本日の未明に、リード・ミッション・デザイナーであるデイブ・コザック氏が公式動画に登場し、「凍てつく玉座の騎士団」のミッションについて解説しました。
その内容のまとめを掲載します。
※ミッションとは
「凍てつく玉座の騎士団」から搭載される、拡張セットに付随する1人プレイ用のモードです。
リリースの終了が発表されたアドベンチャー・モードの簡易版とも言える存在で、このミッションを通して拡張セットのテーマについて学ぶことができます。
詳細情報 → 「拡張セット #6: 凍てつく玉座の騎士団(Knights of the Frozen Throne)- ミッション」
「凍てつく玉座の騎士団」のミッションの報酬に、新しいヒーロー・スキン「アーサス王子」が含まれていることが判明しました。
クラスは、原作どおりにパラディンです。
既存のウーサー・ライトブリンガー、レディ・リアドリンに続く、3体目のパラディン・ヒーローとなります。
入手条件は、「凍てつく玉座の騎士団」のミッションの最終ボスであるリッチキングを、全9クラスでそれぞれ倒すことです。
アドベンチャーのクラス・チャレンジの代替となるようなシステムだと言えます。
リッチキングだけは、プレイヤーが扱うクラスによって能力を使い分けることが予告されていました。
「凍てつく玉座の騎士団」のミッション報酬は「ランダムなヒーロー・カード1枚とパック3個」と説明されていましたが、「アーサス王子」はそれに追加される報酬となります。
リッチキング戦は「アドベンチャー・モードのヒロイック版ほど難しくはないものの、それに迫る難度」であると示唆されています。
リッチキング戦が解禁される時期は、「凍てつく玉座の騎士団」のリリースから2週間後です。
リリース日 … 「プロローグ・第1区画」
1週間後 … 「第2区画」
2週間後 … 「リッチキング戦」
アーサスは、かつては人間種族の帝国の王子であり、2代目のリッチキングとしてアンデッド軍の総帥に君臨しました。
パラディンとしても大きな名声を得ていましたが、リッチキングら悪魔の軍団にいざなわれて、帝国を裏切る暗黒騎士と化してしまいました。
当サイトでは、アーサス王子のストーリーを以下のリンク先で詳細に記載しています。
ミッションのラスト・ボスであるリッチキングは、相対するプレイヤーのクラスごとに固有の能力を使い分けます。
メイジに対しては、第1ターンにこちらのヒーローの体力を1にする呪文をプレイしてくるようです。
超うざい調剤師、アイスバリア、レノ・ジャクソンなどの回復能力や、アイスブロックなどの防御能力が必要となりそうです。
クラスごとにヒーローパワーも変えてくるのか、あるいは戦闘中にヒーローパワーを変えるのか、対パラディン戦におけるリッチキングが以下のヒーローパワーをプレイしてくる模様が公開されました。
そして、パラディン戦では、パラディン側のミニオンが破壊されるたびに、リッチキング陣営にそのミニオンが召喚されるようです。
蘇生した死者をスコージとして従えるリッチキングらしい能力であり、かつてのリッチキングの師であるウーサーは最も困難な挑戦を強いられると示唆されています。
- リッチキングは、体力30と装甲30を最初から有しているようです。
- 3/3のゾンビ(挑発付き)や2/6のレイスを目一杯召喚してきます。
- 武器のフロストモーンは5/3であり、これはリッチキングに無敵状態をもたらしているかも知れません。
- メディヴたちのようにジョーク・キャラにすることはやめて、リッチキングを原作のイメージ通りの傲慢(ごうまん)な悪役として登場させるようです(Warcraftファンには大変喜ばしいことです)。
「お前のプレイは 我が父の国政のようだ――実に優柔不断でな」 - リッチキングは先行販売の報酬であるフロストモーンCard Backを扱います。
- リッチキング戦を含めた「凍てつく玉座の騎士団」のミッションでは、以下のアイコンがプレイヤーのバトル・タグの隣に表示されます。
自軍のミニオンの聖なる盾が失われるたびに能力が発動されるカードが、パラディンに複数追加されるようです。
パラディンのレジェンド・ミニオンは、やはり再登場したと言うべきか、リッチキングと深い因縁があるボルヴァー・フォードラゴンです。
5/1/7という基本ステータス値はそのままに、自軍のミニオンの聖なる盾が失われるたびに攻撃力+2を獲得するミニオンとして参戦します。
自己犠牲の塊であるストームウィンドの英雄は、3代目リッチキングとして、今度こそハースストーンにおける活躍を果たせるのでしょうか。
公開された動画では、新カードが計4種類発表されました。
これらも含めた、公式に発表または認定された「凍てつく玉座の騎士団」のカードを、以下のリストで掲載しています。