強化されるに値するカードもあると思うけれど?
ただ、私たちはカードを修正する際には、大抵は強化ではなく弱体化を施すようにしている。
弱体化と強化は、それぞれ異なる目標を持つ。
強すぎるカードの弱体化は、ゲームの多様性とカード・デザインの可能性を狭めている要因を排除するために行われる修正作業。
対して、弱すぎるカードの強化は、全てのカードの強さを平均化させることを目的としており、開発陣が目指しているゲームの修正ではない。
現時点で弱いと思われるカードは、直接的な強化を施すのではなく、それらを有用に扱うようなカードを追加することによって、利用価値が上がるようにしたい。
あまりフォーカスされていなかったパラディンの秘策カードたちが、謎めいた挑戦者の追加によって使用率が一気に高まったことは最たる例だ。
強化は、思わぬゲーム・バランスの崩壊を招く要因にもなり得る。
また、「弱い」と思われているカードを活用して活躍するプレイヤーが出現する余地を、対戦環境に残したいと私たちは思っている。
ショップを含むゲーム内のインターフェースを、可能な限りにシンプルに保ちたいから。
一応、ブリザードのサイトの公式デジタル・ショップから、過去のセットのパックを購入できる。
「ワイルド」のゴールド販売の要望は少なくないため、その検討が始まることも考えられる。
今度ゲーム内に追加されるコンテンツは、炉端の集いや小さなコミュニティで開催される競技大会をサポートするためのツールに過ぎない。
最近の公式大会のルール形式を機能として盛り込む予定だが、現時点ではサイドボードの要素を搭載することは考えていない。
たった一つのデッキで一発勝負に臨むことになるトーナメントも少なくなく、カードを調整する機会が頻繁(ひんぱん)に生じるとは考えにくい。
しかしながら、コミュニティの意見は広く募集したい。
多数の要望が起こり、それがより良い修正および追加要素となるものならば、検討し始めることはもちろんある。
確かに、Card Backの再配布はコミュニティを大いに盛り上げるだろうが、二度と獲得できない、あるいは獲得が難しい「限定Card Back」としての特別感は失われることになる。
軽々しく再配布をしたら既存の取得者は気分を害するし、取得条件を厳しく設定したら未取得者が気分を害する。
そのバランスを慎重に見定める必要がある。
- 後攻側のハンデを補う手段として「コイン」を与えること以外のアイデアはないの?
- 「クラシック」セットにカードが追加されることはないの?
- ロード・ジャラクサスのようなクリエイティブなメカニズムを持つカードはどのようにして誕生したの?
- カードの変更は弱体化だけでなく強化することはないの?
強化されるに値するカードもあると思うけれど? - 「ワイルド」セットのゴールド販売はしないの?
- トーナメント・モードでサイドボード(試合の合間にデッキを修正するための調整用のカード)を設けることはないの?
- 過去のCard Back(カード裏面デザイン)を再取得できる機会はないの?
- 現在のランク戦におけるキューブロックについて何か思うことはないの?
- デッキのサイズを拡大して例えば60枚のカードのデッキを扱うプレイ・モードを新設する気はないの?
- ランダムに他人の対戦を観戦できるモードを追加することはないの?
フレンドが少ないながらもハースストーンの観戦が好きなのだけれど? - 溶岩の巨人のように弱体化修正を除いて殿堂入りさせるような変更をもっと適用するつもりはないの?