※2017/04/13 更新
種族は、ミニオンの系統を分類するもので、獣やドラゴンなどの科目があります。
カードの能力の中には、特定の種族のミニオンと作用する効果を発動したり、特定の種族のミニオンが場にいることによって効果を発揮するものがあります。
例えば、グリムスケイルの託宣師は、自軍のマーロック種族のミニオンだけに攻撃力上昇の効果をもたらします。
殺しの命令は、自軍に獣種族のミニオンがいると、与えるダメージ量が3から5に増えます。
種族のステータスを持つミニオンは、カードの下部の中央に種族名が表示されています。
ここに何も表示がないミニオンは、「種族なし」のミニオンです。
各種族の詳細を以下に掲載します。
種族の中では最も多くのミニオンが属している、獣系の種族です。
ハンターには獣種族のミニオンと連携する専用カードが多数あります。
そのため、ハンターのデッキで用いられるミニオンは、自ずと獣種族が多くなります。
獣種族のミニオンはバラエティに富むので、獣をデッキのメインに据えるとしても、多種多様な組み合わせを考えることができます。
Warcraftシリーズの特有の生物である、水棲の半魚人の種族です。
マーロック種族のミニオンは全般的に低コストで、個別には脅威を感じさせません。
しかし、マーロック種族を対象とするボーナス効果を与え合う、マーロック種族同士の相互作用はそれなりに強力です。
序盤でマーロック種族が多数そろい出すと、始末におえない集団となるでしょう。
ハースストーンでは、人型タイプのミニオンでも、それが海賊ならば海賊種族というステータスが与えられています。
海賊が発動する能力の多くは、ヒーローが装備する武器に影響を及ぼします。
よって、武器カードが主力となり得るデッキに組み入れることで、その真価は発揮されるでしょう。
邪悪な力を持つ魔界の種族です。
ほとんどの悪魔種族のミニオンカードは、全てウォーロック専用となっています。
そのため、ウォーロックのデッキは、この種族を主力として扱うことができます。
悪魔ミニオンの多くは、低コストながら強力なステータス値を備えていますが、その代償として召喚時に自軍へ損害を与えることがあります。
例えば、炎のインプやピットロードは、召喚されると同時に、自分のヒーローへダメージを与えます。
サキュバスやドゥームガードは、召喚されると同時に、自分の手札カードをランダムに捨ててしまいます。
すべてのトーテムのユニットには、トーテム種族というステータスが与えられています。
トーテムはシャーマンのみが扱えるため、シャーマン専用の種族となります。
Warcraftにおけるシャーマンのトーテムと同様に、個々の攻撃力は皆無(トーテム・ゴーレム
を除く)ですが、こまめに潰しておかないと面倒になり得る存在です。
ゲームを華々しく彩る、最強の種族です。
一般のRPGにおけるドラゴン種族と同様に、ハースストーンのドラゴン種族にも強烈な能力を持つミニオンが多くいます。
レアリティがレジェンドであったり、高コストであるミニオンが多いことが特徴です。
ドラゴン種族と作用する能力の特有のメカニズムは、ドラゴンのミニオンカードが手札にあるときに、強力な効果を発動できることです。
全般的に高コストであるドラゴンが、序盤で手札にあっても活用できるようにデザインされています。
拡張セット「ゴブリン vs ノーム」のリリース時に、新たに追加された種族です。
メカニカルな兵器やロボットの種族です。
「ゴブリン vs ノーム」セットには、メカ種族のミニオンと、メカと作用するカードが多数あります。
アラームロボ、破壊兵器、刈入れゴーレムの3種類は、もともとは「種族なし」のロボットでしたが、「ゴブリン vs ノーム」のリリース時にメカ種族のミニオンとなりました。
拡張セット「大魔境ウンゴロ」のリリース時に、新たに追加された種族です。
自然に宿る力を司る精霊種族です。
「大魔境ウンゴロ」セットには、エレメンタル種族のミニオンと、エレメンタルと作用するカードが多数あります。
エレメンタルと作用する能力の特有のメカニズムは、直前のターンにエレメンタルを手札から使用していると、強力な効果を発動できることです。
ウォーター・エレメンタルや炎の王ラグナロスなどの、もともと「種族なし」の精霊たちは、「大魔境ウンゴロ」のリリース時にエレメンタル種族のミニオンとなりました。