Icy Veins – GamesCom Interview: Hearthstone Observer Mode Coming Soon
「ChanmanV」ことChris Chan氏が配信するHearthstone番組の「Value Town」が最終回を迎えました。
そこに、Hearthstoneのシニア・ゲーム・デザイナーのMike Donais氏が出演しています。
そこでの質疑応答の模様をHearthPwnがまとめています。
また、Icy Veinsは、先々週に開催されたGamescom 2014で、Hearthstoneのシニア・ゲーム・プロデューサーのYong Woo氏に独自のインタビューを行いました。
これらの内容の中で、主要な新情報を要約して掲載します。
- 次の拡張セットの新カードは100枚程度です。
ゲーム内のショップでは、既存のカード・パックと新しいブースター・パックの2種類が販売されるようになります。 - Arenaのカード・ドラフト制度を用いた大会の開催を促進する方法を探っています。
- Deathrattleの能力へ対抗するために、Silenceを発動するカードを増やすべきではないと思っています。
Deathrattleの能力へ対抗する新カードが必要ならば、それはDeathrattleだけに直接影響する能力を持つカードとなります。 - 観戦モードはコミュニティが最も望んでいる新要素であり、開発陣は最優先事項として、これの搭載に取り組んでいます。
- 試合のリプレイや2対2の対戦モードの搭載も検討中ですが、優先度は高くありません。
- Battlecry、Deathrattle、Divine Shieldといったカードのメカニズムに、新しいものを加える予定はまだありません。
- 各プレイヤーの戦績を公開できるプロファイル・システムを作る予定です。
- 将来にはデッキ・スロットの数を増やすかもしれません。
Twitter – Ben Brode (@bdbrode) 2014年8月21日
新カードのKel’Thuzadが場に出ているときの、以下の不可解な現象はバグであることが開発陣から認められました。
- Baron GeddonやRagnaros the Firelordのダメージなどによって、ターンの終了時にKel’Thuzadが破壊されると、破壊されたKel’Thuzad自身がHealthを全回復したうえで蘇生される。
- Demolisherのダメージなどによって、ターンの開始時にMinionが破壊されても、破壊されたMinionの陣営にいるKel’ThuzadがそのMinionを蘇生しない。
これらのバグの修正作業が継続されているとのことです。
マイナビニュース – Amazon.comがTwitchを9億7000万ドルで買収、Googleに競り勝つ
ITmedia ニュース – Amazon×Twitchで何が起こるのか
TechCrunch – Amazon、Googleを退けてゲーム・ストリーミングのTwitchを買収―金額は9.6億ドル
GIGAZINE – AmazonがGoogleを退けてゲーム実況サービスTwitchの買収に逆転成功
WirelessWire News – ゲーム動画ストリーミングのTwitch、けっきょくアマゾンが買収へ
インターネット小売り最大手の米Amazon.comは、動画配信サービス「Twitch」を展開しているTwitch Interactiveを買収することで同社と合意したと8月25日に発表しました。
買収金額は9億7000万ドル(約1,010億円)で、現金で支払われるとのことです。
買収は2014年度内に完了される見込みです。
Twitchは、世界的な人気があるゲーム動画配信サービスです。
Hearthstoneの著名なプレイヤーの多くも、TwitchでHearthstoneのプレイ動画を配信しています。
Twitchは、サービス開始からの3年間で急速に登録ユーザー数を伸ばし、ゲームの動画配信が広告主にとって魅力的な成長著しい分野であることを周知させました。
これに目をつけた米Googleは、同社の動画配信サービスの「Youtube」を強化するために、Twitchの買収を計画しました。
GoogleによるTwitchの買収が合意目前とも報じられていたために、突然のAmazonによるTwitchの買収成立の発表は、世間に大きな衝撃を与えています。
また、AmazonがTwitchを買収すること自体が意外であるとも報じられています。
では、なぜAmazonはTwitchを買収したのでしょうか。
その理由が以下のように報じられています。
– Amazonはこれまでにもタブレット端末「Kindle Fire HDX」、高性能STB「Fire TV」、スマートフォン「Fire Phone」を立て続けにリリースするなどゲーム関連事業への積極的な投資を続けており、ゲーム市場の将来性を高く見積もっていることは明らかです。(GIGAZINE)
逆に、Twitchが売却先企業にAmazonを選んだ理由については以下のように報じられています。
– トゥウィッチにとっては、アマゾンへの事業売却で、「Amazon Web Services」(AWS)活用によるサービスのスケール拡大を容易に進めることが可能になるといったメリットが考えられる。またThe Vergeは関係者の話として、トゥウィッチがアマゾンを選んだのは、アマゾンが買収後も同社の自治を尊重し、ゲームや動画の分野で重要な役割を与えると考えたからなどとしている。この関係者は、グーグルに買収された場合には、YouTubeとの兼ね合いから、トゥウィッチが格下に位置付けられる可能性があったと説明している。(WirelessWire News)
– 動画配信サービスで支配的な地位を確立しているYouTubeにTwitchが合流することで独占禁止法に抵触する可能性が浮かび上がり、そのリスクをTwitch・Google双方が嫌ったと見られています。(GIGAZINE)
Amazon傘下のTwitchとなることで、Twitchにどのような変化がもたらされるのかは公式に発表されていません。
Twitchの今後については以下のように報じられています。
– Twitchは急成長するサービスをグローバル規模で支えられるインフラを必要としており、またユーザーがプレイしている様子を配信したゲームに使われている音楽などの著作権問題にも直面していた。YouTubeはそうした課題を解決できる理想的な組み合わせと見られた。一方Amazonはインフラを提供できるものの、ユーザーが公開するコンテンツの著作権問題を解決する力は未知数だ。(マイナビニュース)
– Twitchの共同ファウンダー、Emmett Shearは来月サンフランシスコで開催されるTechCrunch Disruptに参加予定だ。そのときにさらに詳しい話が聞けるものと期待している。(TechCrunch)