過去の協力型ルールにおけるメカゾッド戦とは異なり、運の要素が与える影響度が小さいボス戦です。
お互いが予備知識を習得し、あせることなく試合を着実に進行すれば、高い確率で勝利できます。これまでの協力型のルールと同様に、序盤戦はお互いの手札やマナ・クリスタルを増強するセットアップ作業に取り掛かります。
ドルイド側は、翡翠の開花、魔力のゴーレム、踊る剣、木立の世話係が有力なプレイ候補です。
木立の世話係は、序盤戦ではマナ・クリスタルの増加を、終盤戦では手札の増加を選択します。
ローグ側は、暗黒釣人ナット・ペイグルとコールドライトの託宣師のプレイを目指します。
最大2体までが召喚されるパーティクラッシャーに関しては、「敵陣にいる2体を1体に減らす」という行為は、序盤戦では無意味です。
倒してもターン終了時に1体が再召喚されるために、2体のうち1体を破壊しても、2体のまま放置しても、結局は次のターンの開始時に受けるダメージ量が同じ6となります。
※意味ある行為
- 「敵陣にいる1体を0体に減らす」↓
次のターンの開始時に受けるダメージ量が6から3に減る。 - 「敵陣にいる2体を0体に減らす」↓
次のターンの開始時に受けるダメージ量が6から3に減る。
相手のプレイヤーが、次ターンに陣地をミニオンで埋め尽くせそうである場合は、敵陣にいるパーティクラッシャー2体を1体に減らし始めます。
相手がフルとなる7体のミニオンを陣地に展開してくれたら、パーティクラッシャーの自動配置がストップするからです。
第2フェーズへ移行する前に、速やかにボスを倒せるだけのミニオンを配置していきます。
この辺りから、双方のヒーローの残り体力にも注意し始めます。
片方のヒーローが倒された時点で両者の敗北となるため、必要に応じて相手のヒーローに対しても惜しみなく回復能力を使用します。
第1フェーズの最中に肝要であることは、それぞれのプレイヤーが陣地をミニオンで埋め尽くすことです。
そうすることによって、パーティクラッシャーが出現する余地をなくすことができるのです。
「自分のターンで自陣のパーティクラッシャーを破壊し、ミニオンを一杯まで自陣に召喚する」を成し遂げることで、自陣のパーティクラッシャーの数を0のままとすることができます。
十分な手札と軍勢が整ったら、ヒーローパワーの「飾りつけ」をプレイして第2フェーズへの移行に向かいます。
いずれかのプレイヤーの「飾りつけ」が25個に到達すると、第2フェーズへ移ります。
ここで最も注意すべき点は、「飾りつけ」の個数を25に到達させたプレイヤー側の陣地に、ボスのピニャータ・ゴーレムが最初に登場するということです。
その陣地にフルとなる7体のミニオンが存在していた場合は、ボスが配置される余地がないために、その全てのミニオンが破壊されてしまいます。第2フェーズから召喚されるパーティクラッシャーは5/7に強化されるので、双方のヒーローが力尽きる前に、溜めておいたミニオンの軍団で速やかにボスを倒しきります。
第1フェーズの間に召喚されていたパーティクラッシャーは3/5のままとなるので、これを放置しておくことで5/7版の召喚を抑制することもできます。
第2フェーズから手札に加わる特殊カードのうち、ランダムにパーティクラッシャーを1体破壊する能力は大変有用です。
相手の陣地にいるパーティクラッシャーを全滅させてから使用することで、自分の陣地にいるパーティクラッシャーを破壊することもできます。
第2フェーズで最も注意すべき点は、ターンの終了時に自陣がフルとなる7体のミニオンで満たされていた場合は、ボスが自陣に移る余地がないために、その全てのミニオンが破壊されることです。
- 自分が召喚したミニオンに危害を与えてくる
- とにかく自分のヒーローを倒すことを前提にプレイしてくる
- こちらのヒーローやミニオンを一切回復しない
- 過剰なカード・ドローでこちらの手札をあふれさせてくる
- こちらのデッキのカードが切れる前後にカードを引かせて疲労ダメージを与えてくる
- 自陣に7体のミニオンを残したまま第2フェーズに移行して全滅させる
- 第2フェーズの最中で自陣に7体のミニオンを残したままターンを終了して全滅させる
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