ドルイドのメタ・レポート
(使用率: 9.6%)
(使用率: 9.6%)
- ドルイドは、ランクが上昇するにつれて徐々に出現率が高まるクラス。
ドルイドのデッキ群にはいくつかの新要素が追加されたものの、基本的なデッキの構造は既存の内容を踏襲(とうしゅう)している。 - マリゴス・ドルイドは勝率もプレイ方法も以前と同じまま。
その強度は相変わらず高く、現在の最強候補の奇数パラディンに対して有利に戦えることも特筆事項。
一方でハンターには弱く、「ハンター > マリゴス・ドルイド」「マリゴス・ドルイド > 奇数パラディン」「奇数パラディン > ハンター」の三すくみが上位の環境ではよく見受けられる。 - 挑発ドルイドとトークン・ドルイドの活躍は印象的であり、いずれは「Tier 1」に上り詰める可能性が非常に高い。
トークン・ドルイドは、樹木会話師を導入してトレントを用いる派生版も流行している。 - 挑発ドルイドのビルドは、魔女の刻と肉食キューブのコンボを用いる従来型と、ダ・アンダテイカを用いるタイプに分かれている。
ダ・アンダテイカを採用するビルドが勝率を下げる要因となっていて、それよりもはるかに質が高い肉食キューブを用いる従来型に統一されたら地位が向上するだろう。 - トグワグル・ドルイドの勝率低下は新カードのハッカーの採用が要因であり、これまで通りにアザリナ・ソウルシーフを用いる方が断然強い。
- 新しいコンボ・デッキとして編み出されたゴンク・ドルイドは、現状では勝率が40%程度の下層ランクにとどまっている。
まだまだ試行錯誤の段階であり、その潜在的なパフォーマンスを低く見積もるのは時期尚早かも知れない。
プリーストのメタ・レポート
(使用率: 5.9%)
(使用率: 5.9%)
- アンドゥイン君の「ジャンク品のマスター」の称号は今作でも変わらない。
毎日繰り返される実験とテストによって、非常に多様なビルドが観測されるコンボ・プリーストや断末魔クエスト・プリーストなどは、現時点においては正確な評価を下すことが不可能。 - 最初期はプレイ人口が極めて少なかったが、ビルドが固定化されてきたクローン・プリースト、コントロール・ドラゴン・プリースト、実験台プリーストは、それぞれ成功が認められてからレジェンド帯でも見かけるようになった。
その中では最も強力であるクローン・プリーストに希望が託されている。 - 長期戦向けのデッキでは、全体除去の手段として集団ヒステリーの採用が目立つようになってきた。
- 性悪プリーストは新カードのタランジ王女の採用を試験中。
ストーンヒルの守護者やボーン・ドレイクなどで生成したミニオンの一斉召喚を狙う。
シャーマンのメタ・レポート
(使用率: 5.8%)
(使用率: 5.8%)
- アグロ・シャーマンが新たなアーキタイプとして加わったこと以外は、前環境とほとんど様相が変わらない。
- 約8か月に渡って変化に乏しいシャダウォック・シャーマンが、相変わらず最も高い人気を誇る。
やはり前環境と構成に変化がない偶数シャーマンは、散見されるにとどまっている。
両デッキとも、「天下一ヴドゥ祭」の新カードは1枚も採用していない。 - それでもシャダウォック・シャーマンは、キングスベイン・ローグのカウンターとなるなど、大会用のデッキとして活躍が見込める。
偶数シャーマンは、苦手な相手が少なく、全般的に戦えるラダー用のデッキとして活躍できる。
ウォリアーのメタ・レポート
(使用率: 3.5%)
(使用率: 3.5%)
- 前環境に引き続き、現環境で最も使用率が低いクラス。
確固たるアーキタイプは、新しいドラゴン種族のツールを取り入れた奇数ウォリアーだけという現状。 - その奇数ウォリアーも、ランクが向上するにつれてキングスベイン・ローグなどのカウンター・デッキと相対する事態が増えて、勝率を低下させている。
- バクを用いないドラゴン・ウォリアーが散発的に出現している。
急襲ウォリアーはまだ発展途上にあり、「天下一ヴドゥ祭」の新カードの過剰使用に苦しんでいるのかも知れない。 - デスナイトたちのローテーション・アウトを切に待ちわびているクラスの一つ。
ミッドレンジ以上に重いウォリアーのデッキでは、終盤戦以降に無尽蔵のリソースを生成し続けるデスナイトに対抗しきれない。