11月7日に、いよいよ「BlizzCon 2014」が開幕します！

BlizzConとは、Blizzard社が毎年開催する大型イベントです。
同社がリリースするゲームを大々的にアピールする目的で開催され、ゲームの新情報の発表や、開発陣とのディスカッションがメイン・コンテンツとなります。
他にもコスプレ大会やBlizzard社のゲームの大会が催されるなど、Blizzardファンならば見逃せない企画が多数用意されたイベントです。

開催期間は現地時間の11月7日と8日の2日間で、会場はアメリカのカリフォルニア州にあるアナハイム・コンベンション・センターです。

ステージ上で開催される「BlizzCon 2014」のイベントのスケジュールと、「BlizzCon 2014」に関する情報を以下にまとめて掲載します。

1日目 – 11月7日 金曜日（日本時間： 11月8日 土曜日）

2日目 – 11月8日 土曜日（日本時間： 11月9日 日曜日）

• 「BlizzCon 2014」のライブ中継を視聴するには、バーチャル・チケットを以下のサイトより購入する必要があります。
  Battle.net Shop – BlizzCon® 2014 Virtual Ticket
  

  価格は39.99 USドルで、購入するにはBattle.netアカウントの登録が必要です。
  BlizzConの公式サイトより視聴できます。

• バーチャル・チケットを購入することで視聴できる「BlizzCon 2014」のライブ中継のストリーミング放送は、720pのHD画質であり、同時進行されるライブ中継の中から好みのチャンネルを選択できる仕様です。
  閉幕後も好きなだけ録画中継を視聴できます。
• 注目は、1日目の「Hearthstone Fireside Chat」です。
  去年開催された「BlizzCon 2013」における同イベントでは、ベータテスト中だったHearthstoneの開発状況と今後の展望について、1時間弱にわたる開発陣のアナウンスがありました。
  今年の「Hearthstone Fireside Chat」では、Hearthstoneの拡張セットに関する詳細な情報の発表が確実視されています。
• Androidタブレット版が出展される可能性があります。
  Androidタブレット版のリリース時期は2014年12月であるとアナウンスされています。
• Hearthstoneの公式世界大会「2014 Hearthstone World Championship」の決勝大会が行わます。
  ここで、今年度の世界一のHearthstoneプレイヤーが誕生します。
  この大会は無料コンテンツなので、バーチャル・チケット等を購入せずとも以下のサイトより視聴できます。
  ・Twitch – Hearthstone公式チャンネル
  ・Youtube – Hearthstone公式チャンネル
  
• 「BlizzCon 2014」のライブ・チケットとバーチャル・チケットの購入者には、Blizzard社のゲーム内で利用できる特別なサービスが贈られます。
  購入特典のHearthstone部門は「Blizzard 2014 Card Back」です。
  チケットの販売が終わると入手できなくなります。

  その他のBlizzard社の各ゲームでも、購入特典となるアイテムが用意されます。

  購入特典一覧（クリックで開く）

  ・World of Warcraft … 戦士のGrommash Hellscreamの格好をしたMurlocのペット。

  ・StarCraft 2 … Hierarch Artanisを含めた2種類のプロファイル・ポートレイト。

  ・Diablo 3（PC版のみ） … 「World of Warcraft: Warlords of Draenor」の武器のような見た目に変えるアイテム・トランスモグリフィケーション。

  ・Heroes of the Storm（正式リリース後） … 乗り物のNexus ChargerとHeroポートレイト。

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• Hearthstone以外のゲームにおいても、新情報の発表や公式大会が企画されています。

  ・World of Warcraft – 11月13日にリリースされる最新拡張セットの「Warlords of Draenor」が大々的にアピールされます。
  ・Diablo 3 – 新たな拡張製品の発表は期待できませんが、ゲーム内の新要素や開発方針について発表される予定です。
  ・StarCraft 2 – 第3の拡張セットである「Legacy of the Void」に関する情報が発表されるものと予想されています。
  ・Heroes of the Storm（ベータテスト中） – ベータテスト中だった去年のHearthstoneと同様に、新要素の発表やエキシビジョン・マッチが予定されています。

• アメリカのロック・バンドのメタリカが閉会式に登場して演奏します。
  メタリカは、1981年に結成された世界最高峰のヘヴィメタル・バンドです。
  累計1億枚以上ものアルバムを売り上げ、ロック界で大きな功績を残した人物を称える「ロックの殿堂」にも名前を連ねています。
  過去のBlizzConの閉会式では、オフスプリング、テネイシャスD、フー・ファイターズ、オジー・オズボーン、ブリンク 182といったメタル・ロックおよびパンク・ロックのミュージシャンが登場しました。
• 「BlizzCon 2014」のガイドとなる公式モバイル・アプリが用意されています。
  ・iOS版 – BlizzCon Guide
  ・Android版 – BlizzCon Guide
  

  

  

  

「BlizzCon 2014」の開催に先駆けて、公式世界大会の決勝が11月2日より開幕しました。

この決勝大会は、現地時間の11月2日、3日、7日、8日の4日間にわたって開催されます。
7日と8日の開催分は、「BlizzCon 2014」のイベントの一環になります。

厳しい地域予選を勝ち抜いた16名が、優勝賞金の10万ドル（1,100万円超）と世界王者の称号をかけて、決勝大会の緒戦へ臨みました。

以下に、11月2日と3日に行われたグループ・ステージの戦績表を掲載します。

グループ A

グループ B

グループ C

グループ D

グループ・ステージで2勝したTiddler Celestial、Kaor、Kranich、StrifeCroの各選手は、ベスト8へ進出することが決定しました。
おめでとうございます！

グループ・ステージで1勝1敗となった8選手は、それぞれグループ・ステージの最終戦へ臨み、ベスト8進出をかけて戦うことになります。

グループ・ステージの最終戦と、ベスト8以降の決勝トーナメントは、11月7日と8日に開催される「BlizzCon 2014」のステージ上で行われます。
日本時間では、11月8日の午前2時45分と11月9日の午前3時より大会の配信が始まる予定です。

すでに行われた対戦も含めた決勝大会の配信は、以下のサイトより視聴できます。

Hearthstone Expressでは、決勝大会を楽しむための観戦ガイドを用意しています。

11月1日からRanked Playの第8シーズンが始まりました。

これまでのシーズンと同様に、参加報酬となる新たなCard Backが用意されます。
第8シーズンの参加報酬はGoblins Card Backです。

第8シーズンは、World of Warcraftに存在する種族の一つであるGoblin族がテーマとなります。
Goblin種族は機械や電動仕掛けに対する好奇心が旺盛で、様々な種類のメカニズムを開発してきました。
彼らが製造するような機械装置が、このGoblins Card Backの模様で表現されています。

Goblins Card Backは、第8シーズンでランクが20（または20より上位）に到達すると入手できます。
ランクが20に到達するまでは負けても勝ち星が減らず、ランクが下がらないため、初心者の方でも達成が難しい入手条件ではありません。
入手条件を満たすと、第8シーズンの閉幕時にこのCard Backが与えられます。

直前のシーズンにおける最終ランクによって、新しいシーズンの開始時のランクが決定されます。
例えば、直前のシーズンのランクが1であったならば、新しいシーズンではランク16からのスタートになります。
新しいシーズンの開幕時に、始めたばかりのプレイヤーと上級者との対戦が実現しないようにするための措置です。

この措置により、新しいシーズンでは、1回も対戦しなくてもランクが20より上位になることがあります。
そのような場合でも、新しいシーズンのランク20到達の報酬となるCard Backを得るには、最低でも一度はHearthstoneにログインする必要があります。

BlizzConで発表されるであろう拡張セットに関して、HearthPwnが大変興味深い予想を掲載しています。
その予想とは、拡張セットはWorld of Warcraftのゴブリン種族が主役であり、メカニズムがメイン・テーマになるだろうということです。

予想の根拠は以下の3つです。

発端は、Goblinをテーマとする今月のシーズンの「Lobbin’ Goblins」と、その報酬の「Goblins Card Back」でした。
World of Warcraftに登場するGoblin種族が題材となるシーズンです。

これまでも、PandariaやBlack TempleなどのWorld of Warcraftに登場する要素が唐突にシーズンのテーマになっていました。
Goblinシーズンも発表された時点では何の変哲もないシーズンであると認識され、ましてや拡張セットに関連があるなどとは予想されませんでした。

しかしながら、HearthPwnやBlizzProなどの主要サイトにBlizzard社から直接送付された、意味深な手紙の数々によって、Goblin種族と拡張セットとの関連性が急速に有力視され始めました。

その手紙の内容とは、World of Warcraftに登場する機械仕掛けのユニットや兵器の設計図で、工学技術者のNovice Engineerのサインまで記されています。
このタイミングで、Blizzard社がこうまでして特定のテーマを暗示させるコンテンツといえば、近日中にも詳細が発表されるであろう拡張セット以外には考えられません。

Goblin種族と、手紙の内容にあるようなメカニズムには深い関係があります。
前項でも記載したとおりに、World of Warcraftに登場するGoblin種族は様々な種類のメカニズムを開発してきました。

手紙の内容と拡張セットに関連があり、Goblinシーズンのテーマ設定が意図的なものであるならば、メカニズムとGoblinが拡張セットに多数登場する可能性は十分に考えられます。

また、MMO-Championが発見した「Eye of Azshara」についてもHearthPwnは言及しています。
「Eye of Azshara」とは、10月28日付でBlizzard社が商標登録（商品名の独占権の登録）したコンピュータ・ゲームのタイトルです。

「Azshara」はWorld of Warcraftに登場する要素であるために、当初は同ゲームの拡張セットか派生タイトルだと予想されました。
しかし、以下の理由で、その可能性は低いと考えられるようになりました。

そこで、World of Warcraftに登場する要素を用いるHearthstoneに関連するものではないかと噂され始めました。
Goblinシーズンの発表や、メカニズムが記された謎の手紙の存在が、その意見を強く後押ししました。

なぜならば、AzsharaはWorld of Warcraftの地名の一つで、近年にはGoblin種族の大型組織が移り住むようになったエリアだからです。
その中心にあるBilgewater Harborでは、Goblin種族が製造したメカニズムを多数目にすることができるのです。

Goblinシーズンとメカニズムが記された謎の手紙は、Blizzard社がアクションを起こして発した公式情報です。
「Eye of Azshara」の商品名は、Blizzard社からの公式発表が一切ない、採用されるかどうかもわからない不確定な要素の情報です。
従って、拡張セットにGoblinとメカニズムが深く関わる確率は高く、その確率よりも低い可能性で「Eye of Azshara」がHearthstoneの拡張セットのタイトルになるだろうと予想されています。

これまでに、公式に発表された拡張セットの主な事前情報を以下に記載します。

• 100枚以上の新カードで構成される。
• 新カードは全て、既存のカード・パックからではなく、新設されるカード・パックから入手できる。
• 新カードは全て、既存のArcane Dustで作成できる。

なお、Adventureモードの「Curse of Naxxramas」がリリースされた月のシーズンの報酬は「Naxxramas Card Back」でした。
拡張セットとGoblin種族に関連があるならば、「Goblins Card Back」がシーズンの報酬となる今月中に拡張セットがリリースされる可能性もあります。

Hearthstoneにおける八百長は不正行為であり、発覚したら対象のアカウントを利用停止にさせることが改めて発表されました。

八百長とは、対人戦において、真剣勝負をせずに一方が対戦相手へ勝利を譲り渡す行為です。
Botなどのチート・ツールの使用と並び、Blizzard社の利用規約に反する不正行為です。
わざと勝利を与えた者はもちろんのこと、勝利を譲り受ける側も不正行為の対象者としてみなされます。

今後に発覚する重大な不正行為に対しては、予告なしのアカウント永久停止の処分が下されることが、先週のBot使用者に対する罰則の発表において明言されました。
八百長は、その重大な不正行為に該当します。

Hearthstoneにおける八百長は、主にRanked PlayにおけるLegendランク同士の対戦で行われます。

Legendランクに到達するとランクの降格がなくなるために、同じランク同士による同時プレイ接続を繰り返せるようになり、意図的な対戦相手の特定を何度でも企てることができるのです。
1人のプレイヤーが2つのLegendランクのアカウントを用意し、それらの同時プレイ接続を繰り返すことで、一方のアカウントの総合順位を不当に釣り上げることも可能です。

先週には、Botの使用者へ3ヶ月のアカウント一時停止処分が下されました。

それに比べては、八百長行為に対するアカウント永久停止処分は重すぎるとの声が続出しています。
先週のBotに対する処分が軽すぎるということには同意しますが、八百長に対する処分が重すぎるというのは全くの的外れな意見でしょう。
八百長行為は、Botの使用と同等、あるいはそれ以上に重大な違反行為です。

Ranked Playにおける順位の操作は、Blizzard社が主催する公式世界大会の出場権の行方に大きく関わります。
Hearthstoneにおける八百長は、同大会の高額な賞金を不正に得ようとする手段であり、同大会が掲げる「世界一決定戦」の根底を覆す行為であるとみなされます。
Blizzard社がアピール・イベントとして莫大な費用を投じる同大会への脅威を、厳罰でもって排除するのは当然のことです。

加えて、先週のBot使用者に対するアカウント一時停止処分は、全ての不正行為に対する警告でもあります。
処分の発表を通して、全ての不正行為には予告なしのアカウント永久停止処分が下されるようになることを周知させる意図がありました。
今後は、Botの使用もアカウント永久停止の処分対象になることが明言されています。

10月29日に、最新のパッチがHearthstoneプログラムに適用されました。
iPad版のHearthstoneアプリもバージョンが更新されたので、iPad本体の設定で「Appのバックグラウンド更新」が有効になっていない場合は、AppStoreより手動でアプリをアップデートする必要があります。

このパッチにより、新たに以下の4種類のCard BackがHearthstoneに加わりました。

現在は、Goblins Card Back以外の全てのCard Backが使用可能な状態になっています。

Warlords Card Backの模様は、告知されているものではない状態になっています。
試作段階のバージョンを誤ってリリースしてしまったとのことです。
近日中にも、告知されていた通りの模様に修正するパッチを適用するとのことです。

その他のパッチ内容を以下に掲載します。

• （iPad版）My Collection画面内でキーボードが表示された時に、検索フォームが正しく表示されないことがある問題を修正しました。
• （iPad版 / 中国地域のみ）Wi-fi接続を切り替えた時に、ログイン状態が保持されない問題を修正しました。