12月20日に5種のカードの弱体化が施行されました。
突然の環境変化に対して速報した、Vicious Syndicateのレポートの簡易的なまとめを追加掲載します。
ハンター
ローグ
- キングスベイン・ローグが新環境を生き残れるとは思えないが、奇数パラディン、シャダウォック・シャーマン、ドルイド・コンボが去った以上は、ローグのコンボの戦術全てが終わりとなった訳ではない。
クエスト・ローグの復権もあり得る。 - すでに高い強度が認められていた奇数ローグは、障害となっていたドルイドと奇数パラディンの脅威から解放された。
フックタスク船長を採用して上向きになりつつあるテンポ・ローグにも要注目。
パラディン
ウォーロック
ドルイド
プリースト
- 復権の手がかりがいくつか生じる状況となった。
大流行が予想される各種ハンターに対しては、全体除去の心霊絶叫を備えるクローン・プリーストがカウンターに。 - 異常な量の装甲を積むドルイドの死亡は、影刈アンドゥインをフィニッシャーとするコントロール・プリーストの上昇の可能性を高める。
不安定な実験台APMプリーストも、これにメタが十分にプレッシャーを与えきれない内は、その隙を突くことで成功できそう。
シャーマン
- 4月からずっと頼りっぱなしだったシャダウォック・シャーマンが去り、この2週間で新しいアーキタイプも確立されなかったことから、シャーマンへの期待は総じて乏しい。
ミッドレンジ・タイプのシャダウォック・デッキも後継になりそうもない。 - しかしながら、偶数シャーマンの強度がより高まりそうであることは朗報。
元々ハンターには強い上に、新たに流行が予測される偶数パラディンとの対戦も得意としていて、さらには立ちはだかる壁であった拡がりゆく虫害が消え去った。
メイジ
- 日に日に奇数メイジが衰えて希望を失いかけていたメイジにとっては、この環境の変化はチャンスの再到来と捉えられる。
- 奇数メイジの、より攻撃的なビルドへの転換を提言する。
はびこっていた奇数パラディンに対しては有用ではなかった強化版ヒーローパワーを、今こそ序盤の盤面の制圧手段として活用してみるべき。
ウォリアー
- シャダウォック・シャーマン、トグワグル・ドルイド、キングスベイン・ローグなどの天敵が退場した現在の奇数ウォリアーは、ランクの向上が大変期待される。
その鍵を握るのは他の「無限リソース系」デッキの動向であり、クエスト・ローグ、デスナイトOTKパラディン、実験台APMプリーストなどが成功しないよう祈るばかりとなる。 - 急襲ウォリアーも参戦できる時期になったと判断している。
革新に積極的であれば、現環境では一押しの躯の駆り手を入れるビルドを試してもらいたい。