前回との違いは、「妖の森ウィッチウッド」セットのカードが全て登場することと、対戦フォーマットが「スタンダード」であることです。
開始: 2018/06/21(木)06:00
終了: 2018/06/25(月)06:00
開始: 2018/06/21(木)01:00
終了: 2018/06/25(月)19:00
- 全クラスのヒーローが使用可能で、以下のルールに基づいてデッキを作成する。・デッキを構成するカードの枚数は1~30とする。
- デッキのカード総数が30未満である場合は、30となるまでの枚数分だけ「影分身」のカードがデッキに混入される。
- 「影分身」はコストを持たない特殊なカードであり、自分が手札から使用したカードのコピーになる。
自分のターンが終了すると、「影分身」のコピー状態は解かれる。 - 対戦フォーマットは「スタンダード」とする。
今回の酒場の喧嘩は、通常は30に指定されているデッキの構成カードの枚数を、1~30の範囲内で自由に設定できることが特徴です。
30枚に満たない分だけ、今回の喧嘩の専用カードである「影分身」がデッキに加わります。
20枚のデッキで対戦を開始した場合は、合計10枚の「影分身」が自動的にデッキに加わることになります。
「影分身」は、ローグのデスナイト・ヒーローである虚ろのヴァリーラが手札にもたらす特殊カードと同じ働きをします。
コストを持たず、これ単体ではプレイすることすらできませんが、自分が何かしらのカードを手札から使用すると、そのカードのコピーに化けます。
最後に使用したカードがコピーの対象となるため、自分がカードを使用するたびに、「影分身」のコピー内容が変わることになります。
この対戦ルールにおける「影分身」はターンを終えても消失しませんが、コピーは解かれて元通りの状態になります。
したがって、「影分身」のコピー状態を次のターンに持ち越すことはできません。
任意のカードのコピーをプレイできる、融通がきくカードであるため、デッキのマナ・カーブを自在に埋めてくれる存在です。
序盤戦におけるテンポ・ロスの発生を最小限まで抑止できることになるため、低コストのカードを主体とした速攻系のデッキなどは「事故」が起きにくく成功しやすくなっています。
1種類のカードにつき2枚まで(レジェンドなら1枚まで)という制限を超えて、同一のカードを複数回プレイできる手段ともなります。
例えば真言・盾は、「影分身」とマナがある限りはカード・ドローと体力増強を繰り返すことができます。
低コストの強化能力も手札にある「影分身」の枚数分だけ行うことが可能であり、特定のカードの使用を条件とする各種クエストも達成しやすくなります。
「影分身」に関して注意すべき点は、それ単体では役に立たないことです。
手札のカードが「影分身」だけになると、何もプレイできません。
デッキ内に含まれる「影分身」の割合が多すぎると、ロスが発生しやすくなります。
コンボを狙うような戦術をとるのでなければ、「影分身」の数を10枚以下に抑えることが一般的なデッキの構築法となります。
- コレクションとして収集したカードだけをデッキに組み入れることができます。
酒場の喧嘩専用のデッキ・スロットは1つだけです。 - 今回の対戦フォーマットは「スタンダード」であるため、「ワイルド」限定のカードはデッキに組み入れることができません。
ランダムにカードを生成する効果も、「スタンダード」で扱えるカードだけが対象となります。 - 木霊能力を持つミニオンと同様に、ミニオンに付与された強化やコスト減少効果は「影分身」には引き継がれません。
- 「影分身」は、あらかじめ手札にあった場合だけ、直前にプレイされたカードのコピーに化けます。
カードを引く能力によってデッキから引かれた「影分身」は、その時点では何もコピーしていないオリジナルの状態で手札に加わります。 - 容易なテンポの増幅を抑えるためか、後攻側のプレイヤーにコインが配布されません。
後攻には、コインの代わりにもう1枚のカードがデッキから引かれます。
2通りの即死コンボを備えるデッキです。
真言・盾や神授の霊力のプレイの繰り返しで体力を大きく高めたミニオンに、内なる炎をかけて致死量分の攻撃力にするコンボと――
思念撃破と多量の「影分身」をそろえた後に、それらを光熱のエレメンタルの能力によってコストを下げて一気に放出するコンボです。
最初の手札として真言・盾、光熱のエレメンタル、ノースシャイアの聖職者を求めて、コンボ・パーツを集めます。
序盤戦ではノースシャイアの聖職者を「影分身」で複製して複数召喚し、カード・ドローを進めるのも有効となります。
レアリティがエピックである影の幻視を組み入れると、コンボの始動の大きな助力となります。