カードをプレイする際に発動される効果の内容は、カード・テキストに記述されています。
その記述内で、特定の効果の内容が、短い単語にまとめられている場合があります。
例えば、「1ターンの間に2回攻撃できる」という効果は、「疾風」という一つの単語で表現されています。
このような特定の効果を表す専門用語は、キーワードと呼ばれています。
キーワードは、カード・テキスト内で太字で記述されています。
そのキーワードの全てを説明します。
※2018年4月に「激怒」のキーワードは廃止され、この能力の表現は「ダメージを受けている間は~」というテキストに統一されました。
場に存在する限り、自分の呪文カードのダメージ量が増えます。
例えば、「呪文ダメージ +1」を持つミニオンが自軍にいると、自分のファイアーボールが与えるダメージ量が6から7に増えます。
呪文以外のダメージ効果や、回復効果には適用されません。
隠れ身を持つミニオンは、対戦相手が直接攻撃や呪文の対象として指定することができません。
全体攻撃やランダム攻撃などの、対象を選択しない効果を被ることはあります。
隠れ身を持つミニオンがダメージを与えると、隠れ身は消失します。
自軍に挑発を持つミニオンがいる場合、対戦相手は、ミニオンやヒーローで直接攻撃をする際に、その挑発ミニオン以外を対象として指定することができません。
挑発ミニオンを除去しないと、他のキャラクターに直接攻撃をすることはできません。
複数の挑発ミニオンがいる場合は、そのいずれかを直接攻撃の対象として指定できます。
(※補足: 直接攻撃とは、ミニオンや武器装備中のヒーローによる攻撃行動を意味します。)凍結したキャラクターは直接攻撃ができなくなります。
実際に攻撃が1回休みとなった状態から次のターンを迎えると、凍結は消失します。
(※補足: ミニオンは、凍結中でも直接攻撃を受けると相手にダメージを与えます。)セットされた後に、対戦相手のターンで特定の条件が満たされると、記述されている効果を発動します。
その条件が満たされるまで秘策はセットされ続け、一度効果を発動すると消失します。
こちらが秘策をセットしたことは対戦相手に通知されますが、それが何の秘策であるのかは通知されません。
アドベンチャー「リーグ・オブ・エクスプローラー」で追加されたキーワードです。
発動されると、記述されている内容のカードがランダムに3枚提示され、その中の任意の1枚を選んで手札に加えることができます。
拡張セット「仁義なきガジェッツァン」で追加されたキーワードです。
召喚されるたびに、ステータス値が+1/+1となって配置されるミニオンです。
「翡翠のゴーレムを召喚する」という能力が発動されると、最初に1/1のゴーレムが召喚され、次以降は2/2、3/3、4/4、5/5…と召喚時のステータス値が増えていきます。
拡張セット「大魔境ウンゴロ」で追加されたキーワードです。
発動すると、以下の付与効果の中から3つがランダムに提示されます。
その内の1つをプレイヤーが選びます。
選んだ効果がミニオンに付与されます。
- +1/+1
- 攻撃力+3
- 体力+3
- 聖なる盾
- 疾風
- 挑発
- 断末魔: 1/1の植物を2体召喚する
- 呪文とヒーローパワーの標的にならない
- 次の自分のターンまで隠れ身を与える
- このミニオンからダメージを受けたミニオンを破壊する
拡張セット「大魔境ウンゴロ」で追加されたキーワードです。
発動すると、秘策のように、ヒーローのポートレイトにセットされます。
セットされた発動条件を満たすと、大変強力な報酬がもたらされます。
例えば、目覚めよ創造主をプレイすると、「7体の断末魔ミニオンを召喚する」というクエストが自分のヒーローにセットされます。
その条件を満たすと、報酬として、希望の番人アマラという超強力なミニオンカードが手札に加えられます。
拡張セット「凍てつく玉座の騎士団」で追加されたキーワードです。
この能力を持つカードがダメージを与えると、与えたダメージの量だけ自分のヒーローの体力が回復します。
ミニオンである場合は、自身の攻撃時だけでなく、攻撃されて反撃した際にも回復能力をもたらします。
拡張セット「妖の森ウィッチウッド」で追加されたキーワードです。
この能力を持つカードをプレイすると、プレイしたターンの間だけ存在する、そのカードのコピーが手札に1枚加わります。
すなわち、プレイしたターンの間は、そのカードを繰り返し何回でもプレイできることになります。
拡張セット「妖の森ウィッチウッド」で追加されたキーワードです。
この能力を持つミニオンは、場に出たターンからミニオンを攻撃できます。
突撃とよく似た能力ですが、それとは異なり、出現したターンの間はヒーローを攻撃することができません。
拡張セット「博士のメカメカ大作戦」で追加されたキーワードです。
この能力を持つミニオンは、そのまま召喚するか、自陣にすでに存在するメカ種族のミニオンに強化を施すかを選択できます。
強化を施すことにする場合は、その超電磁を持つミニオンの攻撃力と体力が強化対象のステータス値の付与となり、残りのカードテキストも追加能力として対象に付与されます。
強化を施したい場合は、対象のメカの左隣に超電磁ミニオンを召喚します。
場にいるメカの右隣に超電磁ミニオンを召喚すれば、強化の付与ではなく普通に召喚することができます。
2018年10月に適用されたパッチ「12.2」で追加されたキーワードです。
この能力を持つカードがデッキから引かれると、その時点で自動的にプレイされ、記述されている能力が発動されます。
そして自動詠唱を持つそのカードは消失し、改めてデッキからカードが1枚引かれます。
2018年12月の時点においてはコレクションとして収集できる自動詠唱カードは存在せず、ファルドライ・ストライダーなどの特定の能力がデッキに混ぜるカードだけが有しています。
拡張セット「天下一ヴドゥ祭」で追加されたキーワードです。
この能力を持つカードが、自分のターンに攻撃して対象の体力を超えるダメージを与えた場合に、記述されてある能力が発動されます。
血祭を持つミニオンは、ミニオンと同士討ちになって死亡したとしても、過剰ダメージを与えて攻撃対象のミニオンを破壊していたら能力を発動します。
もし全体攻撃が血祭を得ている場合は、過剰ダメージを与えて破壊したミニオン1体ごとに、その数だけ能力を発動させます。
拡張セット「爆誕!悪党同盟」で追加されたキーワードです。
複数存在する1/1/1のミニオンたちであり、コストに比してはやや強い雄叫び能力を有しています。
例えば、「悪の手先1体を自分の手札に追加する」という能力は、この5体の中からランダムに選ばれた手先ミニオン1体を生成して手札に加えます。
拡張セット「爆誕!悪党同盟」で追加されたキーワードです。
双呪文を持つ呪文カードをプレイすると、その呪文と全く同じ能力を持つ呪文カードが1枚手札に加わります。
手札に追加されたその呪文の方は双呪文のキーワードを持たないので、合計2回までの同じ呪文のプレイが可能となります。