採用賛成・評価保留の意見
Bunnyhoppor
- いつかの時点で「これはクソだ、コンクエストに戻してほしい」と誰もが嫌うことになるだろう。
そして戻したら戻したで、また皆がコンクエストを嫌うことになるだろう。
4つ目の有用なデッキを見つけられなくなった時点こそが、コンクエストが嫌われるようになるときだ。
私は正直に言って、コンクエストを嫌いになったことは一度もない。 - スペシャリスト形式の対戦はまだあまり経験していない。
以前に非常にうまくいった経験もあるが、現在は全く異なるメタになってしまっている。
だから、スペシャリスト形式については、今は誠実に返答することができない。
- スペシャリスト形式は、カードの1枚1枚について(必ずしもアーキタイプとは限らない)深く考えさせ、それでいて今までにない異なる手法によってデッキを束ね(たばね)させるので非常に興味深い。
大会に出場するにあたってはデッキに特別な調整が施されることになるが、これまでと違ってデッキが原型のまま持ち込まれることはないだろう。
大きな大会ではHSReplayに掲載されるようなデッキがそのまま持ち込まれるケースが多かったものだが、スペシャリスト形式ではデッキを特定のマッチアップ向けに強化する調整を施すことができる特徴が面白い。
何のデッキが調整可能であるのかをよく理解したプレイヤーが、他者よりもかなり優位に立つことだろう。 - スペシャリスト形式は良いアイデアだと思っているが、「ドラゴン年」になってからは、そのメタ環境がそのままスペシャリスト形式に反映されることを大変恐れている。
もしかすると人々は何か新しい手段を見つけ出すかも知れないが、たった2つのクラスが支配する現在の環境が展開される大会は想像するだけでも恐ろしい。 - Best of 3(2試合先取制)はちょっと…。
Best of 5(3試合先取制)の方が、より優れた選手を正確に選出できるはずだ。
スペシャリスト形式で2つのクラスを持ち込んでBest of 3のマッチを2回行う、というような形式は採用できなかっただろうか?
そうすれば、ランダム要素を極力排除できることになるだろう。 - スペシャリスト形式の採用によって、開発陣の双肩にかかる責務の比重はとても大きくなったと思う。
対戦フォーマットが極めて限定され、「強過ぎるのであればバンに指定する」という選択もできなくなるのだから―― - 全員が最強の「ミッドレンジ・シャーマン」を持ち込み、ほぼ全員がそれをバンに指定していた2年前の世界選手権を思い返してみてほしい。
その環境がそのまま、クラスの多様性もバンも存在しないスペシャリスト形式に引き継がれたとしたら、ただただ「ミッドレンジ・シャーマン」同士の対戦が延々と続くひどい大会となり、サイコロを振って王者を決めるような最悪のイベントとなるだろう。
そうならないようにブリザードは頻繁な監視や弱体化調整によって対策するであろうが、そうなる可能性を常に抱えることになる。 - スペシャリスト形式の今後についてはわからないし、少し懐疑的に感じるところもあるが、試してみることが今から楽しみだ。
直前のメタがはっきりと確定されていたにも関わらず、それでも優れたプレイヤーたちは突出する手段を何かと発見してきただろう?
だから今はまだ、その実際の様相が明白になっているとは思っていない。
Ike
- 新しい対戦フォーマットにするべき時期が到来したと思う。
スペシャリスト形式が最高のフォーマットであるかどうかは、まだ採用されたばかりなので評価が難しい。 - あらゆることの習熟に多くを費やす必要がなく、何かをマスターするための方法がより簡単であるスペシャリスト形式を気に入っている。
自分たちがすべきことに特化して集中できるために、様々な異なる観客にアピールできるようにもなる。
私の良き親友であるDeathstarなどはその好例であり、ハンターだけをプレイする彼のように、一つのクラスのスペシャリストが活躍できる大会になるのだ。 - ハースストーンにおけるテック・カードは大変強力であり、コンクエスト形式においてはそれらのプレイを犠牲にするかどうかの選択を決断せねばならなかったが、テック・カードを幅広く取り入れる余地がたくさん生じるようになった。
そのテック・カードの使い道がない対戦においても、スペシャリスト形式ではプライマリ・デッキが必ず初戦で用いられるために、デッキ全体が大きな損失を被る(こうむる)ことがない。 - スペシャリスト形式の「Esports Arena」においてシャーマンで参戦した経験がある。
5枚のカードの交換によってアーキタイプをスイッチさせる作業は、とても多くのことを思考させた。
ゲン・グレイメインを取り除いて重要な奇数カードを組み入れることで、偶数デッキからの根本的なアーキタイプの変更を果たすこともできた。
現在でもメックトゥーンやシェフ・ノミのような投入候補となるパッケージが確実に存在していて、それらは多くのマッチアップにおいて超強力なサイドボードとなり得るだろう。 - どのようにしてカスタマイズが容易なメイン・デッキの原型を形づくるのか、デッキ全体のパフォーマンスに影響を与えないように容易に取り除くことができるカードをいかに見つけ出すか――思考のプロセスが豊富にあることが大変楽しい。
熟考すればするほどアドバンテージを得ることができると思う。 - コンクエスト形式においては、デッキの多彩なラインアップや使用の順序が大変重要な要素となり、メタ・ゲームの全般的な精通が不可欠であった。
そして、メタ・ゲームにおける特定のデッキに対する攻略の知識こそがアドバンテージをもたらしていた。
スペシャリスト形式では、そのコンクエスト形式とは異なる側面で優位性を得ることができる。
時間をかけて様々な異なる手法でアドバンテージを提供できるという変化の継続こそが、ハースストーンにとって重要であることは間違いないと思う。 - 対戦フォーマットの制定については、私はブリザードを信頼している。
彼らは間違いなく私たちよりも知識が豊富であるし、間違いなく私たちよりも深く考えを張り巡らせている。
Thijs
- トーナメントに臨む準備の方法を変革させるフォーマットであると思う。
単一のクラスに特化させる形式であるので、全クラスを把握せずとも高みを目指すことができる。
まだ多くを試していないのだが、どのような成功を見せるのかを非常に楽しみにしている。
Kranich
- スペシャリスト形式はクールであるように見えるのだが、最近のハースストーンは他のカードゲーム(MTGのような)を踏襲(とうしゅう)し過ぎていることが心配だ。
舞台裏で何が起こっているのか推測できない訳だが、ハースストーンは独自のゲーム性を失い続けているように感じる。
Bloodyface
- ローグがいる限りは、スペシャリスト形式の是非(ぜひ)を語ることはできないね。
現在はローグの存在こそが問題であり、スペシャリスト形式のようなシングル・デッキの制度が問題を悪化させている訳ではないと思う
ローグとウォリアーが弱体化されるようなことがなければ、スペシャリスト形式について結論付けることはできない。 - シングル・デッキの対戦フォーマットは、最高レベルの競技者と一般層の参加者との溝を埋める重要な役割をになう可能性がある。
4クラス分のデッキの用意は、気軽に競技シーンへ参加したいカジュアル・プレイヤーにとっては負担が大き過ぎる。 - 視聴者サイドにどのような影響を及ぼすかについても、はっきりとしたことは言えない。
画面に表示された内容を複製できるかどうかはプレイヤーの能力次第であると思うし、その内容だけに限定されるような問題ではないと思う。 - どのような制限が設けられて配信されるのかはわからないが、シングル・デッキの対戦フォーマットは、バランスが悪いメタのバランスをさらに悪化させる性質を持つ。
それこそが、ローグの人気が日増しに高まっている理由でもある。
Viper
- 前の環境でさえ、ミッドレンジ・ハンター一強と、それに対する極端なカウンターの数々による乱戦があった。
今は一強を誇るローグに対して、ほとんどのデッキが抵抗できていない。
だからローグの方が、スペシャリスト形式よりも問題を抱えていると言える。 - 個人的には、多くのスペシャリスト形式の対戦をこなしておらず、まだ割と何も気にしていない。
FroStee
- スペシャリスト形式には利点と欠点の両方があると思う。
プレイヤーと観戦者にとっては理解が容易になる一方で、デッキの多様性が大きく狭まる可能性がある。
私は今のところまだスペシャリスト形式のファンではあるが、それを実際にプレイして十分な経験を持たない限りは、はっきりとは評価できない。 - ラダーを駆け上がることでグランドマスターズへの出場の道を開いた自分にとっては、スペシャリスト形式はコンクエストよりもアドバンテージをもたらしてくれると感じている。
ただ一つのデッキだけに関してより多くの経験を積み、そのマッチアップだけの習熟に集中すればよいからだ。
Pathra
- 大会形式がリニューアルされたという理由によって、私はスペシャリスト形式の採用を気に入っている。
競技シーンの変更にはエキサイトしているし、グランドマスターズが開幕した後に皆がどのような感想を抱くかについて興味がある。 - 観戦者の立場からすると、一つだけ疑問がある。
視聴する側は、2~3クラスのデッキだけが映される大会よりも、バラエティに富んだデッキが映される大会の方が観たいのではないだろうか。
Frodan
- (現在のスペシャリスト形式に関する批判の数々は)対戦フォーマット自体の性質ではなく、ゲーム・バランスの問題によるところの方が大きいと思う。
始まったばかりのスペシャリスト形式は、確かに素晴らしい第一印象を与えている訳ではないが、その評価についてはまだ確定できない。
ChanManV
- スペシャリスト形式の制定については態度を決めかねている。
5枚のカードの交換だけでは多様性を見せるには不十分であり、さらには同じようなデッキによる対戦が2~3回も連続で続くようであれば、観客は楽しめないだろう。
クラスの多様性さえ確保されるならばOKであると考えており、そうなることを望んでいる。 - 「3クラス+バン」の仕様で戦う選手たちを観たかったが…。
Bo3は好きではないが、スペシャリスト形式には適していると思う。
この形式でBo5を行い、同じデッキが何度も繰り返し用いられる対戦は観たくない。
Thats Admirable
- スペシャリスト形式が成功することを願っている。
- ブリザードのバランス調整に多大なプレッシャーをかける対戦フォーマットになるものと、個人的には考えている。
そして、それは良いことであると思う。
CzechCloud
- 私は異端であるのかも知れないが、スペシャリスト形式を配信したいと思っている一人だ。
対戦フォーマット自体はダイナミックであるし、再びBo3を配信することは新鮮である。 - 多くの人々が、スペシャリスト形式におけるローグとウォリアーのミラー・マッチの問題と直面していることは理解している。
だが、チェコにおける大会においては必ずしもそうではなく、むしろプレイヤーたちによる実験が進んでいる状況にある。
Reddit
(※直近1ヶ月の投稿だけを抜粋)
(※直近1ヶ月の投稿だけを抜粋)
- これがうまくいくかどうかは、最初の大規模な大会におけるクラスの割合によるだろう。
もし2~3ほどのクラスしか現れなかった場合は、視聴者数の低下は避けられない。 - 「サイドボードの欠如」を嘆く声が多かったから、スペシャリスト形式でそれを反映したのではないだろうか。
- 自分はこの対戦フォーマットがお気に入り。
誰もが同じデッキを採用した場合は、そのクラスの最高のエキスパートが否が応でも定まることになる。
最強以外のクラスを扱うことを一切許さない、ゲーム内の弱い戦術をはっきりと特定する制度である。 - スペシャリスト形式は「ラダーのトーナメント」だ。
大会では必ず2クラス以上が多用されるように、開発チームが頻繁にバランスを見直すようになる契機となることを望んでいる。
そうなれば、ラダーのメタがより多様化するという恩恵を受けることができる。 - 観る側からすれば楽しくないかも知れないが、参加するには大変楽しいルールだ。