「2018-2019 HCT世界選手権」の出場選手に対して行われた以下の各メディアのインタビューを抜粋し、その要点をまとめて掲載します(敬称略)。
IGN – Which Cards Do Pro Hearthstone Players Want Nerfed?
Millenium – Hearthstone Worlds Taipei : interview Hunterace Champion du Monde
Millenium – Hearthstone Worlds Championship Taipei : interview Bunnyhoppor
Millenium – Hearthstone Worlds Championship Taipei : interview Muzzy
Daily Esports – Interview with Ike: On using Hearthstone and HCT to overcome hardship
Daily Esports – Interview with Viper | HCT 2019 World Championship countdown
Daily Esports – An interview with Justsaiyan on his journey to the HCT 2019 World Championship
Daily Esports – Tempo Storm’s Muzzy on the HCT 2019 World Championship
Inven Global – Bunnyhoppor on his World Championships performance so far: “I thought: Wtf dude, missing lethal at Worlds… *nice*.”
Inven Global – Justsaiyan before HCT Worlds: “My least favorite card is probably Elysiana. That card probably has to go.”
PCGamesN – Hearthstone pro Muzzy reckons Bomb Warrior will dominate Worlds
Millenium – Hearthstone Worlds Taipei : interview Hunterace Champion du Monde
Millenium – Hearthstone Worlds Championship Taipei : interview Bunnyhoppor
Millenium – Hearthstone Worlds Championship Taipei : interview Muzzy
Daily Esports – Interview with Ike: On using Hearthstone and HCT to overcome hardship
Daily Esports – Interview with Viper | HCT 2019 World Championship countdown
Daily Esports – An interview with Justsaiyan on his journey to the HCT 2019 World Championship
Daily Esports – Tempo Storm’s Muzzy on the HCT 2019 World Championship
Inven Global – Bunnyhoppor on his World Championships performance so far: “I thought: Wtf dude, missing lethal at Worlds… *nice*.”
Inven Global – Justsaiyan before HCT Worlds: “My least favorite card is probably Elysiana. That card probably has to go.”
PCGamesN – Hearthstone pro Muzzy reckons Bomb Warrior will dominate Worlds
世界選手権閉幕後のインタビュー

Hunterace
(※世界選手権 優勝)
(※世界選手権 優勝)
- 嬉しさと安堵(あんど)の両方の感情で満たされている。
信じられない気分だ。
世界王者になることを目標にして、そこへたどり着くために相当なハードワークを積んできた訳だが、実際にそうなれるという確信は100%ではなかった。
- HCTフォーマットでの世界選手権は今回で最後だったはず。
だから、自分にとっては(世界選手権の制覇は)最初で最後のチャンスでもあった。
これまでHCTの大会の出場経験が少ないにもかかわらず、今回のステージ上で高いパフォーマンスを発揮できたことを、自分でも信じられないと思っている。
世界王者になることは私の夢だったので、今は幸せな気持ちでいっぱいだ。 - 今後はグランドマスターズのリーグが控えていて、ハースストーンの歴史をかたどってきたオールスター・プレイヤーたちとの激しい競争が待ち受けている。
皆が私を目標だと見なしてくれたら嬉しいし、私も王者であることを証明できるようベストを尽くすつもりだ。
- とにかく普段からあまりお金を使いすぎないので、賞金は私にとってそれほど重要ではないね(笑)
懸命にハードワークを重ねて全ての情熱を注ぎ込み、実力を皆に証明することこそが、私にとって最も重要なことだった。

Bunnyhoppor
(※世界選手権 ベスト4)
(※世界選手権 ベスト4)
- (※初戦終了後) 私のうなだれた様子から、リーサルを見逃したと私自身がすぐに気づいたことを、みんな察していただろうね。
「何てことだよ、まさか世界選手権という舞台でリーサル見逃しか――素晴らしいね」と思っていた。
それでも勝利したし、もともと圧倒的な差がすでについていた試合だった。
事実上の決着がついている場合は、考えなしにカードをプレイする傾向にあるので、リーサル見逃しのようなミスは発生しやすいものだ。
- ウォリアー・デッキを用意しなかった理由は、ウォリアーのカウンターであるハンターがたくさん採用されると予測したから。
同じくウォリアーが苦手としているパラディンやメイジについても、多く採用されるかも知れないと警戒した。
ウォリアーを持参することによって、それが対戦相手の標的となって、ディスアドバンテージをもたらす存在になるのではないかと考えた。 - ベスト8に勝ち上がってから、ようやく初めて他のグループの情勢にも目を向けるようになった。
グループBの中ではKillinalldayが自分にとって最も厳しい相手だろうと考えていたが、それにしても十分なテストができなかったので、確かなことではない。
とにかく初日は、自分が属するグループ・ステージのことだけに集中していた。
- 賞金については、何割かを家族へお返ししたい。
そして母親の住宅ローンを買い取るか完済させるつもりだ。 - ガールフレンドが婚約者となったので、彼女と一緒に時間を過ごし始めている。
その他の時間は、全てをハースストーンに注ぎ続けてきた。
将来的には化学工業の仕事に就く予定――だが、在住中のノルウェーでは良い就職先を見つけることは難しいかも知れない。

Muzzy
- ローグとウォリアーは共に、間違いなく現在の最強のクラスであり、私たちはそのどちらをバン(使用禁止)に指定するのかを決める必要があった。
テストでは当初ローグをその対象にしたのだが、ウォリアー戦のテストはあまりにも時間がかかるという問題があった。
練習時間が十分にないことからウォリアーをバンに指定することにして、対ローグに特化したラインアップを組むことにした。
こちらが用意するウォリアーは、よりローグ戦に強いコントロール型とし、ローグもミラー・マッチで競り勝てるアグレッシブな構成にした。 - また、台頭が予想されていたトークン・ドルイドやズー・ウォーロックの対策も取り入れた。
シャーマン・デッキの採用もその一環であり、カエルの雨を2回発動させるコンボによるシャットアウト勝ちを目指していた。
テストにおける感触もよかったし、グループ・ステージ内の対戦相手のデッキ陣容も自分にとっては都合がよく感じられたので、自信をもって大会に臨んでいた。
- 私は前年度のツアー・ストップへ参加するために休学していて、もう半年以上も勉強を中断している。
両方のカテゴリーで同時に成功を果たすことは困難であり、学業で成功できるほどの努力をハースストーンに注ぎ込んできた。
だから、今大会が閉幕したこの時点において、自分が進むべき道を決める必要がある。
いつか学業に戻るときがおそらく来るはずだが、今のところはまだハースストーンに全力を尽くしたい。
e-Sportsの将来性とトレンドを評価する中で、私に与えられたグランドマスターズ出場という機会を活かすことができなければ、その世界における未来に自分は存在できないだろうと考えている。