コスト2で、手札にあるランダムなミニオン1体に+2/+2を付与します。
付与する対象を選ぶことはできませんが、強化がより有効となるようなミニオンが多数いるときに発動させると、対象を特定しやすくなります。
例えば、手札のミニオンがドッペルギャングスターと超うざい調剤師だけである場合は、先に超うざい調剤師を召喚してから発動すると、強化がより有効となるドッペルギャングスターに+2/+2が付与されるようになります。
留意点は、「+2/+2」という強化が固定値であるため、終盤戦が近づくにつれて相対的に効果が見劣りし始めることです。
手札が尽きてミニオンカードを引けない事態になると、完全に効果を発揮することができなくなります。
長期戦はやや不得意であると考え、なるべく早期に倒しきることを心がけます。
ステータス値の強化がより有効となるミニオンの一覧を以下に掲載します。
コスト4で、翡翠のゴーレム1体を召喚します。
他のゴーレム召喚能力と同様に、召喚するたびに現れる翡翠のゴーレムが+1/+1ずつ強くなっていきます。
最初の召喚では1/1の翡翠のゴーレムが現れますが、2回目の召喚では2/2、3回目では3/3と、そのステータス値はどんどん高まっていきます。
5/5以上の翡翠のゴーレムを製造できるようになったら、コストに比しては強いミニオンを召喚できるヒーローパワーになります。
中盤戦以降は、どのタイミングからゴーレムを製造し始めるのかを見定め、なるべく早期にゴーレムの量産体制を整えます。
大器晩成型の能力であるため、長期戦になるほど有利となります。
留意点は、他のゴーレム召喚能力とつながることです。
すでに他の能力によって翡翠のゴーレムを召喚していると、このヒーローパワーによる召喚は、その続きとなるステータス値をゴーレムに与えます。
第4ターンからのヒーローパワー発動をスムーズに行えるよう、低コストのゴーレム召喚能力を最初の手札として求めるといいでしょう。
翡翠のゴーレムを召喚する能力を持つカードの一覧を以下に掲載します。
コスト2で、ランダムなポーションを1枚手札に加えます。
カバールの薬剤師の能力と同じであり、「ガジェッツァン」の全10種のポーション呪文から1枚がランダムに選ばれます。
ランダム性が強いヒーローパワーであり、状況に応じたポーションがうまく醸造されないことも多々あります。
全体攻撃や除去能力をもたらすポーションが手札に加わると大変効果的なのですが、総じて運の要素が大きく影響を与える能力です。
むしろカザカスは、デッキの構成カードが重複しないことを活用して、早期にカザカスや縛鎖のラザなどの強力な能力を発動させることが肝要となるでしょう。
ポーション呪文の一覧を以下に掲載します。
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