ジャングルハンター・ヒーメットは、拡張セット「ゴブリンvsノーム」で登場したヒーメット・ネッシングウェアリーと同一人物であり、彼の「大魔境ウンゴロ」バージョンとなるキャラクターです。
「World of Warcraft」におけるヒーメット・ネッシングウェアリーは、ドワーフ種族の名高いハンターです。
アーネスト・ヘミングウェイ――狩猟や釣りを趣味としたノーベル文学賞受賞作家――が彼の名前の由来であることは、初代「World of Warcraft」の頃からよく知られていました。
ゲーム内で実際に読めるヒーメットの著書「ストラングルソーンの緑の丘」の内容が、ヘミングウェイの著書「アフリカの緑の丘」のパロディであることも有名です。
彼はWarcraftの世界において特別に重要な役割を果たすキャラクターではありませんが、「World of Warcraft」のプレイヤーは彼のことをよく知っています。
ハンターの道を極めんとするヒーメットには、狩猟仲間と狩猟隊を結成して、世界中の自生地を旅回りながらハンティングに取り組んでいるという設定が与えられています。
拡張セットがリリースされるごとにヒーメットとその仲間たちは、その拡張セットにおける野生の地帯で登場し、野生動物を狩るクエストを依頼するNPCとして毎回登場するのです。
初代「World of Warcraft」におけるストラングルソーンのジャングル地帯を皮切りにして、続く「World of Warcraft: The Burning Crusade」では自然あふれる広野のナグランド地方で、「World of Warcraft: Wrath of the Lich King」では大滝が流れる原生盆地のショラザー流域で、「World of Warcraft: Cataclysm」ではハイヤル山地で、それぞれクエストNPCとして登場しました。
「獣が繁栄している自生地ではネッシングウェアリーからクエストをもらえる」ことが、慣例だと認知されるようになったのです。
あまり気付かれていませんが、実はハースストーンのチュートリアルの対戦相手として採用されたキャラクターの一人でもあり、Warcraftのコミュニティにおける彼の知名度の高さを伺わせています。
メカや銃火器がテーマとなったハースストーンの拡張セット「ゴブリンvsノーム」において、狩猟用の銃を携えたヒーメット・ネッシングウェアリーが、ようやくハースストーンのレジェンドとして初登場しました。
そして今回の「大魔境ウンゴロ」がジャングルと原始の獣をテーマとしたために、彼は原作と同様にジャングルハンター・ヒーメットとして野生種の狩猟に参戦してきたのです。
「大魔境ウンゴロ」におけるジャングルハンター・ヒーメットは、ウンゴロ奥地の遺跡へ向かう途中のドイル教授とエディ・マローンに対して、「出て行け!獲物が逃げちまう!」などと怒鳴りつける端役(はやく)としてわずかに登場しました。
<目次>
中立 | 霊の歌い手ウンブラ |
中立 | ヴォラックス |
中立 | 先遣隊長エリーズ |
中立 | ジャングルハンター・ヒーメット |
ヒーメット・ネッシングウェアリー――狩猟道を極めんとするアゼロス至高のハンター | |
中立 | オズラック |
ドルイド | ティランタス |
ドルイド | ジャングルの巨獣たち / 圧踏のバーナバス |
ハンター | 沼の王ドレッド |
ハンター | 沼地の女王 / クイーンカルナッサ |
メイジ | パイロス |
メイジ | ウェイゲートの開門 / 時間湾曲 |
パラディン | 太陽の番人タリム |
パラディン | 最後のカレイドサウルス / ガルヴァドン |
プリースト | 太陽の砕片ライラ |
プリースト | 目覚めよ創造主 / 希望の番人アマラ |
ローグ | 死体花シェラジン |
ローグ | 地底の大洞窟 / クリスタルコア |
シャーマン | 原始の王カリモス |
シャーマン | マーロック大連合 / メガフィン |
ウォーロック | クラッチマザー・ザヴァス |
ウォーロック | ラッカリの生贄 / 冥界のポータル |
ウォリアー | キングモッシュ |
ウォリアー | ファイアプルームの中心で / サルファラス |
特別編 | ジョージ・ハーバート・ドイルIV世 |
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