リリースを12月に控えている「Goblins vs Gnomes」の公式サイトに、リリース前のキャンペーンとして投票コーナーが設けられました。
このコーナーには、「Goblins vs Gnomes」の2枚の新カードと、それぞれへの投票ボタンがあります。
提示されている2枚の新カードは、イラスト、レアリティ、クラス以外の内容が明らかにされていません。
投票締め切りまでに得票数が多かった方のカードの全内容を明らかにするという企画です。
この投票企画もいよいよ佳境に入ってきました。
今回は、ついにLegendaryカードが投票の対象となります。
Druid専用のLegendary Minionと、Hunter専用のLegendary Minionです。
Hearthstoneのファンは、この週末の3日間にわたって、2種類の未知なるLegendary Minionに思いを馳せることになります。
Druid側のMinionカードには、「World of Warcraft」のトレーディング・カードゲームに登場するMalorneと同じイラストが描かれています。
Malorneは、「World of Warcraft」において神格化されている英雄で、Azeroth大陸の最古の居住者とされています。
Malfurion、Illidan、Cenarius、Alexstrasza、Malygos、Nozdormu、Ysera、Deathwingなど、Hearthstoneでも馴染みのある英雄たちが勢ぞろいしたWar of the Ancientsに、リーダーの一角として参戦しました。
魔界のBurning Legion軍と、その主導者のSargerasが、Azeroth大陸に侵攻したときの古代戦争です。
Malorneは、ここでBurning Legion軍のArchimondeと壮絶な死闘を繰り広げ、命を落としました。
その死後も、彼の強大な力は人々の間で語り継がれました。
とりわけ、自然界においても最高峰である治癒能力と、抗争を事前に鎮める不思議なオーラの展開能力は伝説となっています。
なお、MalorneはCenariusの実父であり、そのCenariusを育てた養母がYseraです。
トレーディング・カードゲームでもMalorneは、墓地にあるカードをデッキ内に戻して、コストをかけずにそれらをプレイするという強力な再生能力を備えています。
よって、Hearthstoneでも最高クラスの回復能力、または蘇生能力を備えるものと予想されます。
Hunter側のMinionカードには、「World of Warcraft」のトレーディング・カードゲームに登場するGahz’rillaと同じイラストが描かれています。
Gahz’rillaは、「World of Warcraft」において神格化されている生物で、蛇型の頭部が複数あるヒドラです。
大昔にトロル種族が建設した砂漠の街の中で、聖なる水の祭壇より召喚されて世に現れたのがGahz’rillaです。
とてつもない破壊力とどう猛さを有していて、この街のトロル種族より神として現代まで崇拝され続けています。
Gahz’rillaが出現した砂漠の街の名はZul’Farrakです。
Zul’Farrakのトロルたちは、自分たちの神であるGahz’rillaの存在と召喚方法を秘密にし、外部に明かしませんでした。
Zul’Farrak付近で行方不明となった者たちは、ここのトロルたちによって捕らえられたのであり、何らかの巨大生物の食欲を満たす生贄として捧げられるのだという噂が流れています。
ダンジョンのZul’FarrakとボスのGahz’rillaは、初代「World of Warcraft」より登場するので、同ゲームの最古参のプレイヤーには大変馴染みのあるコンテンツです。
ボスのGahz’rillaは、IcicleやFreeze Solidなどの氷のスペルで、こちらの動きを封じながら攻撃してきます。
Gahz’rilla Slamによって、複数名が空高くまでぶっ飛ばされるのがGahz’rilla戦の最大の特徴です。
トレーディング・カードゲームのGahz’rillaは、Hearthstoneで言うところのMinionで、HunterクラスのHeroを防衛します。
倒された際には、同じくHeroを防衛するBeast種族を召喚します。
Freeze、複数攻撃、Taunt、Deathrattleの召喚――
LegendaryカードとなったGahz’rillaには、果たしてどのような能力が与えられるのでしょうか。
なお、Gahz’rillaのウロコには電気が流れており、Goblinのメカニック・エンジニアがそれを要求するというクエストがあります。
Gahz’rillaは、わずかながらも「Goblins vs Gnomes」のテーマに沿っているMinionと言えます。
また、Gahz’rillaは、日本の東映が製作した映画に登場する怪獣の「ゴジラ」を名前の由来としています。
しかしながら、その姿は、ゴジラのライバルであるキング・ギドラと酷似しています。
どちらのカードの内容を知りたいでしょうか!?
投票するにはTwitterへのログインが必要となります。
投票ボタンをクリックし、指定された文章(※訳: 私はこちらの新カードの発表に投票します。あなたはどちらを選びますか?)をツイートすると、投票が受け付けられます。
Twitterをご利用中の方は、ぜひ投票してください。
投票のツイートは、このキャンペーンへ参加することのみならず、「Goblins vs Gnomes」の周知と普及に大きく貢献する行為となります。
今回の投票は現地時間の11月24日に締め切られます。
同様の投票が「Goblins vs Gnomes」のリリース日まで複数回行われる予定で、そのたびに1枚ずつ新カードの内容が明らかにされることになります。
投票によって新カードが発表される日は、11月12日、14日、17日、19日、21日、24日、26日、28日と定められています。
毎週の月曜日、水曜日、金曜日です。
前回の投票で、多くの票を得た新カードが公開されました。
その内容を以下に掲載します。
Coghammer
Paladin / Epic / Weapon
コスト: 3 / Attack: 2 / Durability: 3
Battlecry: ランダムに選ばれた1体の自軍のMinionにDivine ShieldとTauntを与える。
これまでに、このキャンペーン企画によって発表されてきたカードの内容を以下に掲載します。
※クリックで開く
Muster for Battle
Paladin / Rare / Spell
コスト: 3
1/1のSilver Hand Recruitを3体召喚する。
あなたのHeroがAttack 1 / Durability 4のLight’s Justiceを装備する。
投票の結果によって明らかになったカードも含めた、全ての新カードを掲載したカードリストを用意しています。
「Goblins vs Gnomes」の詳細を参照するには、以下の投稿をご覧ください。
Hearthstone 公式サイト – Discover the new cards of Goblins vs. Gnomes – Card Sets
Wowpedia – Malorne
Wowpedia – War of the Ancients
Wowpedia – Gahz’rilla