「Curse of Naxxramas」に登場するボスたちは、どのような攻撃を仕掛けてくるのでしょうか?
それは、オリジナルのNaxxramasのボスたちが持つ能力をデフォルメさせたものに違いありません。
そのボスたちの能力をおさらいします。
ご存じでない方は予備知識の習得を兼ねて、ご存じの方は当時のRaid活動を懐かしみながらご覧ください。
今回は、The Plague Quarterのエリアにいるボスたちの能力を掲載します。
大量の骸骨が散乱している部屋で待ち構える、The Plague Quarterの最初のボスです。
呪いの解除さえしっかりできれば容易に攻略できるボスです。
- Nothは定期的に、呪いのCurse of the Plaguebringerを複数の対象に付加します。
Curse of the Plaguebringerは10秒後にWrath of the Plaguebringerへと変化し、対象の周囲にいる全員へ回復しきれないほどの大ダメージを与え続けるようになります。
1つでもWrath of the Plaguebringerに変化したら、全滅する可能性が高くなってしまいます。 - Wrath of the Plaguebringerは除去できません。
Curse of the Plaguebringerであるうちに、呪いを解除できる者が最優先事項としてこれの解除にあたります。 - Nothは頻繁にBlinkの能力で短距離のテレポートをします。
その際に攻撃の対象を変えるので、盾役のプレイヤーは速やかにNothを捕えなおします。 - NothはBlinkを発動すると同時に、攻撃速度と移動速度を半減させるCrippleを複数の対象に付加します。
除去できる者が速やかに除去します。 - Nothは30秒ごとに、骸骨の山の中からPlagued Warriorを召喚します。
Plagued Warriorは近接する複数の対象に命中するCleaveを発動するので、盾役以外は近寄らないようにします。 - Nothは110秒ごとに、誰からも攻撃を受けない部屋の上部までテレポートし、次から次へとPlagued Warriorを召喚してきます。
この状態は70秒間続きます。 - Nothが部屋の上部にいる間は、NothはPlagued Warriorよりも強力なPlagued ChampionやPlagued Guardianも併せて召喚してきます。
Plagued Championは、付近の全員にダメージを与えるShadow Shockと、対象の被回復量を半減させるMortal Strikeを使用します。
Plagued Guardianは、広範囲にダメージが及ぶArcane Explosionを唱え、Nothと同様にBlinkで短距離のテレポートをします。
Heigan戦では、地面から噴出してくる毒の回避に慣れることが必要になります。
部屋の中を行ったり来たりして毒の噴出を避け続ける行為は「Heiganダンス」と呼ばれました。
- Heiganの部屋の内部は4つのエリアに分かれています。
毒のEruptionが、4つのうちの3つのエリアで噴出し、そのエリアにいた者へ大ダメージを与えます。
Eruptionの噴出は、戦闘終了後まで定期的に発生します。 - Eruptionが噴出しない安全地帯となるエリアは、Eruptionが発生するたびに規則的に変更されます。
安全地帯となるエリアは、1 → 2 → 3 → 4 → 3 → 2 → 1 → 2 → 3 → 4 … という順に変わっていきます。
Eruptionが発生したら、次に安全地帯となるエリアまで移動する必要があります。 - Heiganは90秒ごとに、自分が最初にいた地点までテレポートし、Plague Cloudを自身の周囲に展開します。
この中に入ると、ものの数秒で死亡するので、全員がHeiganから離れます。 - Plague Cloudが展開されている間は、Eruptionの発生間隔がとても短くなるので、全員が集中して安全地帯へ回避し続けねばなりません。
いわゆる「Heiganダンス」の始まりです。
不慣れな者、不注意な者、通信接続に支障がある者が、ここで次々と倒れていきます。 - Heiganは常に、周囲にいる者の詠唱速度を3倍も遅らせるSpell Disruptionというオーラを展開しています。
魔法を詠唱するクラスはHeiganから距離を取らねばなりません。 - Heiganは定期的に、Decrepit Feverをランダムの対象に付加します。
Decrepit Feverは対象にダメージを与え続け、対象の周囲にいる全員の最大Healthを半減させます。
病気を除去できるクラスがこれを即座に除去します。
最終ボスのLoathebは植物タイプのアンデッドです。
すべての回復能力を妨げるという、一般的な植物タイプの種族が持つものとは対照的な能力を有します。
- Loathebは戦闘開始から20秒ごとに、すべての回復効果が無効となるNecrotic Auraを17秒間展開します。
すなわち、この戦闘では20秒ごとに3秒の間しか味方を回復させることができません。 - Loathebは30秒ごとに、5秒に渡ってダメージを与え続ける毒のDeathbloomを全体に放ちます。
- 戦闘開始から2分が経過すると、Loathebは、Shadow属性の大ダメージを与えるInevitable Doomを全体に放ちます。
2回目のInevitable Doomは30秒後に発生し、それ以降のInevitable Doomが発生する間隔は30秒から徐々に短くなっていきます。 - Necrotic Auraによって回復が制限される中で、Inevitable Doomによる大ダメージが多発すると耐えきれなくなります。
Inevitable Doomが多発するようになる前にLoathebを倒せる高い攻撃力が攻撃陣に求められます。 - その攻撃陣の助けとなるのが、20~30秒ごとに部屋の中に発生する胞子のSporeです。
このSporeを倒した者は、クリティカル率が50%も上がるFungal Creepという状態変化を得て、Loathebに大きなダメージを与えられるようになります。