前回との違いは、「旧神のささやき」セットと「ワン・ナイト・イン・カラザン」セットのカードが全て登場することです。
開始: 2016/11/10(木)06:00
終了: 2016/11/14(月)07:00
開始: 2016/11/10(木)02:00
終了: 2016/11/14(月)20:00
- 全てのミニオンカードのコストが1になる。
- 全てのミニオンは、場に配置されると攻撃力と体力が1になる。
- 全クラスのヒーローが使用可能で、通常のルールに基づいてデッキを作成する。
- 対戦フォーマットは「ワイルド」とする。
- コレクションとして収集したカードだけをデッキに組み入れることができます。
酒場の喧嘩専用のデッキ・スロットは1つだけです。 - 基本的なルールの活用方法は、高いコストで強力な能力を持つミニオンカードを多数組み入れることです。
したがって、高コストのカードやレジェンド・カードを多く収集している経験者が、大きな有利を得やすくなります。
カード資産が少ない新規プレイヤーにとってはハードルが高いルールです。 - ミニオンに沈黙をかけても、ルールがもたらす1/1への変化は解除されません。
- 呪文カードや武器カードのコストは変わりません。
- 1となったミニオンカードのコストは、コストを変動させる能力(マナ・レイスなど)の影響を受けます。
- ロード・ジャラクサスを召喚しても、ヒーローの体力が1になることはありません。
- コストが8以上であるミニオンを、この酒場の喧嘩においてコスト1で召喚することでも、超力招来(コスト8以上のカードを合計10回使用する)のデイリー・クエストの達成条件を満たすことができます。
同クエストを達成しやすいルールです。
ミニオンは場に配置されると1/1となるので、ステータス値が高いだけのミニオンは役に立ちません。
もともと1/1である初級エンジニアの方が、カードを引く分、よほど有用なミニオンと言えます。
ダメージを受けることで能力を発動するミニオンや、激怒の能力を持つミニオンも全て、1ダメージを受けるだけで能力を発動する前に破壊されます。
アングリーチキンと同等の状態となり、ほとんど真価を発揮することができません。
今回、最も勘違いされていることは、手札からのプレイ以外で場に配置されるミニオンの処置についてです。
ミニオンの能力によって召喚されるミニオンや、場に直接配置されるミニオンも全て、オリジナルのステータス値ではなく1/1の状態になります。例えば ――
- 古代地の番人が召喚する2/2のミニオンも1/1に
- ケーアン・ブラッドフーフの断末魔の能力によって召喚される、4/5のベイン・ブラッドフーフも1/1に
- ミラーイメージによって召喚される、2体の0/2の挑発ミニオンも、それぞれ1/1に
- シャーマンのヒーローパワーによって召喚されるトーテムも全て1/1に
- マインドゲームスや祖霊の声によって、直接場に配置されたミニオンも全て1/1に
- オニキスのビショップやケルスザードの能力によって、蘇生されたミニオンも全て1/1に
- フューゲンとスタラグの能力によって誕生する、11/11のサディウスも1/1に
- 2体の古のものの血族の能力によって誕生する、30/30の古のものも1/1に
似たような戦闘ルールであった、「ワン・ナイト・イン・カラザン」の悪い狼戦と混同されている可能性が大いにあります。
悪い狼戦では、手札からのプレイ以外で配置されたミニオンは全て、1/1ではなくオリジナルのステータス値を備えました。
- すでに場に配置されているミニオンが、ミニオンの能力によって変身すると、変身後も1/1となります。
(リコンボビュレイターや進化を統べるものの能力によって変身したミニオンは1/1に) - すでに場に配置されているミニオンが、呪文の能力によって変身すると、なぜかはわかりませんが、変身後はオリジナルのステータス値を有します。
(動物変身・イノシシや進化の呪文によって変身したミニオンは、1/1ではなくオリジナルのステータス値に)
- 雄叫び能力によって変身するミニオンは、変身してから場に配置されるため、1/1になります。
(爪のドルイドや牙のドルイドは、変身でステータス値を高めても1/1に)※補足: 爪のドルイドと混同しやすい戦の古代樹は、変身ではなくステータス上昇の能力を発動するために、1/6もしくは6/1になります。
アレクストラーザの使用が流行しているため、回復用のカードも有用になり得ます。
召喚するミニオンが全て1/1であるため、ホブゴブリンとダークシャイアの管理官は大変有用となります。
クトゥーンは、1/1の状態から成長していきます。
事前にクトゥーン信者のカードが十分にプレイされることによって、雄叫び能力で与えるダメージと、ステータス値が大きく高まります。
一般的な攻略法は、アレクストラーザで相手のヒーローの体力を大幅に奪ったうえで、炎の王ラグナロスやマリゴスなどの能力によって早期に倒しきることです。
コンボが非常に強いために、カードを引く能力(クロマガスやガジェッツァンの競売人など)を十分に用意することが主流になっているようです。
前回の「黄色い喧嘩の道」もそれなりに不評でしたが、今回はもっと酷いルールであると個人的には感じられます。
初心者が楽しめないうえに、様々なOTK(即死)コンボが存在するからです。
勝利を重ねていくと、コンボ・デッキ同士の試合となり、単純にコンボ・パーツを先に揃えた方が勝利するという対戦環境になります。
プリーストは、コストが0~1の呪文とシャドーフィーンド、およびガジェッツァンの競売人の組み合わせによって、延々とカードを引くことができます。
そして預言者ヴェレンとマリゴス、それに無貌の操り手と伝令するものヴォラズィで呪文ダメージを大きく高め、早期のうちに思念撃破で倒してしまうことが可能です。
ローグは、シャドーキャスターや無貌の操り手でマリゴスをコピーすることで、あっさりと敵の体力をフルから削りきれます。
メイジは、第7ターン以降に魔法使いの弟子、もう1枚の魔法使いの弟子か無貌の操り手、大魔術師アントニダス、そしてメディヴの残響の4枚がそろうと、アントニダスが生成するファイアーボールのコストが0になり、ファイアーボールが打ち放題となってしまいます。
ソーリサン皇帝でコストを下げていると、もっと早い段階でセットアップが完了されます。
ドルイドは先手第1ターンでアレクストラーザ 練気 炎の王ラグナロス 無貌の操り手 クソゲー
- 先攻ならば、最初の手札として「ミニオンを召喚するミニオン → ライツ・ジャスティス」の順に求めます。
後攻ならば、ライツ・ジャスティスか雄叫びでダメージを与えるミニオンを求めます。 - ヒーローパワーも活用し、多くのミニオンを場に召喚して、フロストウルフの将軍やストームウィンドの勇者の能力を作用させて勝利を目指します。
- 精霊の爪、メイルシュトロームのポータル、大地の衝撃などで敵のミニオンを複数排除し、アドバンテージを得ます。
- 自軍のミニオンの数が十分にそろったら、フロストウルフの将軍、進化、血の渇きを発動して圧倒します。