超電磁(Magnetic)は、「博士のメカメカ大作戦」から新たに追加された能力のキーワードです。
メカ種族のミニオンと作用する能力です。
超電磁によるを持つミニオンをプレイすると、それをそのまま自陣に召喚するか、場にすでに存在するメカ種族のミニオンに強化を施すかを選択できます。
強化を施すことにする場合は、その超電磁によるを持つミニオンの攻撃力と体力が強化対象のステータス値の付与となり、残りのカードテキストも追加能力として対象に付与されます。
例えば、超電磁によるを持つクモ爆弾をメカ・ミニオンの強化に用いる場合は、「+2/+2」と「断末魔: ランダムな敵のミニオンを1体破壊する」がそれぞれ対象に付与されることになります。
強化を施したい場合は、対象のメカの左隣に超電磁ミニオンを召喚します。
場にいるメカの右隣に超電磁ミニオンを召喚すれば、強化の付与ではなく普通に召喚することができます。
- 超電磁による強化の付与は、沈黙で除去できます。
- 超電磁による強化の付与は、手札からプレイされたときのみ発動します。
- すでに場にいる超電磁によるミニオンの右隣にメカを召喚しても、それらが融合して強化されたりはしません。
- 強化を付与した場合は、召喚後に死亡したとは見なされないために、その強化を施した超電磁ミニオンがダイヤモンドの小呪文石などで復活したり、カルトの教祖などの「死亡した後」の能力を発動させることはありません。
- 強化を付与した場合でもミニオンを手札から使用したと見なされるので、強化を付与した超電磁ミニオンがテス・グレイメインの能力の対象になった場合は、自陣に召喚されるという結果になります。
- 強化を付与した場合は、その行為は呪文をプレイしたとは見なされません。
- 強化を付与する際に、ダイアウルフ・リーダーやストームウィンドの勇者などの、場にいるステータス値上昇オーラの効果は影響しません。
ストームウィンドの勇者が自陣にいても、超電磁によるメカの強化に「+1/+1」のボーナスが加算されることはありません。 - 手札内で超電磁ミニオンがステータス値上昇や能力の付加を受けていたら、それらのボーナスがメカの強化の方にも反映されます
例えば、超電磁ミニオンが手札内でヴァラニルの強化を受けていて、その超電磁ミニオンを自陣のメカの強化に用いる場合には、「+4/+2」と断末魔能力もその強化に加算されます。 - 場にいる2体のメカの間に配置すると、その右側のメカの強化になります。
ミニオンとして召喚されません。 - 超電磁の強化は「ミニオンの召喚」ではありませんが、「手札からの使用」ではあります。
よって、ジリアックスによる超電磁強化は、コバルトの守護者の能力(自分がメカを召喚する度~)を発動しませんが、ウォリアーのクエスト(挑発を持つミニオンを7体手札から使用する)をカウントさせます。 - 超電磁ミニオンを強化の方で「手札から使用」した場合、「手札から使用」と「手札から使用した後」の間の時点で、ミニオンではなくなります。
したがって、「ミニオンを手札から使用した後」の局面で、そのミニオンを対象とするような能力(爆発のルーンなど)は、超電磁の強化の発動時には無効になります。
普通にプレイする分には何の変哲もありませんが、プレイヤーが10個のマナクリスタルを所有していると、能力が大きく向上するカード群です。
そのボーナス能力が発動したとしても、マナ10個が消費されるわけではなく、未発動時と同じオリジナルのマナコストだけが費やされます。
- 発動のために必要な10個のマナクリスタルは、それらが満たされているか空であるかは問われません。
すでにマナを消費した状態であっても、最大マナが10であり、プレイに費やせるだけのマナが残っていれば、オメガ能力は発動できます。
マナが「4/10」の状態でもオメガ・ディフェンダーは能力を発動しますし、1ターンの間に2体のオメガ・ディフェンダーの両方にオメガ能力を発動させることも可能です。 - マナクリスタルを10個所有する以前にオメガ能力の雄叫びをプレイし、それが不発に終わった場合でも、その後にマナクリスタルを10個所有してからシャダウォックがプレイされたときは、そのオメガ能力が発動されます。
- 自陣に改造エレクが2体いる場合にカードをデッキに混ぜても、2体の改造エレクが交互に無限に能力を発動し合うのではなく、単に2枚分が追加でデッキに混ざります。
- 心霊絶叫などの能力によって、自分がデッキに混ぜられる場合は能力を発動しません。
このミニオンは、最新の18のデッキレシピからランダムな1つを使用デッキとします。
デッキレシピとは、デッキを作成する際に選択できる構築済みのデッキのことです。
ウィズバンをデッキに組み入れると、それだけでデッキの作成が終了します。
そのウィズバンのデッキで対戦を開始すると、ランダムなレシピが選ばれ、そのデッキを使用して対戦することになります。
- 試合が始まると、ヒーローは、選ばれたレシピのクラスのヒーローとなります。
対戦相手は、試合開始時にはこちらがウィズバンを使用しているかどうかは判別できません。 - 経験値上昇やクエストの達成なども、レシピのクラスが参照されます。
デッキ作成時のクラスは関係ありません。 - ゴールデン版のワンダフル・ウィズバンで対戦に臨むと、全てのカードとヒーローもゴールデンになります。
- 闘技場のドラフトには登場しません。
- 能力を発動させるためには、「体力が7以上」ではなく「体力が7」であるミニオンが自陣に3体いる必要があります。
- 召喚する天体配列者自身も、3体の内の1体としてカウントします。
したがって、自陣に体力7のミニオンが2体存在する状況で召喚すれば、能力が発動します。
- 自分のヒーローが、武器を装備していたり、秘策をセットしていても、この能力の発動は可能です。
- 大破壊によって、手札の破棄と同時に破壊されても能力を発動できます。
毒の種によって、トレントが出現する前に破壊されても能力を発動できます。
- 空でないマナクリスタルを双方に2つ与えます。
したがって、プレイした側は、1マナ消費後にマナ+2(および最大マナ+2)を得て、使用できるマナが1マナ分増えることになります。 - 最大マナが10の状態でプレイしても、野生の繁茂をプレイしたときのように、「過剰マナ」を双方に与えることはありません。
- 動き回るマナが召喚する「マナ・トレント」も、それぞれの能力が参照する「トレント」にカウントされます。
「トレント」または「マナ・トレント」という名称の2/2のミニオン全てが能力の対象になります。
ただ、 他の名称であるトレント系ミニオン(1/1の若木など)は対象外です。
- デッキ内のミニオンにコストの変動があった場合は、それらのオリジナル・コストではなく、変動後のコストを参照します。
例えば、圧踏のバーナバスをプレイしてデッキ内のミニオンのコストを全て0にしたら、最高サイコメロンは何も引かないことになります。
- 「最後に使用したミニオン」は、ターンが終了した後の次のターンでも記憶されたままとなります。
- 手札に入った時点では「最後に使用したミニオン」は記憶されていません。
例えば、初級エンジニアのプレイによってプルンプルン・フループが引かれたとしても、その時点ではプルンプルン・フループは初級エンジニアを「最後に使用したミニオン」として参照しません。 - どのミニオンのコピーとなっても、マナコストは4のままとなります。
- 占星術師ルナ自身が手札の中の一番右にあり、その占星術師ルナをプレイしたとしても、能力は発動されずにカードは引かれません。
能力が発動されるためには、占星術師ルナがあらかじめ自陣にいる必要があります。 - 手札の一番右のカードをプレイした結果、何らかの能力によってカードが生成されて手札の右端に入ったとしても、占星術師ルナのカード・ドローの能力は成し遂げられます。
例えば大魔術師アントニダスとルナが共に場にいる場合に、手札の一番右の呪文をプレイすると、ファイアーボールが手札に入った後にカード・ドローが発生します。
手札の右端に返ってくる木霊カードも同様であり、それをプレイすると、木霊が返ってからカードが引かれます。
- 呪文ダメージは、召喚されるミニオンのコストを上昇させます。
例えば、呪文ダメージ +1を得ている状態ならば、コスト3のミニオンを2体召喚します。
- 身代わりの秘策が同時にセットされていたとしても、身代わりのミニオンではなく、最初に狙われた味方のミニオンの方に聖なる盾が付与されます。
- 復活したメカが死亡した時点において、付与されていた超電磁強化が沈黙等で除去されていた場合は、その超電磁強化は維持しません。
- 超電磁の強化を受けたメカが優先的に復活するなどの措置はなく、復活するメカは完全なランダムによって選ばれます。
- コストが-3となった断末魔ミニオンを召喚した後に、自陣の無謀な実験者が死亡したとしても、その断末魔ミニオンは依然としてターン終了時に死亡します。
- ゼレクを個別に対象として選択しないタイプの呪文はカウントしません。
ミニオン全体を対象にする呪文や、対象がランダムである呪文がゼレクにかかったとしても、この断末魔の条件を満たしません。
白いドレスの貴婦人の内なる炎の全体付与も同様です。 - 鮮明なる悪夢などの、コピーを召喚する呪文の対象になった場合は、断末魔の条件を満たしたぜレクのコピーが召喚されます。
したがって、召喚されたコピーはすでに断末魔の条件を満たすことになります。
- 一度手札に戻してから、それを再召喚しても「+2/+2」のカウントは進みます。
- ローグのクエスト報酬の「クリスタルコア」を達成した後に召喚すると、4/4のステータス値を基準として、それに「他の召喚1体につき+2/+2」が加算されていきます。
- 発見した断末魔ミニオンが手札に入り、そのミニオンの断末魔能力をマイラが得ることになります。
- 場に出たマイラを(マウスやタップなどで)フォーカスすることで、両プレイヤーはその断末魔の内容を確認できます。
よって、対戦相手は、何の断末魔ミニオンを発見して手札に入れたのかを推測できます。
- 対象を選択する呪文が2回使用される場合は、2回目の対象はランダムにはならず、同一対象に2回使用されます。
- オーバーロードを持つ呪文が2回使用される場合は、オーバーロードによってロックされるマナクリスタルの数も2倍化されます。
- エレクトラが場に2体いたり、エレクトラが雄叫びを2回発動させた場合でも、ブラン・ブロンズビアードと同様に、次にプレイする呪文は2回使用のままとなります。
- 対象となった相手側の手札内のミニオンも、何から何に変身したのかを知ることができます。
ヒーローカードとしてのドクター・ブームは、「Micro-Squad」「Zap Cannon」「Blast Shield」「KABOOM!」「Delivery Drone」の5種類のヒーローパワーを備えます。
Zap Cannon … 3ダメージを与える。
Blast Shield … 装甲を7獲得する。
KABOOM! … 敵のミニオン全てに1ダメージを与える。
Delivery Drone … メカを1体発見する。
- ヒーローパワーは、毎ターンに他の4種類のいずれかにランダムで切り替わります。
連続で同じヒーローパワーにはなりません。 - 使うか否かにかかわらず、ヒーローパワーはターン終了時に切り替わります。
- ヒーローパワーはターン終了時に切り替わるため、続く次のターンで対戦相手は、そのヒーローパワーの内容を事前に確認できることになります。
- ターン中にヒーローパワーの再使用が可能になっても、ヒーローパワーは変化しません。
- 「Micro-Squad」のヒーローパワーから召喚される3体の「Microbot」もメカ種族です。
したがって、これらも急襲を得ます。 - 闘技場のドラフトには登場しません。
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