ハースストーンの試合の最中に、フレンド以外の対戦相手とチャットで話すことはできません。
感情的になりやすい対人戦における、見知らぬ相手からの不愉快な言葉は、ゲームに対する興味を急速に失わさせるからです。
また、チャットによる会話が試合を長引かせる要因となるのも理由の一つです。
その代替手段として、Emoteという簡易的な感情表現が用意されています。
Emoteを実行すると、セリフの吹き出しと音声によって、自分のヒーローが一言しゃべる様子を自主的に発生させることができます。
これによって、限定的でありながらも自分の意思を対戦相手に直接伝えられます。
自分のヒーローのポートレイトを右クリック(タブレット版ではタップ)すると、Emoteコマンドが表示されます。
その中の一つを選んでクリックすると、Emoteが実行されて、種類に応じたEmoteの音声と吹き出しが現れます。
Emoteを実行した後の数秒間は、再びEmoteを実行することはできません。
6種類のEmoteがあります。
ありがとう
感謝の意を相手に伝えます。
お見事
相手のプレイを賞賛します。
試合の決着がついたときの挨拶として用いられることもあります。
あいさつ
相手に挨拶をします。
主に、試合開始時に用いられます。
ごめん
謝罪の意を相手に伝えます。
おおっと
ミスをしたときに、その旨を相手に伝えます。
覚悟しろ
決めゼリフとして使ったり、相手を挑発したり脅すときに使います。
相手の気分を害する可能性が高いので、慎重に使う必要があります。
対戦相手のEmoteがわずらわしいと感じたり、試合に集中したい場合には、Squelchを実行します。
Squelchは、対戦相手のEmoteの表示を止めるコマンドです。
対戦相手のヒーローのポートレイトを右クリック(タブレット版ではタップ)すると、「黙らせる」と表記されるSquelchコマンドが表示されます。
それをクリックするとSquelchが実行されて、以降は対戦相手がEmoteを実行しても、それが現れなくなります。
対戦相手がEmoteを実行したこと自体にも気づかないようになります。
対戦相手のHeroのポートレイトを再び右クリックして、「黙らせない」をクリックすると、Squelch状態は解除されます。
また、試合が終了するとSquelch状態は自動的に解除されます。
Squelchを実行、および解除したことは、対戦相手には伝わりません。
Squelchを実行しても、引き続き対戦相手はEmoteの実行が可能であり、対戦相手には双方のプレイヤーのEmoteが表示されます。
各ヒーローには固有のEmote表現が用意されています。
以下に、ヒーローごとのEmoteを収録した動画を掲載します。
(ドルイド)
(ハンター)
(メイジ)
(パラディン)
(プリースト)
(ローグ)
(シャーマン)
(ウォーロック)
(ウォリアー)
(特殊ヒーロー)
(特殊ヒーロー)
Hearthstone: Heroes of Warcraft Wiki – Emote