ハンターのメタ・レポート
(使用率: 16.4%)
(使用率: 16.4%)
- もともと強力だった上に弱体化の影響を受けなかったため、バランス調整後には使用率がかなり上昇した。
今では最強のハイランダー・デッキとなり、様々なランク帯において愛用されている。 - 依然として下位から中位のランク帯では高い勝率を誇るが、高ランク帯では競り負けるケースが増え始めた。
優位を得ていたコントロール・デッキとの対戦が減り、展開が速いメタについていけていないことが要因である。
幸いにも柔軟性が高いデッキであるので、重いカード(サバンナ・ハイメインなど)をミッドレンジ向けのカードに置き換えるなどの修正が容易であり、実際にそのようにする微調整が観測されている。 - 戦闘をスムーズに展開させる偉大なるゼフリスがいかに有用であるかは言うまでもなく、恐竜使いブランのパンチ力もまた強大である。
それらを手札に確保できない試合においては決定打不足に陥りやすい。
- 得意としていたメイジ戦の激減は、このデッキに大きなネガティブ要素をもたらした。
- 新種のアグロ・デッキであるマーロック・パラディンとアグロ・ウォリアーに対しては引き続き苦戦している。
第5ターンでの登場!マーロック鮮鯛の対抗策が皆無であり、アグロ・ウォリアーの盤面制圧力に対しては超電磁能力を発揮できない。 - 代わり映えがしないのでプレイが退屈に感じるかも知れないが、バリューを過剰に求める遅攻型のデッキを処罰するには今なお最適な存在である。
デッキが洗練され尽くしているので、構築時にあまり悩む必要がないことも利点といえば利点か。
- 楽しくプレイできる、競争力がないデッキ。
Firebat選手がこれで100位まで到達できたのは、ひとえに彼の尋常ならざるスキルと多少の幸運によるものであり、常人がまねをしても同じ結果にはたどり着けないだろう。
そのFirebat選手自身も、クエスト・ハンターをグランド・マスターズに提出しない意向をすでに示している。
パラディンのメタ・レポート
(使用率: 14.6%)
(使用率: 14.6%)
- パッチ後の環境の先頭を走る存在。
メイジの衰退も大きな推進力になった。
レジェンド・ランクへ登りつめるための最適な手段である。 - 今後も人気が高まり続けるだろうが、それに伴って、これまでは不十分だったマーロック・パラディンの抑止策も増えていくだろう。
シャーマンとウォリアーは大きなカウンターになり得るクラスである。
- パッチ後に大幅に改善されたとは言いがたく、相変わらずマッチアップの相性差が極端であることから、安定して上位に進出する足がかりをつかめていない。
やはり、アーキタイプの流行具合に大きく左右されることになる。 - クエストの達成条件に指定された蘇りミニオンたちの強度がそれほど高くないことが、伸び悩む別の要因になっているのだろう。
実際に達成した後のヒーローパワーは、蘇りよりもメカの複製の方に重点が置かれている。
- 様々な低コスト・ミニオンの収集能力を主力とする、新種の攻撃的なミッドレンジ・デッキ。
それらに強化を施して、中盤戦あたりで相手を打ち負かすことを目指す。 - ハンドロックのように手札のミニオンを増やしまくる性質なので、手札の枚数とシナジーがあるトワイライト・ドレイクや山の巨人を併用することが特徴的である。
まだ十分な実績を残せていないが、目新しいアーキタイプであるため、異なる側面からラダー戦を楽しみたい場合にはおすすめできる。
- 多くのプロ選手たちがこのコンボ・デッキの復権を果たそうと試みている。
主なターゲットであるコントロール・デッキの展開がさらに遅くなったことや、天敵である爆弾ウォリアーの人気下落が好材料になると予測されていた。 - しかしながら、実際の勝率や評価は高まることがなく、実験の熱意は徐々に薄れつつある。
速攻系の活躍が目立つメタにおいては、ラダーで一貫して成功できる可能性は低い。
ウォリアーのメタ・レポート
(使用率: 11.6%)
(使用率: 11.6%)
- バランス調整の影響は直接的に受けていない。
唯一かつ最大の敵であったコントロール・ウォリアーが首位から脱落したことや、序盤戦から圧倒できるクエスト・ドルイドの増殖などが追い風となっている。
メタの変化によって相対的に地位が上昇したアーキタイプ。 - ラダー向けデッキの有力な選択肢の一つとなるまでに至っていて、いずれはウォリアーを代表するデッキに成り代われるかも知れない。
仮にズー・ウォーロックなどの盤面重視のアーキタイプが隆盛することになったとしても、乱闘などで対応するという除去オプションを豊富に抱えている。
- だからと言って、コントロール・ウォリアーの有用性がゼロになった訳では決してない。
現在のメタは全体除去を最大限に活用するアーキタイプに対して好意的であり、アグロが台頭したりメイジが没落する情勢は歓迎されるべきプラス材料だ。
人々が期待したほどの弱体化までには達しておらず、相変わらずメタの中で重要なポジションについている。 - 狂気の天才ドクター・ブームのコスト増は、いったん終盤戦まで試合がもつれた場合にはさほど影響がない。
発動後には、これまでと変わりがないヒーローパワーと急襲能力によって容易に試合の優位性を取り戻せる。
- 再躍進の可能性は残しているものの、現メタにおいては防御面での不安が広がっている。
せっかく他クラスがうらやむほどの除去カードを豊富に所持しているというのに、デッキの性質上、それらの組み入れを断念せねばならない。
攻撃的なデッキの流行が収まるまでは、固定され続けてきた従来型のビルドの構成を改める必要があるかも知れない。 - ハイランダー・デッキのカウンター役となることを期待されていたが、ハイランダーが予想以上に活躍しないばかりか、絶好調であったハイランダー・メイジが崩壊してしまった。
今後は、大会においてメタの隙を狙うような役割があるかどうか、という立ち位置になるのではないか。
ドルイドのメタ・レポート
(使用率: 10.3%)
(使用率: 10.3%)
- クエスト型の中では、クエスト・シャーマンに次いで二番目に高い人気上昇率が計測された。
今回のパッチによって、最も強力なアーキタイプの一つとなるまでに至っている。 - 第5ターンにルナのポケット銀河系が発動されると絶望するしかないシーンが激減したことも躍進の要因となった。
そのメイジの衰退に伴い、マリゴス型のビルドを採用する理由がなくなっている。 - 環境内では様々な構築の種類と勝利条件が混在しているアーキタイプである。
そのことは、まだ改良の初期段階にあることを示している。
カード・サイクルが速い特性から、フィニッシャーとしてシェフ・ノミを用意したり、ノミよりも少し早い段階から能力を発動できる偉大なるゼフリスや覚醒者エリーズを起用するケースが相次いでいる。
- 全体的な勝率と安定度は決して低くないが、現在は「Tier 1」に上り詰めたクエスト・ドルイドの方に人気が集中している。
新規のツールが追加されずに新鮮味が欠けていることも、人気が高まらない明確な原因だ。
爆弾メック・ハンターと共に、作成費用の安さは魅力である。