ゲーム内イベントと酒場の喧嘩について
ダニエル・エモンズ
- 誰もが無料の報酬やコンテンツを受け取れる、新しいイベントの「凍てつく玉座の日々」の到来が予定されている。
ゲーム内イベントは好評をいただいていて、私たちもそれらの開催を好んでいる。 - 個人的には、「時をかける酒場」のデザインは大変楽しい作業だった。
そのようなイベントが今後も追加されていくことは確実だ。 - ゲームのメカニズムが酒場の喧嘩のアイデアにつながることもある。
誰かがデスナイト・ローグのヒーローパワーに着目すると、その性能は楽しいゲーム・プレイにつながるのではないかと考えられて、結果として「影分身」という酒場の喧嘩が誕生した。 - 酒場の喧嘩のルールを新たに作成する際には、単純に「デザイン可能な範囲で最もクレイジーなルールは?」と模索することもあるし、「World of Warcraft」などの他のゲームがアイデアをもたらすこともある。
私はビデオ・ゲームのボス戦が好きなものだから、協力型の酒場の喧嘩のルールをデザインした際には、実際のボス戦さながらに、進行するごとにボスが強化されるフェーズ制を導入した。
今夏のベータ版のリリースが予告されていたはずの「トーナメント・モード」について
ダニエル・エモンズ
- 間もなくアップデートのアナウンスが発表され、そこで主要な機能などが紹介される予定なので、ぜひ楽しみにしてほしい。
- ゲーム内に新設されるトーナメント・モードは、様々なプレイヤーにとって様々な意義があることから、完成させるためにはメチャクチャ大変な作業を必要とする。
「World of Warcraft」とのコラボレーションについて
ダニエル・エモンズ
- ハースストーンのオリジナル・キャラクターであった空賊船長クラッグやサー・フィンレー・マルグルトンなどは、逆輸入されるかたちで原作の「World of Warcraft」に登場した。
このようなコラボレーション企画の続編はまだ予定されていないが、私たちが「World of Warcraft」の開発チームとお互いにインスピレーションを得ていることは確かだ。 - 個人的には、「リーグ・オブ・エクスプローラー」セットの世界観やキャラクターたちが「World of Warcraft」の世界で再現されることを望んでいる。
「WoW」の考古学スキルともよく適合するだろうし、エリーズやレノが「WoW」で活躍する場面も見てみたい。
メタ環境や勝率などのデータ・サイトをコミュニティが愛用している現状について
ダニエル・エモンズ
- そのような機能をゲーム内や公式サイトで実装する予定はない。
全体的な観点から計測すると、そうした機能は非常に限られたタイプのプレイヤー(競技志向のプレイヤー)だけに適している要素であるからだ。 - 私たちはフィードバックを常に受け止めているし、一部のタイプのプレイヤーがデータの機能を好んで用いていることも承知している。
要望が拡大すれば当然検討し始めることになるが、現時点においては、それらを公式サイドで用意するまでに至るような状況ではない。