「特別コラム: ネザーストームの歴史」を追加掲載しました。
「博士のメカメカ大作戦」(原題:The Boomsday Project)は、ハースストーンの拡張セット第9弾(16種類目のカードセット)です。
135種類のカードで構成されます。
リリース日は2018年8月8日(日本時間)です。
拡張セットとは?(※クリックで開く)
既存のカード群に追加される新カードのセットです。
エキスパンションと呼ばれることもあります。
多くの対戦型カード・ゲームで採用されている追加コンテンツです。
一般的には100~200種類の新カードで構成されます。
ブースター・パックと呼ばれる、拡張セット専用のカード・パックを購入することで新カードを入手できます。
それぞれの拡張セットには個別のテーマが設けられ、新カードはそのテーマに沿った内容になります。
Hearthstoneの拡張セットも、上記の特徴に従ってリリースされます。
ゲーム内のショップに拡張セット専用のカード・パックが登場します。
これを購入することで、拡張セットの新カードをランダムに入手できます。
入手した新カードは、これまでに収集したカードと同様に、デッキに入れて試合で用いることができます。
新カードは既存のカードとも作用するために、新カードが追加されるたびに戦略の大改革が起こります。
荒廃した旧ドラエナ大陸のネザーストーム地域で活動するドクター・ブームの「爆発的な」研究がメイン・テーマとなるカードセットです。
そのドクター・ブームがミニオンとしてリリースされた「ゴブリン vs ノーム」以来に、メカ種族やメカニカルな研究が活躍することが主な特徴です。
「博士のメカメカ大作戦」では、新しい能力のキーワードとして超電磁(Magnetic)が追加されます。
メカ種族のミニオンと作用する能力です。
超電磁を持つミニオンをプレイすると、それをそのまま自陣に召喚するか、場にすでに存在するメカ種族のミニオンに強化を施すかを選択できます。
強化を施すことにする場合は、その超電磁を持つミニオンの攻撃力と体力が強化対象のステータス値の付与となり、残りのカードテキストも追加能力として対象に付与されます。
例えば、超電磁を持つ「クモ爆弾」をメカ・ミニオンの強化に用いる場合は、「+2/+2」と「断末魔: ランダムな敵のミニオンを1体破壊する」がそれぞれ対象に付与されることになります。
強化を施したい場合は、対象のメカの左隣に超電磁ミニオンを召喚します。
場にいるメカの右隣に超電磁ミニオンを召喚すれば、強化の付与ではなく普通に召喚することができます。
この作品から本格的に、レジェンド・レアリティの呪文カードがリリースされるようになります。
これまでには「大魔境ウンゴロ」セットにおいて、クエスト呪文がレジェンドの呪文カードとしてリリースされたことがありました。
通常の呪文と同じように、プレイした時点で直接的な効果をもたらすレジェンドの呪文は、収集できるカードとしては初めての登場になります。
今作におけるレジェンド呪文は、9つのクラスにそれぞれ用意されます。
大変強力な効果を発揮する呪文カードの一種です。
これらは強力ながらも、両方のプレイヤーに対してその効果をもたらします。
普通にプレイする分には何の変哲もありませんが、プレイヤーが10個のマナクリスタルを所有していると、能力が大きく向上するカード群です。
そのボーナス能力が発動したとしても、マナ10個が消費されるわけではなく、未発動時と同じオリジナルのマナコストだけが費やされます。
「博士のメカメカ大作戦」の発表時には、5種類の新カードが発表されました。
それらに加えて、ウォリアー・クラスのヒーローカードが「チラ見せ」されています。
全ての「博士のメカメカ大作戦」の新カードは、以下のカードリストで掲載しています。
「博士のメカメカ大作戦」では、爆弾のマークがシンボルとして採用されます。
このマークの透かしが、「博士のメカメカ大作戦」のカードに施されます。
今回のカードセットにおける1人用プレイ・モードは、研究所を舞台にして、プレイヤーにパズルを解かせる内容となっています。
パズルは大きく4つのテーマに分けられていて、その問題数は合計で100種類以上であるとのことです。
すべてのパズルを解き明かすと、研究所長であるドクター・ブームとの対戦が待ち受けています。
それもクリアしてコンプリートすると、報酬として特別なCard Back(カード裏面のデザイン)が与えられます。
日本時間の8月22日よりプレイ可能となります。
その同日より、「パズル研究所」の開幕を記念したログイン報酬である「メカメカ大作戦」のカードパック3個が配布されます。
これは無料のコンテンツであり、誰でもプレイすることができます。他の拡張セットと同様に、カードパックの先行購入セットが事前販売されます。
今回は、2種類の先行販売が実施されます。まずは恒例である、40パックの価格(6,000円)で50パックを購入できる通常の先行販売です。
これまでと異なる点は、Card Back(カード裏面のデザイン)に加えて、ランダムなゴールデン版のレジェンド・カード1枚が購入特典となることです。
特典のCard Backは「メカ・ジャラクサス = Mecha-Jaraxxus」です。
もう1種類は、80パックを9,800円で購入できるメガ・バンドルです。
Card Back、ランダムなゴールデン版のレジェンド・カード1枚、そしてウォーロックの新ヒーロー「メカ・ジャラクサス = MECHA JARAXXUS」が購入特典となります。
先行購入した「博士のメカメカ大作戦」パックはリリース日を迎えるまで開封できず、特典のゴールデン・レジェンド・カードもリリース日までは獲得できません。
ただ、特典のCard Backと新ヒーロー「メカ・ジャラクサス」は、購入直後に使用可能となります。
どちらか片方だけを購入することはもちろん、両方の先行販売を購入することも可能です。
両方購入する場合は、特典のゴールデン・レジェンドを2枚分獲得できます(同一であるCard Backの特典は二重発生しません)。
「博士のメカメカ大作戦」がリリースされる直前に、これらの先行販売は終了します。先行販売の内容は、購入時に指定したプレイ地域に反映されます。
南北アメリカ地域を指定して購入した場合は、その購入内容はアジア地域におけるプレイでは利用できません。
購入内容を他の地域に移すこともできませんので、購入する際にはプレイ地域の指定を間違えないようによく確認してください。「博士のメカメカ大作戦」のカードパック3個と、ランダムなクラス専用のレジェンド・ミニオンカード1枚が、ログイン報酬になると明かされています。
このログイン報酬は期間限定であり、「博士のメカメカ大作戦」のリリース後より発生するとのことです。
怪しげな研究装置のオブジェクトが四方に描かれた、新しいゲーム・ボードが用意されます。
他のゲーム・ボードと同様に、クリックすることで起動される演出効果があります。