ビデオ・ゲームの情報サイトであるShacknewsが、ハースストーンの開発スタッフにインタビューを実施しました。
お相手は、お馴染みのゲーム・デザイナーのピーター・ウェイレン(Peter Whalen)氏と、エフェクト・モーションのアーティストであるハディージャ・チェンバレン(Hadidjah Chamberlin)氏です。
このインタビューにおいて、発表されたばかりであるヒーローカード「狂気の天才ドクター・ブーム」の制作秘話などが語られています。
その応答の模様をまとめ上げて以下に掲載します。
「メカメカ大作戦」の舞台背景について
ドクター・ブームについて
ピーター・ウェイレン
- 「World of Warcraft」においては、ネザーストームのクエスト・モブに過ぎない悪者だった。
ハースストーンの「ゴブリンvsノーム」で登場した途端に、彼は手が付けられないほどに大きなキャラクター性を誇るようになった。
- ハースストーンで途方もなく強力なカードだったドクター・ブームは、その強さゆえに、ゲーム内においても強大な悪役としてコミュニティから認識された。
ハースストーンにおける支配的な象徴として、素晴らしいキャラクター性を持つようになった彼は、その存在感が非常に大きくなっていた。 - だから、私たちが科学のデッキをテーマとして扱おうと考えた際に、ドクター・ブームの存在が思い起こされた。
そして、この拡張セットにおける狂気の研究所を彼に任せることにした。
※原作におけるドクター・ブームのストーリー 特別コラム「ネザーストームの歴史」#4: ゴブリンとエリア52
メカの再テーマ化について
ピーター・ウェイレン
- 拡張セットはトップダウン(先にレイアウト全体を決める)で設計されており、今作では科学のデッキを扱うストーリーが採用されたことによって、それに最もふさわしいであろうメカ種族を「ゴブリンvsノーム」以来に再びテーマとした。
- メカを再テーマ化する際に、私たちは何か新しく斬新な要素を組み込もうと考え、超電磁(Magnetic)という機能が導き出された。
超電磁の能力を持つメカたちは、そのまま召喚することもできるし、他のメカと合体させることで強化能力として用いることもできる。
※超電磁能力の詳細情報 カードリスト – 拡張セット #9: 博士のメカメカ大作戦: 「超電磁」能力について
「占星術師ルナ」の能力について