長いAzeroth大陸の歴史の中で、時には驚異的かつ愉快な発明をして愛され、時には脅威的かつ破滅的な発明をして恐れられてきた、小柄な種族の居住者たちがいます。

その蹴っ飛ばしたくなる蹴っ飛ばしそうなほどに小さい「自称・大発明家」たちは、自分たちの気楽で、快活で、陽気な性格をそのまま表現したようなクレイジーな創造物でもって、行く先々で大騒動と大混乱を引き起こします。

そんな彼らが混沌に導こうとしている次の目的地が、Hearthstoneです！

Hearthstoneの初の拡張セット「Goblins vs Gnomes」は、彼らの楽しく危険な発明の数々をもたらすことで、あなたのデッキを拡張します。

来たる混沌の主導者であり、「Goblins vs Gnomes」の主役となるGoblin種族とGnome種族について掲載します。

Goblin種族は熟練のエンジニア集団として知られています。
彼らが製造してきた大型火炎放射器や飛行型ゴーレムなどの、高度な発明品がそれを証明しています。

どう猛で狂暴で気性が荒く、ずるさと悪賢さに長けた種族です。
ビジネス感覚に優れていて、財産と富を蓄えることにも余念がありません。

彼らは、製造物が不慮に爆発するのを決して恐れません。
むしろ、何かが爆発することを常に期待しているようでもあります。

より大きく、より圧倒的な爆発をGoblinたちは好んでいます。
敵対勢力が爆発するのを見ることを理想としますが、必ずしもその通りでなくてもよいと考えます。
誰かが炸裂しさえすれば、大抵はGoblinたちは満足するのです。

Goblin種族のカードがあなたの手札に加わると、騒々しく、めちゃくちゃな未来の到来を期待できることでしょう。

Gnome種族も熟練のエンジニア集団として知られています。
彼らが製造してきたゼンマイ仕掛けのロボットや光線銃などの、高度な発明品がそれを証明しています。

器用で利口で手際が良く、創意工夫と探究心に富む種族です。
Goblin種族とは正反対に、純粋な科学の発展のために研究活動をしています。

しかしながら、彼らは安全性と常識を全く無視して科学を追求します。
煙が立ち込める爆発跡などは作りませんが、無実の人々を家畜に変身させてしまうなどの別の危険性をはらんでいます。

風変わりで狂気じみた、尋常ではない技術による実験をGnomeたちは好んでいます。
あてもなく物を繰り返し変身させ続けながら、いつかはこの実験が成功するだろうなどと考えます。
何かをぶっ飛ばすのがGoblinの発明の特徴であるのに対し、「こいつらをぶっ飛ばしてやりたい」と望む不幸な研究対象者を残すことがGnomeの発明の特徴です。

Gnome種族のカードがあなたの手札に加わると、安心して、事が奇妙に進行する未来を期待できることでしょう。

GoblinとGnomeは、Hearthstoneの題材となる「World of Warcraft」における一般的な種族です。
世界のいたる所に存在し、プレイヤーがキャラクターの種族として指定することもできます。

Goblin種族は、Alliance陣営と敵対するHorde陣営のキャラクターとして作成できます。
第3の拡張セットの「World of Warcraft: Cataclysm」から、キャラクターの種族として選べるようになりました。

Goblin種族固有の能力である、ロケット飛行のRocket Jump、ミサイル攻撃のRocket Barrage、アルケミー・スキルを上昇させるBetter Living Through Chemistryは、彼らが爆発性物質の発明家であることを表しています。

また、「時は金なり」であるとしてスピードを上昇させるTime is Money、常に最大の割引額で購入できるBest Deals Anywhere、どこでも銀行にアクセスできるPack Hobgoblinの各固有能力は、彼らの優秀なビジネス感覚を表しています。

Gnome種族は、Horde陣営と敵対するAlliance陣営のキャラクターとして作成できます。
初代「World of Warcraft」からキャラクターとして選べる、馴染み深い種族です。

Gnome種族固有の能力である、エンジニア・スキルを上昇させるEngineering Specializationと、Arcane属性の抵抗値を上昇させるArcane Resistanceは、彼らが未知なる物質を探求する発明家であることを表しています。

また、足止め効果を解除するEscape Artist、速度を上昇させるNimble Fingers、Manaなどのリソース・パワーを上昇させるExpansive Mindの各固有能力は、彼らの技師としての器用さ、機敏さ、聡明さを表しています。