ハンターのメタ・レポート
(使用率: 16.2%)
(使用率: 16.2%)
- オールラウンダーである特徴は相変わらず。
苦手な相手がそれほど多くなく、唯一の苦手な相手であるパラディンの使用率は減少している。
堅実さはますます高まっていくことだろうし、今後の見通しは明るそうだ。
安定的にラダーを駆け上がる手段としては最適なデッキの一つ。 - 中核をなす偉大なるゼフリスと恐竜使いブランの強カードが、「デッキの一貫性が不安定」というハイランダー・デッキの短所を補って余りある存在感を見せつけている。
そして、「構築の柔軟性が高い」というハイランダー・デッキの長所が、メタの変遷に素早く対応できる適応力をもたらしている。
現在で言えば、長期戦向けカードとミッドレンジ向けカードのバランス配分の調整を容易にしている。
メタの変化にさほど影響を受けずに、長期に渡って上位で活躍を続けることが予想される。
- 「ドラゴン年」に入ってからの新戦力がチョッキンガーとクマトロンしかなく、デッキの進化はとっくに限界を迎えている。
したがって、デッキの強度はメタの変遷に完全に依存するようになった。
そして現在のメタでは下落傾向にある。 - 今の爆弾メック・ハンターの弱点は、他のアグレッシブなデッキに競り負けるようになったこと。
最近では特に、超電磁能力のターゲットとなるこちらのメカを次々と潰していくアグロ・ウォリアーの台頭に苦悩している。
- 実は有利マッチがそれなりにあるアーキタイプなのだが、コンボ・プリーストに歯が立たないことが「Tier 2」級に進出できない大きな原因の一つになっている。
そのコンボ・プリーストはわずか2週間で使用率が倍増している。 - とはいえ、拡張リリース当時よりもはるかにデッキは洗練されている。
常連になりつつある海の巨人やカルトの教祖は、盤面を埋め尽くす戦術と合理的に作用する。
- 現メタでのマッチアップで誇れる優位性は、対クエスト・シャーマン戦のみ。
素早く盤面を制圧したり、無限の高バリューをもたらすようなアーキタイプが乱立している環境においては、ミッドレンジ・ハンターはどっちつかずの中途半端なアーキタイプであるように映る。
プリーストのメタ・レポート
(使用率: 12.9%)
(使用率: 12.9%)
- 確固としたカウンターになれるライバルが少なく、最強の地位に向かってひたすら歩みを進めている。
初速が遅いクエスト型のデッキを総じて完封できることも特徴的な強さであり、人気を高めるクエスト・シャーマンとクエスト・ドルイドなどはただただ養分になるだけの存在として歓迎している。 - コンボ・プリーストに対抗するには、とにかく序盤戦における主導権が鍵となる。
アグロ・ウォリアー、テンポ・ローグ、ハイランダー・ハンター、マーロック・シャーマンあたりがコンボ・プリーストのカウンター役として名乗りを上げている。 - 扱い方が簡単であるとは言えないので、低ランク帯よりも高ランク帯の方で使用率が高まることも特徴の一つ。
その高ランク帯ではミラー・マッチが頻出するようになったので、沈黙能力の用意を増やす重要性も証明されつつある。
倍増する腕の弱体化以降は、倍増する腕の利用価値が薄れて、死のロア・ブワンサムディーを組み入れるビルドが一般化しつつある。
パラディンのメタ・レポート
(使用率: 10.9%)
(使用率: 10.9%)
- なおも「Tier 1」級の評価ながらも、上位勢の中では勝率の下落幅がとりわけ大きい。
強さの根源がただ一つのコンボ・プレイに集約されているため、比較的容易に対策されることがネックとなっている。 - すでに、このアーキタイプが改善できる余地は最小限しかない。
それに対して他のデッキは様々な対策手段を講じたり、パッチ以降に自身の構築をより洗練させたりするなどして、マーロック・パラディンを猛追している状況にある。 - ラダーにおいては、最終的には高ランク帯のいずれかの地点で壁に突き当たるだろう。
しかしながら、非常に強力なコンボが成立した場合には有無を言わさず試合を決着させ、それを成立させるまでの時間が短いことから、素早いランク上昇の手段としての人気は高い。
- 最大のセールス・ポイントであったコントロール・ウォリアーとの有利マッチが減少したことが響き、人気を急落させた。
逆に、極めて不利な対戦を強いられるコンボ・プリーストとクエスト・シャーマンが人気を博している現在においては、このデッキでラダーに臨むことは自殺行為であると言ってよい。
- ラダーよりも大会に適しているデッキ。
特定のデッキとの対戦が見込まれる場合には、ある程度のパフォーマンスを期待できる。 - アグロやハイランダー・ハンターたちが活躍している現在のラダーにおいては、一貫したパフォーマンスは望めない。
以前にラダーで成功していたコンボ・デッキたちと比べても安定感が低い。
- 砂漠のサー・フィンレーによる強化版ヒーローパワーがもたらす持続性や、おなじみの偉大なるゼフリスの効力を武器にする新種のアーキタイプ。
まだまだ実験中の段階にあり、ビルドのタイプもリアム型、秘策型、メカ型、聖なる怒り型と多種多様である。
ウォリアーのメタ・レポート
(使用率: 10.2%)
(使用率: 10.2%)
- 一方的に負け続けていたコントロール・ウォリアーが失速したことによって、いよいよ歯止めが効かなくなってきた。
カウンターらしいカウンターが存在しなくなり、メタ・ブレイカーとしての素質を十分に感じさせる。 - 現状におけるアグロ・ウォリアーの全方位に対する高い優位性は、単純に馬鹿げているほどだろう。
とりわけ、現メタにおいてはコンボ・プリーストに対しても優位であることが際立つ。
- 発見の仕様の変更は、確実にコントロール・ウォリアーの発見能力の強度を低下させた。
それによって使用率も勝率も低下した。 - しかしながら、だからといってオメガ・アセンブリや怯える下っ端を排除してしまうのは得策ではない。
特に怯える下っ端は、自身を発見し続けることがなくなったとしても、依然としてウォリアーにとっては強力なカードだ。
そのためにビルドや相性差には大きな変化が見受けられず、引き続き数々のアグロ・デッキとコンボ・プリーストを抑制する。