「ワイルド・フォーマット」の王者を決める公式世界大会「ワイルド・オープン」が今年も開催されることが公式に発表されました。
過去にリリースされてきた全てのカードが使用可能となる対戦ルールの大会です。
2017年では6月から7月にかけて、第1回の「ワイルド・オープン」が開催されました。
そこでイタリア人プレイヤーのAlb987選手が優勝し、同選手が初代の「ワイルド王者」の称号を手にしました。
日本人プレイヤーのMasinc選手も決勝大会に進出し、ベスト4へ入賞する快挙を成し遂げています。
賞金は前回とほぼ同じで、総額2万5千ドル(約268万円)が用意され、優勝者には8千ドル(約86万円)が贈られます。
地域予選に相当する「ワイルド・オープン」「ワイルド・プレイオフ」を経て、「ワイルド地域大会決勝」「ワイルド世界大会決勝」までの4つのステージで構成されています。
それぞれはアジア太平洋、南北アメリカ、ヨーロッパの3地域で開催されます。
2. 「第1回 ワイルド・プレイオフ」16名 x3地域
3. 「第2回 ワイルド・オープン」256名 x3地域
4. 「第2回 ワイルド・プレイオフ」16名 x3地域
5. 「ワイルド地域大会決勝」8名 x3地域
6. 「ワイルド世界大会決勝」6名 +招待選手2名
「ワイルド・オープン」は最初の予選大会です。
128名が参加するスイスドロー式トーナメントが2つ設けられます(参加者は計256名)。
「ワイルド・オープン」のスイスドローで上位8名に入った選手は、「ノックアウト・サンデー」とも呼ばれる「ワイルド・プレイオフ」に進出します。
スイスドローは2つ設けられているので、計16名が「ワイルド・プレイオフ」に参加します。
「ワイルド・プレイオフ」はシングル・エリミネーションのトーナメントで、上位4名が次の「ワイルド地域大会決勝」に進出します。
「ワイルド・オープン」と「ワイルド・プレイオフ」はそれぞれ2回に分けて実施されます。
したがって、「ワイルド・プレイオフ」から「ワイルド地域大会決勝」に進出するプレイヤーは「4名+4名」で計8名となります。
地域ごとの代表を決める「ワイルド地域大会決勝」もシングル・エリミネーションのトーナメントです。
参加者8名のうち、上位2名が次の「ワイルド世界大会決勝」に進出します。
王者を決定する「ワイルド世界大会決勝」は、アメリカ・カリフォルニア州で実施されるオフライン・イベントになります。
3つの地域から勝ち上がった2名ずつ、計6名に加えて、公式に2名の選手が招待(選考基準は不明)され、計8名の選手が参加します。
優勝者が「ワイルド」王者の称号を獲得します。
なお、最後の「ワイルド世界大会決勝」以外のステージは、全てオンライン・イベントとなります。
https://battlefy.com/2018-hearthstone-wild-open
- 各選手とも、予選には第1回と第2回のどちらにも参加できる。
- 第1回の予選およびプレイオフを勝ち上がって地域大会決勝へ進出した選手は、第2回の予選には参加できない。
- 予選とプレイオフは「Best of 3 / 1 Ban」の対戦ルールで、異なるクラスのデッキを3つ用意。
- 地域大会決勝と世界大会決勝は「Best of 5 / 1 Ban」の対戦ルールで、異なるクラスのデッキを4つ用意。
- オンライン大会の地域大会決勝では、Skypeのアカウントと自分を映すウェブカメラが必要。
- 公式ルールブック(英語)
https://bnetcmsus-a.akamaihd.net/cms/gallery/0f/0FIUL9KHBGZY1518482362658.pdf - アジア地域登録サイトのルール表記(英語)
https://battlefy.com/2018-hearthstone-wild-open/asia-week-1/5a7e52b8106572038e6e0396/info?infoTab=rules - 公式世界大会全般のルールブック(英語)
https://bnetcmsus-a.akamaihd.net/cms/gallery/u3/U3JP7PF6YSVD1515800692329.pdf