相手の手札に入ります。
モッシュオグのアナウンサー
- 味方のミニオンが敵のモッシュオグのアナウンサーに直接攻撃を仕掛けて、その能力が発動されても、攻撃対象が味方のキャラクターに変わることはありません(常に敵のキャラクターが対象)。
ミスディレクションではなく、ノッゲンフォッガー市長やオーガ系ミニオンと同じ性質の能力です(直接攻撃は味方を対象にしない)。
オオアゴガメのシェルファイター
- 聖なる盾を持つ隣のミニオンがダメージを受けると、その聖なる盾に命中する前にシェルファイターが全てのダメージを受けます。
隣のミニオンの聖なる盾は消失しません。 - 全体攻撃を受けた場合は、シェルファイター自身と両隣のミニオン最大3体分のダメージを受けることになります。
- 隣のミニオンが猛毒込みのダメージを受けたら、シェルファイターがそのダメージを受けて、そして猛毒によって死亡します。
- シェルファイターに挟まれたミニオンがダメージを受けると、先に召喚したシェルファイターの方にダメージが移送します。
- 複数のシェルファイターが並んでいる場合は、各シェルファイターは1回だけダメージを肩代わりします。
ダメージの移送は一方通行となり、どこにもダメージを移送できなくなった時点のシェルファイターが最終的にダメージを受けます。
ダメージの移送が延々とループする訳ではありません。
よって、そのときに全体攻撃を受けると、ダメージの移送は両端のシェルファイターに集中することになります。
モジョー使いジヒィ
- 能力が発動した直後の、自分の使用可能なマナクリスタルの数は変わりません。
10マナ所有時に、6マナを消費してジヒィを召喚したら、マナは4/5になります。
ダ・アンダテイカ
- 肉食キューブやサメのロア・グラルが捕食する雄叫び能力まではコピーしないので、これらの断末魔を得ても効果は何も発生しません。
- ミニオンが元から有していた断末魔能力だけが対象であり、他の能力によって付与された断末魔能力(剣竜騎乗なども)は獲得しません。
- 不老不死の大祭司の断末魔能力(断末魔: このミニオンを自分のデッキに混ぜる。付与された効果はそのまま維持される)を獲得した後に死亡すると、それを含めた、雄叫びで獲得した断末魔3種の付与を維持してデッキに混ざります。
その後、雄叫びと死亡を繰り返すたびに、断末魔3種の付与が追加され続けていきます。 - 同一の断末魔ミニオンが複数死亡していたら、その同一の断末魔を複数回分獲得できます。
- 断末魔の発動順はランダムです。
雄叫びを発動した際の表示で、その断末魔の発動順がわかるようになっています。
魂剥ぐロア・ハッカー
- ハッカーが双方のデッキに混ぜる「ケガレた血」は、「自動詠唱。3ダメージを受ける。自分がこれを引いた後、このカードのコピー2枚を自分のデッキに混ぜる。」という能力を持ちます。
自動詠唱は、カードがデッキから引かれると自動的にその能力を発動して消費させ、その後に次のカードをデッキから引くことを表します。
- 「ケガレた血」は1マナのカードなので、待ち伏せのガイストやリアム王子の能力によってデッキから除去できます。
- デッキに「ケガレた血」しか残されておらず、それを引いた場合は以下の順に処理されます。1. 「ケガレた血」が全て引かれて、1枚ごとに3ダメージを受ける
2. 疲労ダメージが入る
3. 引かれた「ケガレた血」のコピー2倍分がデッキに加わる延々とドロー、およびコピー&シャッフルを繰り返して、即死が確定する訳ではありません。
戦ドルイド・ローティ
- 変身する恐竜形態は以下の4種類(すべて獣種族のミニオン)であり、この中の1体を任意に選択できます。
- ファンドラル・スタッグヘルムが自陣にいるときにプレイすると、全4種の恐竜形態が組み合わさリ、「4/6: 挑発、急襲、猛毒、隠れ身、呪文ダメージ+1」の獣ミニオンになります。
ご主人様の呼び出し
- コピーを発見する縫い目の追跡者や影の幻視などとは異なり、獲得したカードはデッキから引かれます。
デッキ内のカードのコピーを得る訳ではありません。 - 提示された3枚が全て獣ならば、10マナ時のオメガ・アセンブリと同じように発見の選択自体が行われず、その3枚が全てデッキから引かれます。
「発見+3枚」で計4枚が手札に加わるという訳ではありません。
分裂の幻術
- 攻撃対象となったミニオンは、強化等の付与効果も含めてコピーされます。
ドラゴンホークのロア・ジャナライ
- 雄叫びを発動できるようになるまでの、ヒーローパワーの残りダメージ数が、試合中にカードテキストに追記されます。
- 何らかの理由によってハンターやウォーロックの手札に入り、それぞれのヒーローパワーである不抜の一矢や命を魔力にが累計8ダメージ以上を与えても、この能力は発動します。
- 試合の途中でヒーローパワーが変化しても、それまでに発生させていたヒーローパワーの累計ダメージ数はリセットされません。
タイム!
- デスナイト・パラディンの四騎士と同様に、メックトゥーンによる「ヒーローの破壊」は、ヒーローが無敵状態であっても防げません。
大祭司ジカール
- 自分のヒーローがすでに装甲を得ている場合は、体力から変換された装甲の値に置き換わるのではなく、体力から変換された装甲の値が加算されます。
例えば、「装甲30/体力30」の状態で発動されると「装甲59/体力1」の状態になります。 - タイム!などによって自分のヒーローが無敵状態であっても、通常どおりに体力が1となって装甲が積まれます。
無敵状態だからといって体力が減らない訳ではありません。 - ブラン・ブロンズビアードなどによって雄叫びが2回発動されても、すでに最初の雄叫びで体力が1になっているので、2回目は何の効力ももたらしません(体力を1から減らせない)。
変換される装甲量が2倍になるという訳ではありません。
トラの精霊
- 召喚される「トラ」は、使用した呪文のコストと同じ値の攻撃力と体力を備えます。
例えば、コスト4の呪文を使用すると4/4に、コスト6の呪文を使用すると6/6になります。 - コスト0の呪文を使用した場合は能力を発動しません。
ザンダラリ・テンプラー
- いずれのキャラクターに対する回復もカウントされます。
敵のキャラクターに対する回復も同様です。
トラのロア・シャヴァーラ
- プレイした呪文のコストが変動していた場合は、それに応じてトラのロア・シャヴァーラのコスト減少量も変動します。
例えば、コストが5の状態であるしめやかな通夜をプレイするとトラのロア・シャヴァーラのコストが5減少しますが、コストが1の状態であるしめやかな通夜をプレイするとトラのロア・シャヴァーラのコストは1しか減りません。 - 試合中に蓄積されたコストの減少効果は手札内でしか有効にならず、いくら呪文にマナを費やしても、デッキや戦場においては常にコスト25として存在します。
したがって、例えばプリズムレンズの対象になると、もう片方の対象の呪文は常にコストが25に変化します。
集団ヒステリー
- 味方のミニオンや隠れ身中のミニオンにも攻撃することがあります。
敵の挑発ミニオンを無視して敵のミニオンを攻撃することもあります。 - 途中で体力が0になったミニオンは、その時点から攻撃をすることも受けることもありません。
- 全ての断末魔の能力は、集団ヒステリーの効果終了後に発動します。
- ミニオンの攻撃時に発生する能力や、血祭能力は、集団ヒステリーの効果の最中にも発動されます。
- 集団ヒステリーの最中に召喚されたミニオンは、その間には攻撃をしませんが、他のミニオンから攻撃を受ける場合があります。
サメのロア・グラル
- 捕食されたミニオンはデッキから除かれます。
- サメの精霊やブラン・ブロンズビアードなどと併用して能力を2回発動させると、2体のミニオンをデッキ内から捕食して、死亡時にその2体を手札に加えます。
1体のミニオンを2回分捕食する訳ではありません。
ベロベーロ
- 現在のターンにオーバーロードのマナクリスタルがなくても、次のターンにロックされる予定であるオーバーロードのマナクリスタルがあれば、能力が発動して攻撃力+2を得ます。
もちろん、現在のターンにロックされているオーバーロードのマナクリスタルがある場合でも発動します。
ゼンティーモ
- この能力は敵味方のいずれにも有効となります。
敵のミニオンを呪文の対象としたら敵陣のミニオンたちに、味方のミニオンを呪文の対象としたら自陣のミニオンたちに、それぞれ効果が及びます。 - オーバーロードは1体ごとに追加されます。
例えば、オーバーロード(1)であるライトニングボルトが合計3体に命中した場合は、オーバーロード(3)となります。 - エレクトラ・ストームサージの2倍効果も、最高3体のミニオンそれぞれに適用されます。
- 隣接する2体目、3体目に対する呪文の効果は、発生元が自分ではなくゼンティーモの能力だと見なされるので、それぞれは呪文の使用を条件とする各種能力を発動させません。
自分が呪文の対象とした1体目だけがそれらを発動させ、例えばガジェッツァンの競売人はカードを1枚だけ引きます。 - オーバーロードが3回発生する仕様が正当になるように、カードテキストが「自分がミニオン1体に対して呪文を使用する度、それを隣接するミニオンにも再度使用する」という表現に変更される予定です。
その変更の実施日は、「天下一ヴドゥ祭」のリリース以降になる可能性もあります。
カエルのロア・クラッグヮ
- 前のターンに繰り返し使用した不安定な進化は、使用した1枚ごとに全て手札に戻ります。
そして、手札に戻った不安定な進化は、全てそのターンの終了時には消失しません。 - 自分が手札から使用した呪文だけが能力の対象となり、手札に戻ります。
ゼンティーモ、エレクトラ・ストームサージ、希望の終焉ヨグ=サロンなどが追加で使用した分の呪文は対象外となり、手札に戻りません。
虚無の契約
- デッキに残るカードの枚数が奇数の場合は、小数点が切り上げられます。
デッキの残り枚数が1ならば、その1枚のカードが破壊されます。
サイの精霊
- ロケットブーツ、狂気の天才ドクター・ブーム、ブームシップなどの他の能力によって急襲を付与されたミニオンも、召喚されたターンの間は無敵になります。
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