パラディンのメタ・レポート
(使用率: 8.2%)
(使用率: 8.2%)
- コスト削減が果たされたクリスタル学とグロウストーンの技術者の能力は、メック・パラディンのゲーム・プランとよくマッチしていて、とても有効に機能している。
強化パッチによって大きく成長したデッキの一つである。 - そのパフォーマンスのレベルは高めであるものの、対戦の相性差が非常に激しく、現在のメタ環境にやや混乱をもたらしている存在でもある。
ズルジン採用のハンターや爆弾ウォリアーを粉砕する一方で、メイジとシャーマンに対しては全体的にお手上げ状態となっている。
現在のウォリアーの上昇気流を考慮すれば楽観的な見方があるものの、対戦相手のアーキタイプやメタの流行を常に気にかけることが推奨される。
ドルイドのメタ・レポート
(使用率: 7.4%)
(使用率: 7.4%)
- 対ズー・ウォーロック以外には目立つ不利マッチがなく、どのデッキに対しても互角以上に渡り合えるという特徴は、パッチ以前の頃と全く変わらない。
そのズーの使用率が下落しているために、ラダーにおける堅実性と安定性がさらに高まっている。 - 新カードのチョッキンガーは、トークン・ドルイドの戦術と相性が相当に良い。
これを活かすためのメカ種族のパッケージが試用され始めている。
一方で、強化されたマルチマンチャーによるトレントの推進は全く浸透しなかった。 - アグレッシブな現メタにおいては、より速い段階での展開力が求められている。
その結果として、低コストのミニオンの多用、召喚直後から脅威になれる海の巨人の起用、終盤戦向けの森の助けの1枚削減などが見受けられるようになった。
- 驚いたことに、いくつかのマスターズ予選において実際に成功を収めた。
メタにインパクトを与えるまでには程遠いが、ネタ・デッキではなく競技性を備えているデッキであることが少なくとも証明されている。 - アーキタイプの構築の基礎部分に変化はほとんどなく、相変わらずラダーにおいてはかなり弱い。
サイドボードのシステムがあるスペシャリスト形式のトーナメントで、興味深い活躍を見せるにとどまっている。
プリーストのメタ・レポート
(使用率: 4.9%)
(使用率: 4.9%)
- ランク5より上の層では使用率が最下位となるクラス。
アンドゥインは再び悲惨な立場へ追いやられることに。 - 除去能力が欠乏している事情を抱えているところにアグレッシブなメック・デッキが乱立するようになって、安定してメタを渡り切ることができなくなった。
ラダーはプリーストのアーキタイプのほとんどを放棄したようだ。 - 基本とクラシックのプリースト・カードが弱いという問題が解消されるまでは、カード・プールが小さいシーズン当初で毎回起こり得る没落である。
今後も新拡張のカードがうまく機能しない場合は、9クラスではなく8クラスのゲームに縮小してしまうかも知れない。
- かろうじて勝率5割に手が届きそうである、唯一のプリーストのアーキタイプ。
強化パッチによる支援を受けたことによって、コンボ・プリーストがメカ種族を従えて復帰してきた。
このデッキを用いることでプリーストのデイリー・クエストを消化できるのだから、チョッキンガーには感謝せねばならない。 - ミニオンの体力をどんどん増強できる超電磁パッケージは、デッキのフィニッシャー(神授の霊力と内なる炎)と相性が良いターゲットである。
古典的なプリーストのコンボ・デッキと様相がよく似ていて、そうであるならば、やはり影の幻視の喪失を多大に感じてしまう。 - Tempo StormもVicious Syndicateも、そろってMatsup選手が組んだコンボ・メック・プリーストの高いパフォーマンスを絶賛している。
相応のプレイヤーが組み上げて操縦すれば、まだまだプリーストは戦えることが証明されたとのこと。
現メタの確立後においてもパフォーマンスを維持できるかどうかが今後の焦点になる。
- まだ復活していない。
それなりの数のプレイヤーによって実験が繰り返されているようであるが、一貫性があるバージョンは発見されておらず、注目に値する成功が観測されていない。
- メタの逆風によって、低かったパフォーマンスはさらに低下した。
プレイヤーによる改良の実験も放棄されているために、復帰はまず見込めないだろう。
最近の強化パッチから直接的にも間接的にも恩恵を受けることがなく、目新しさも乏しいことから、使用率の低下も止まらない。
ウォーロックのメタ・レポート
(使用率: 4.0%)
(使用率: 4.0%)
- 現在のウォーロックが有する唯一の競技性デッキ。
優れているはずだが、極端に弱いウォリアー戦が大きな制限となっている。 - 早期に確立されてから変わることがなかった構成内容は、チョッキンガーの登場によって再考の機運が高まっている。
トークン・ドルイドなどと同様に、メカ種族を組み込もうとするプロジェクトが小規模ながら始動している。 - 攻撃的なデッキが増えた現メタにおいては、ダイレクトに最大級の脅威を与える海の巨人の重要度が高まっている。
爆弾メック・ハンター、トークン・ドルイド、そしてシャーマンたちは、同じく盤面の展開を推し進める戦術であるために、こちら側の海の巨人の早期召喚をより容易にする。