「仁義なきガジェッツァン」は、ガジェッツァンを拠点とする大規模な3つの犯罪組織が主役となるカードセットです。
血気盛んな連中が無計画に犯行に及んだり、抵抗勢力を力ずくで制圧する、いわゆるギャングの集団です。
ガジェッツァンで最もタフである、武闘派組織として知られています。
肉弾戦と武器の扱いを得意としています。
そのために「仁義なきガジェッツァン」では、ウォリアー、パラディン、ハンターの各クラスの専用カードは、「グライミー・グーンズ」に所属しているという設定になっています。
ナワバリ意識と仲間意識が強いことも、「グライミー・グーンズ」の特徴です。
それをゲーム内で表現するために、「グライミー・グーンズ」に所属するカードの多くは、手札にあるカード(すなわち組織内の仲間や物資)を強化します。
リーダーは、双頭のオーガ種族であるドン・ハン=チョーです。
世間の目が届かない場所で、隠れながら非人道的な実験や研究に明け暮れている、いわゆるカルト集団です。
ガジェッツァンで最も狡猾であり、知力と魔力に秀でる頭脳派組織として知られています。
魔法とマナの扱いに長けています。
そのために「仁義なきガジェッツァン」では、メイジ、プリースト、ウォーロックの各クラスの専用カードは、「カバール」に所属しているという設定になっています。
「カバール」は最高峰の魔法化学者の集団としても知られています。
それをゲーム内で表現するために、「カバール」に所属するカードには、多種多様なポーションが呪文として存在します。
リーダーは、トロル種族の魔導師であるカザカスです。
夜のとばりに潜んで偵察活動に従事したり、誰にも気付かれることなく邪魔者を暗殺する、いわゆるスパイの集団です。
ガジェッツァンで最も謎に包まれた隠密派組織として、その存在が噂されています。
主要メンバーが獣人であり(ドルイド)、隠密性が高く(ローグ)、古代の精霊魔法を使いこなす(シャーマン)ことから、ドルイド、ローグ、シャーマンの各クラスの専用カードは、「翡翠蓮」に所属しているという設定になっています。
「翡翠蓮」に所属するカードには、隠れ身を有効的に扱うカードが複数あります。
また、召喚されるごとにステータス値が強化される翡翠のゴーレムを主力として扱います(※詳細は後述)。
リーダーは、パンダレン種族の貴族であるアヤ・ブラックポーです。
- 概要とイントロダクション
- ガジェッツァンの3つの勢力
- 新要素: マルチクラスカード
- 新要素: 翡翠のゴーレム
- 新カードの詳細情報
- 「スタンダード」のローテーションと先行販売
- 特別コラム: ガジェッツァン(Gadgetzan)とは
- ガジェッツァン――海賊が狙う「砂漠の港町」
- 「World of Warcraft」におけるガジェッツァン
- すでにハースストーンで登場しているガジェッツァン関連キャラクター
- 付録
- 専用のゲーム・ボード
- 公式予告動画
- 関連投稿一覧