「リーグ・オブ・エクスプローラー」と共に、命がけの冒険へ――
古代の秘宝を発見するため、アゼロスで最も謎めいた考古学的史跡に挑む!
著名なトレジャーハンターであるブラン・ブロンズビアードが率いる、優秀なる冒険考古学者たちで構成された探検隊と共に、計り知れない価値を持つ古代の秘宝「起源の杖」の破片を求めて旅立とう。
だが気をつけろ、かの秘宝を狙っているのは君たちだけではない。秘宝の気配を嗅ぎつけて、悪党どもも動き出した。「起源の杖」を悪の手に渡してはならない!君の絶妙なカードプレイで、ヤツらの先を行くのだ!
探検家の帽子を被り、最高のカードを詰め込んで、いざ、冒険へ!
「リーグ・オブ・エクスプローラー」(原題:League of Explorers)は、ハースストーンのアドベンチャー・モードの第3弾です。
2015年11月13日(日本時間)にリリースされました。
World of Warcraftの冒険者ギルド「エクスプローラーズ・リーグ」の活動をテーマにしたコンテンツです。
World of Warcraftの世界に存在する遺跡や廃墟などが舞台となります。
奥深く進入するごとに、古代の秘宝を守ろうとする罠や仕掛けが待ち受けています。
それらから脱出するなどの冒険ドラマを体験できます。
コンピューターが操るボスと戦う、1人用のプレイ・モードであるアドベンチャー・モードのコンテンツです。
4つのエリアに分かれていて、1週間に1つずつ、計4週に渡ってエリアが順次開放されていきます。
各エリアへ入場するには、ゴールドか実際のお金を支払う必要があります。
クリアすることで収集できる新カードが45種類用意されます。
発見(Discover)という、新しい能力のキーワードがゲームに追加されます。
発見は、条件を満たすカードをランダムに3枚提示し、プレイヤーに任意の1枚を選択させて手札に加える能力です。
例えば、「コスト3のカードを発見する」であれば、発動時に提示される3枚のランダムなコスト3のカードの中から、好きな1枚を手札に入れることができます。
多くの1人用のデジタル・ゲームと同様に、コンピューターと対戦するゲーム・モードです。
コンピューターは、アドベンチャー・モード専用のヒーロー(ボス)やカードを操ってプレイヤーに攻撃してきます。
プレイヤー側は、ステージごとに攻略専用のデッキを組んで、パズルを解く感覚でクリアを目指すことになります。
なお、全9クラスのヒーローを使用できる状態にしないと、アドベンチャー・モードはプレイできません。
アドベンチャー・モードに関する詳細な情報を参照するには、以下の投稿をご覧ください。
World of Warcraftの世界に存在する、冒険家や考古学者の連合組合です。
古代の遺物や知識を熱心に探求しています。
ドワーフ種族の起源を調査することを目的として、ドワーフ種族によって設立されました。
設立者はドワーフの長であるマグニ・ブロンズビアードと、その弟のブラン・ブロンズビアードです。
当初は「エクスプローラーズ・ギルド」という名称で、ドワーフ種族の首都にある巨大な図書館に研究内容を貯蔵し、ここを本拠地にして活動していました。
ギルドの規模が拡大するにつれて、探索範囲も世界の隅々まで広がり、名称も「エクスプローラーズ・リーグ」に変わりました。
初代のWorld of Warcraftから存在していましたが、プレイヤーが直接関われるようになったのは、拡張セット第2弾の「Wrath of the Lich King」でリッチ・キングを攻略するようになってからです。
リッチ・キングの討伐を担当する「アライアンス・ヴァンガード」という軍団に、「エクスプローラーズ・リーグ」が所属しているためです。
プレイヤーがリッチ・キングの軍勢を攻略することは、「アライアンス・ヴァンガード」および「エクスプローラーズ・リーグ」に協力することになります。
リッチ・キングに仕えるチルモーを倒すデイリー・クエストなどを達成すると、彼らとの友好度が上昇します。
ゲーム内における「エクスプローラーズ・リーグ」は、友好度を高めても報酬をもたらさないなどの理由で、プレイヤーから重要視される存在ではありません。
しかしながら、遺跡のダンジョンなどにおいて、古代文化の探求中であるメンバーが登場するなど、ゲームを彩る装飾要素としての役割を果たしています。
- エリア(区画)の数が5から4に減り、ボスの数も少なくなりましたが、収集できる新カードが45種類に増えました(Naxx 30 / BRM 31)。
1体のボスを倒すごとに得られる新カードが2種類に倍増したからです。 - ボスを倒さずとも与えられる新カードがあります(探検家の帽子と忘れられた松明)。
- ボスの体力をゼロにする「討伐型」ではなく、指定されたターン数を生き延びる「脱出型」のエンカウンターが登場します。
- 期間限定の報酬が用意される、リリースを記念するキャンペーンの類いは催されません。
「リーグ・オブ・エクスプローラー」から、新しい能力のキーワードとして発見が追加されます。
プレイヤーが、発見の能力を発動するカードをプレイすると、追跡術をプレイしたときのようにカードが3枚提示されます。
プレイヤーはその中から任意のカードを選択し、それを手札に加えることができます。
提示される3枚のカードは、発見の能力を持つカードに記載されている条件に基いて、ランダムに選ばれます。
例えば、「コスト3のカード1枚を発見する」カードをプレイすると、コスト3のカードがランダムに3枚提示されます。
また、提示される3枚のカードは、そのクラスが扱えるカードに限定されます。
ドルイドのクラスで「コスト3のカード1枚を発見する」カードをプレイしても、ハンター専用である殺しの命令が提示されることはありません。
中立のカードはどのクラスでも提示されます。
発見によって提示される3枚のカードは、新たに生成されるものです。
追跡術とは異なり、デッキに含まれているカードを引いてくる能力ではなく、デッキの残りの内容に影響を及ぼすこともありません。
プレイヤーが収集可能な全てのカードからランダムに選ばれて提示されます。
プレイヤーが実際に収集していないカードが提示されることもあります。
このアドベンチャーでプレイヤーは、「エクスプローラーズ・リーグ」からの協力の要請を受けて、危険な生物や罠が存在する遺跡を探検することになります。
この探検における「エクスプローラーズ・リーグ」の目的は、起源の杖という、「計り知れない価値を持つ」古代の秘宝を入手することです。
悪党もこの秘宝を狙っているので、彼らに奪われる前に確保せねばならないそうです。
起源の杖は、現在は4つのパーツに分けられています。
各パーツが眠る4箇所の遺跡に、それぞれ「エクスプローラーズ・リーグ」所属の冒険家たちと共に挑むというのがメイン・ストーリーです。
プレイヤーと行動を共にする冒険家たちを紹介します。
Warcraftの世界では登場しない、ハースストーンのオリジナル・キャラクターです。
「エクスプローラーズ・リーグ」の仮入隊メンバーとのことで、第1エリア、すなわち最も攻略難度が低い遺跡の探索を任されます。
大変な自信家であるようです。
「エクスプローラーズ・リーグ」の前身となるギルドを設立した一人です。
ブロンズビアード三兄弟の一人であり、ドワーフ種族のリーダーである戦士のマグニ・ブロンズビアードの弟です。
Warcraftの世界では最高峰の冒険家、および考古学者として描かれています。
World of Warcraftでは、様々な遺跡のダンジョンにおいて、ストーリーを進行させる役のキャラクターとして登場しました。
Warcraftの世界では登場しない、ハースストーンのオリジナル・キャラクターです。
マーロック種族でありながら「紳士」で、「サー」の称号を与えられたという異色の考古学者です。
同じマーロック種族も棲息する、水で覆われた廃墟の探索を担当します。
Warcraftの世界では登場しない、ハースストーンのオリジナル・キャラクターです。
「エクスプローラーズ・リーグ」において采配を振るい、ギルドの成功に大きく貢献したという、知られざる驚くべき功績を持つ才女です。
起源の杖の概要を解明し、今回の作戦を立案しました。
「リーグ・オブ・エクスプローラー」は4つのエリア(区画)で構成されています。
それぞれのエリアでは、エリアごとのテーマに沿った複数のボスやエンカウンターが待ち受けています。
4つのエリアは1週間に1つずつ、計4週に渡って開放されていきます。
リリース時に開放される最初のエリアは「オルシスの寺院」です。
古代のタイタン種族が残した遺物が数多く発掘される、考古学的に重要なウルダム(Uldum)地方に存在する遺跡です。
オルシスは、半獣人のトル=ヴィア(Tor’vir)種族の都市でした。
デスウィングに対抗した結果として、アラキアによって滅ぼされてしまいました。
World of Warcraftにはオルシスの跡地が存在しますが、特別なイベントが起こる場所ではなく、ハースストーンで登場するボスも全てオリジナルのキャラクターです。
レノ・ジャクソンが探索を担当します。
カードを1枚引く。相手に「願い」1つ与える。
常動型ヒーローパワー。太陽のロッドを所持している者は無敵となる。
新たな障害が!
ドワーフの掘削隊が発掘して明らかになった、古代のタイタン種族の貯蔵庫、および墓地です。
タイタン種族の「失敗作」と言われるトログ種族と、古代の宝物が存在しています。
初代のWorld of Warcraftからある長編のダンジョンなので、同ゲームの古参プレイヤーにとっては馴染み深い場所です。
最終ボスは、World of Warcraftと同じく、石像の門番であるアーケイダスです。
「エクスプローラーズ・リーグ」が設立された際の当初の目的である、ドワーフ種族の起源の調査を進めるうえでの重要な手がかりが最深部に眠っています。
この最も意義深い遺跡の探索は、「エクスプローラーズ・リーグ」のリーダーであるブラン・ブロンズビアードが担当します。
常動型ヒーローパワー。敵のミニオンのコストが(2)増える。自分のターンの開始時、別のヒーローパワーに入れ替わる。
常動型ヒーローパワー。敵の呪文のコストが(2)増える。自分のターンの開始時、別のヒーローパワーに入れ替わる。
トログを振り切れ!
両プレイヤーの陣地に、0/2の像を1体ずつ召喚する。
場所が明らかにされていませんが、ボスのレディ・ナズジャールがいるために、水没した海底都市のヴァシ=アー(Vashj’ir)であると思われます。
ヴァシ=アーは、かつてはナイト・エルフ種族の都市であり、地殻変動により水没してからはナーガ種族の拠点となっています。
World of Warcraftにおけるレディ・ナズジャールは、水中のヴァシ=アーにあるダンジョンのボスとして登場します。
水棲種族であるマーロックのサー・フィンレー・マルグルトンが探索を担当します。
空腹のナーガを1体召喚する。
自分のヒーローに、このターンの間攻撃力+2を付与する。
自分の手札が、相手の手札と同じ枚数になるまでカードを引く。
自分のターンの終了時、全てのミニオンを、コストが(1)高いランダムなミニオンと入れ替える。
リリース前の時点では、最終ボスがArch-Thief Rafaamというオリジナル・キャラクターであることしか詳細が明らかにされていないエリアです。
World of Warcraftにおける探検家の殿堂(Hall of Explorers)は、ドワーフ種族の首都にある巨大な図書館です。
前述したとおりに、「エクスプローラーズ・リーグ」がギルドとして設立された場所であり、現在も同連合が拠点としている場所です。
なぜここが最終ステージとなっているのか…?
そして「エクスプローラーズ・リーグ」の拠点で登場するボスとは一体…?
杖のパーツの探索を指揮して、それを探検家の殿堂に持ち帰らせた、謎めいた実力者であるエリーズ・スターシーカーがこのエリアの担当となっています。
これまでのアドベンチャーと同様に、「リーグ・オブ・エクスプローラー」でもクラスチャレンジと呼ばれるボーナス・ステージがあります。
クラスチャレンジは、あらかじめ定められたクラスとデッキでボスと戦うアドベンチャーです。
クラスやデッキの特性を把握して戦う必要があります。
クラスチャレンジを達成すると、達成したクラスの新しい専用カードを入手できます
また、各エンカウンターの難度が高くなったヒロイック・モードも搭載されます。
ヒロイックでは、ボスが発動してくる能力の効果が、理不尽と思えるほどに強くなります。
ヒロイックで全てのエリアをクリアすると、報酬としてヒロイック・エクスプローラーズのCard Backが与えられます。
1つのエリアを全てクリアすると、そのエリアのクラスチャレンジとヒロイックが開放されます。
「リーグ・オブ・エクスプローラー」では、クリアすることで与えられる収集可能な新カードが45種類登場します。
「リーグ・オブ・エクスプローラー」の新カードは、「リーグ・オブ・エクスプローラー」をクリアすることでしか入手できません。
エリアが開放されるたびに、そのエリアから入手できる新カードが闘技場(Arena)のカード・ドラフトにも出現します。
これは、プレイヤーがその新カードを入手したかどうかを問いません。
各カードの入手先を以下に掲載します。
オルシスの寺院 | 報酬カード |
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ジナール | 西風の精 |
宝飾スカラベ | |
サンレイダー・フェリックス | アヌビサス・センチネル |
召喚石 | |
寺院からの脱出 | 轟きのエレメンタル |
聖なる試練 | |
クラスチャレンジ(ウォリアー) | オブジディアン・デストロイヤー |
クラスチャレンジ(ウォーロック) | 闇の売人 |
オルシスの寺院 全クリア | 古代のシェード |
レノ・ジャクソン |
ウルダマン | 報酬カード |
---|---|
族長・スカーヴァッシュ | トンネル・トログ |
イセリアルの召術師 | |
トロッコ | 墓守蜘蛛 |
掘り起こされたラプター | |
アーケイダス | 獰猛なサル |
聖堂の探求者 | |
クラスチャレンジ(ドルイド) | 騎乗のラプター |
クラスチャレンジ(パラディン) | ウルダマンの番人 |
ウルダマン 全クリア | 掘り出されし邪悪 |
ブラン・ブロンズビアード |
廃墟の都市 | 報酬カード |
---|---|
ロード・スリザースピア | 巨大ガマ |
ゴリラロボA-3 | |
ジャイアントフィン | 七つの鯛罪 |
マーロック・タイニーフィン | |
レディ・ナズジャール | ピットスネーク |
ナーガの海の魔女 | |
クラスチャレンジ(ハンター) | ダーツの罠 |
クラスチャレンジ(シャーマン) | エラばれし我らにヒレ伏せ |
クラスチャレンジ(プリースト) | 埋葬 |
廃墟の都市 全クリア | ジャングル・ムーンキン |
サー・フィンレー・マルグルトン |
探検家の殿堂 | 報酬カード |
---|---|
スケルサウルス・ヘックス | ワタリガラスの偶像 |
デビルサウルスの化石 | |
スティール・センチネル | 不気味な像 |
博物館のキュレーター | |
大怪盗ラファーム | ふらつくこびと達 |
砂漠ラクダ | |
解き放たれしラファーム | ラファームの呪い |
呪われた剣 | |
クラスチャレンジ(メイジ) | 操られた鎧 |
クラスチャレンジ(ローグ) | 墓荒らし |
探検家の殿堂 全クリア | エリーズ・スターシーカー |
大怪盗ラファーム |
以下のリンク先の投稿に、「リーグ・オブ・エクスプローラー」の新カードのリストを掲載しています。
「リーグ・オブ・エクスプローラー」をプレイするには、各エリア(区画)の入場権を購入する必要があります。
エリアの入場権の価格は1つにつき700ゴールドです。
現金で購入する場合は6.99 USドル(PC版の場合)となります。
モバイル版で現金購入する場合は、アプリ内課金となるので、アプリ提供サービス会社(Apple / Google / Amazon)が設定した日本円の価格設定となります。
ゲーム内ショップの「アドベンチャー」のコーナーにおいて、「リーグ・オブ・エクスプローラー」の全エリアの入場権が、割引価格でセット販売されます。
セット販売は現金購入専用で、ゴールドで購入することはできません。
現金でハースストーンのコンテンツを購入する方法は、以下の投稿で詳しく解説しています。
エリアの入場権は、購入したサーバー地域でのみ有効となります。
原則として入場権の払い戻しは認められないため、購入する際はプレイ・サーバーの地域をあらかじめご確認ください。
全てのエリア入場権を事前に購入したからといって、開放されていないエリアへ入場できるわけではありません。
事前に購入したとしても、第4週に開放されるエリアへ入場できるのは第4週目からです。
「リーグ・オブ・エクスプローラー」にの舞台に登場する要素が四方に描かれた、新しいゲーム・ボードが2種類用意されます。
他のゲーム・ボードと同様に、クリックすることで起動される演出効果があります。