プリーストのメタ・レポート
(使用率: 13.79%)
(使用率: 13.79%)
- クローン・プリーストとコントロール・プリーストがいずれも「Tier 2」レベルまで格上げされたプリーストは、ハンター以外の8クラスの2位争いにおいて勢いを増している。
最大の難点は、いずれのプリーストのデッキも、流行している秘策ハンターとミッドレンジ・ハンターに対しては全般的に弱いこと。
一方で実験台APMプリーストは徐々に姿を消しており、その他のプリーストのデッキと同じく埋没の道をたどっている。 - クローン・プリーストが「Tier 1」までには到達できない最大の要因は、いくつかの不利マッチがとことん不利であること。
主流デッキのミッドレンジ・ハンター、偶数パラディン、奇数ローグと相対すると、ほぼ何もできずに絶望する他ない。 - コントロール・プリーストは、戦略からデッキの構築まで幅広く選択肢があり、柔軟性が高いデッキ。
現環境において最もプレイ・スキルを試される高難度のデッキでもある。 - メタがテンポ重視の環境に少しずつ移行しているために、盤面クリアの手段となる集団ヒステリーの採用率が以前よりも格段に上昇した。
パラディンのメタ・レポート
(使用率: 12.74%)
(使用率: 12.74%)
- 大幅な改革が起こったクラスの一つ。
デスナイトOTKパラディンが予想以上に台頭したことが特筆すべき事項。
シャダウォック・シャーマンやキングスベイン・ローグといった長期戦用デッキのライバルが環境から排除され、頻出する呪文ハンターを叩けることがその要因。 - 全般的にハンターに対して強いがゆえに、天敵の拡がりゆく虫害が去った現在は、「ハンター・メタ」の環境を楽しんでいるクラスでもある。
特に「ハンター・キラー」と認識されている奇数パラディンは、レベルアップ!の喪失によって一時的に休止したものの、フロストウルフの将軍などでそれを補うことによって、ハンターを狩りまくっては再び上位に返り咲いている。 - 全体的には偶数パラディンが最も有力であるものの、現状では「対ハンター」に特化している奇数パラディンの再起の方が話題的にも目立っている。
多方面に対してフレキシブルに戦えて、弱点が少ないことが偶数パラディンの強み。
ウォーロックのメタ・レポート
(使用率: 10.12%)
(使用率: 10.12%)
- ズー・ウォーロックは、得意としていたドルイドの全デッキとシャダウォック・シャーマンが去ったことによって、一気に格下げされた。
全てのハンターと長期戦向けプリーストに対して相性が悪い偶数ウォーロックも伸び悩んでいる。
奇数ローグと奇数ウォリアーのプレイ人口が高まるにつれて、このウォーロックの2デッキはさらに苦しむことになる。 - バランス調整後はキューブロックが最もシェアを伸ばしている。
パワー・レベルのポテンシャルが未知数ながらも、メックトゥーン・ウォーロックというアーキタイプがレジェンド帯では実験され始めている。
ローグのメタ・レポート
(使用率: 9.13%)
(使用率: 9.13%)
- キングスベイン・ローグが大幅にシェアを落とした代わりに、奇数ローグがクラスを代表するアーキタイプに。
バランス調整直後には、ドルイドと奇数パラディンの没落が奇数ローグの躍進につながり、「メタ・ブレイカー」として活躍した。
プリーストの台頭は奇数ローグにとって追い風になるものの、奇数パラディンの復活が逆風になるという現状。 - テンポ・ローグは下層デッキの中でも伸びしろが十分にある。
なぜならば、採用されるべきフックタスク船長を採用しないテンポ・ローグが、その勝率を大幅に落としているから。
フックタスクが入ったテンポ・ローグの勝率の高さはデータ上でも明確にあらわれている。 - クエスト・ローグは、天敵である奇数パラディンの弱体化後に、得意とする長期戦向けデッキ群の台頭を望んだが、その長期戦向けデッキは予想以上に伸び悩んだ。
苦手なハンター・デッキ一色となったばかりか、天敵の奇数パラディンも復活する始末。