ローグのメタ・レポート
(使用率: 10.6%)
(使用率: 10.6%)
- 新拡張から得られたツールが他のアーキタイプと比べて少ないので、開幕直後から人気度が激減した。
確実に強力だと言える新カードはファラオの愛猫だけ。 - これまで低人気だったので開発の進行度が遅れているが、ウォリアー戦以外のマッチアップは良好なようであるため、向上の可能性を多分に残している。
同じく低人気だったという理由のために、対戦のサンプル数が少なく、実際のパフォーマンスを正確に計測できていない。 - 終盤戦用のツールを一切排除して、デッキを全体的に軽量化することがトレンドとなっている。
懸念されていた鉤付きシミターとワグル・ピックの共存も問題なく、それぞれ2枚ずつ採用されている。
シミターはほとんどの場面においてコンボ能力を発揮し、「3マナ8ダメージ」を成立させている。 - ヘンチ・クランのゴロツキや、凍結光線を受け付けないフェアリードラゴンは、対メイジの戦力として優れている。
どちらも対ウォリアー戦では弱く、その対戦においてはチョッキンガーや致死毒が欲しいところである。
- その楽しさと目新しさによって、開幕直後から大きな人気を博している。
テス・グレイメインを据えるビルドが主流だが、テンポ型からハイランダー型までもが存在し、確固たる構成が定まるまでには時間がかかりそう。 - ウォリアー戦に苦しんでいるのであれば、テス・グレイメインをトグワグルの計略で増やすコンボが特効薬となる。
失敬よりも掏り取りの方が有用。
貌を蒐めるものとブライトウィングは、クエストの進行とテス・グレイメインの召喚能力の強化を両立できる。 - テンポ・ローグとは異なり、高い人気に比しては全体的なマッチアップがあまりよろしくない。
改良の選択肢が豊富にありながらも今後の見通しが暗そうであることも、テンポ・ローグの様相とは正反対となっている。
ドルイドのメタ・レポート
(使用率: 8.4%)
(使用率: 8.4%)
- 前環境とほぼ不変でありながらも引き続きランク入りを果たしている。
まだまだ戦えるが、新拡張のカード・パワーはかなり高く、それを採用していないために相対的には強度が衰えている。
- 環境初期に猛威をふるったデッキの一つだが、実際にはかなり不安定なアーキタイプであり、その魅力的な報酬から勝ち筋を導き出せていない。
全般的には速攻系のアグロと高バリュー系のコントロールに対して苦しみ、テンポ系のミッドレンジを駆逐することがメタ内での役割となっている。 - セナリウスですら不足する終盤戦用の決定打を、各種コンボで補うビルドも模索されている段階にある。
ドリームペタル栽培師で低コスト化したマリゴス、プルンプルン・フループ、月の炎2枚の各手札を、覚醒者エリーズでコピーするマリゴス・コンボがいま最も試されている。 - セナリウスとファオリス王で相手の全体除去を釣り出しておいて、覚醒者エリーズでシェフ・ノミとプルンプルン・フループを手札内でコピーし、ノミを4回発動させるというコンボも。
こちらは対ウォリアー戦において特に優れている。
プリーストのメタ・レポート
(使用率: 7.4%)
(使用率: 7.4%)
- 傷を負ったトルヴィア、冥界の導き手、大祭司アメトの登場によって、早期のミニオンの大型化をより遂行しやすくなった。
体力が2であるライトウォーデンや、体力が1となる蘇り後のミニオンを、大祭司アメトの能力によって保護することも可能となっている。 - 新環境の開幕からまだ日が浅いが、このアグレッシブなビルドは一貫性が確立されていて、すでに改良の余地があまり残されていないように感じられる。
聖なる波紋は対アグロ戦における有効的な全体攻撃だが、ウォリアーとメイジとの対戦ばかりであるならば交換も検討される。
沈黙効果は一様に過大評価されており、1枚の大いなる解呪を用意している理由は、とどめの場面で敵のウォリアーが従える複数の挑発を一斉に解除することである。 - 現在のところ、弱点が少なく上位デッキとも渡り合えているので、「Tier 2」の評価ながらも今後は大いに向上する可能性がある。
高ランク帯ではすでに使用率が高まり始めており、普及とともにプレイヤーの習熟が進めば、メタ・ブレイカーのような存在になれることだろう。
- 他のクラスのデッキがどんどん改良されていく中で、開発面で遅れを取っている。
残念なことに、最上位のランク帯ではパフォーマンスが安定しない。 - 攻撃的なデッキに対しては総じて弱いことも評価を下げる一因となっている。
しかしながら、まだまだ改善される可能性は間違いなくあるだろう。
ウォーロックのメタ・レポート
(使用率: 6.8%)
(使用率: 6.8%)
- 邪悪な取引、悪党同盟の人事担当、暗黒のファラオ・テカーンの手先パッケージに加えて、ネフェルセト・スラッシャーと病魔のハゲタカの尋常ならざるテンポ製造器が発表されたことから、誰もがズーの強化をリリース前から期待していた。
そして実際に全体的な好調を続けていたのだが、多大な人気を誇るようになったウォリアーとメイジのコントロール・デッキを崩せないことが大きな足かせとなっているようだ。
パワフルなカードはいずれも、他のカードによるタイムリーなサポートを必要とするため、それらのパフォーマンスを最大限まで引き出せていないことも惜しまれる。 - 仮にコントロール・デッキが衰退するような事態が起これば、評価が急上昇する可能性が高い。
逆に、不利マッチのケースが増加するようであれば、良デッキのまま中位以下に甘んじる可能性も。
- 今作の「お楽しみデッキ」の一つ。
競技性はない。 - 回復手段が乏しい環境下で何とか生き延びたとしても、実行できる終盤戦のパワー・プレイは他クラスのそれと比べて貧弱である。