Hearthstoneのデータベース・サイトであるHearthheadが、興味深い発見を掲載しました。
それは、現在の公式サイトのトップページに、謎のエレメンタルが出現していることです。
このエレメンタルは赤色を帯びていることからFire Elementalの一種ではないかと推測されています。
現在、Hearthstoneの次の新コンテンツは、World of WarcraftのBlackrock Mountainがテーマになるのではないかと予想する声が続出しています。
Fire Elementalは、Blackrock Mountainの内部にあるBlackrock DepthsやMolten Coreで多数登場するキャラクターです。
公式サイトで登場したFire Elementalは、Molten Coreで登場したLava Surger、Lava Annihilator、Garrと酷似しています。
このことは、Molten CoreおよびBlackrock Mountainが新コンテンツの要素になるという予想をさらに活気づけています。
さらに、公式サイトのトップページの中段で掲載されているカードが置き換わったことです。
以前はIllidan Stormrageなどが掲載されていましたが、現在はTwilight Drake、Leeroy Jenkins、Core Hound、Dark Iron Dwarf、Magma Ragerが掲載されています。
Core Houndは大型ダンジョンのMolten Coreで、Dark Iron族のDwarfたちはダンジョンのBlackrock Depthsで登場するキャラクターです。
Leeroy Jenkinsは、中型ダンジョンのUpper Blackrock Spireにおける無謀な特攻によって伝説となったプレイヤーです。
どのダンジョンもBlackrock Mountainにあり、前述の予想を強く後押ししています。
また、今回登場した謎のエレメンタルや置き換わったカードの画像ファイルは、いずれも公式サイトの「hots」というディレクトリに格納されていることをHearthheadは指摘しています。
火属性のキャラクターや要素をまとめるために「hot = 熱い」という単語をディレクトリ名に使ったと、短絡的には考えることができます。
「hots」が新コンテンツのタイトル名の略称である可能性もあります。
ただ、すでに「StarCraft 2: Heart of the Storm」「Heroes of the Storm」の2つの「HotS」タイトルを発表しているBlizzard社が、3つ目の「hots」というタイトル名を用いるのは少々考えづらいことです。
- https://twitter.com/CM_Whirthun/status/572507563310235648
Botの使用などの不正行為によって、昨年にアカウントの永久停止処分を受けた者が、新しいアカウントを作成して今年度の公式世界大会に出場することは可能なようです。 - https://twitter.com/PlayHearthstone/status/572461263806046208
現在、上記で紹介した地区別のポイント総合ランキングには、掲載されるべきプレイヤーが正しく掲載されていない欠如がいくつかあるとのことです。
Hearthstoneとは直接関係ないニュースですが、HearthstoneがテーマとしているWorld of Warcraft(以下WoW)に重要な新システムが搭載されることが発表されたので掲載します。
搭載される新システムは「WoW Token」です。
WoW Tokenは、ゲーム内のショップで実際のお金で購入できるアイテムです。
使用すると30日分のWoWのゲーム・タイムがアカウントに追加されます。
このWoW Tokenは、ゲーム内のオークション・ハウスで売ることができます。
オークション・ハウスに出品されたWoW Tokenには、その時々の市場価格に応じて、自動的にGoldの売却額が設定されます。
購入希望者は、その設定されたGoldをオークション・ハウスで支払うことによって、WoW Tokenを買うことができます。
すなわち、WoW Tokenの売却側は、実際のお金を支払うことでゲーム内の通貨であるGoldを入手できます。
購入側は、ゲーム内の通貨であるGoldを支払うことで、実際のお金で払うべきゲーム・タイムを入手できます。
限定的でありながら、実際のお金とGoldのトレードが公式にサポートされることになります。
ゲーム内でGoldの収集に尽力すれば、WoWも無料のままプレイできる時代となりました。
このシステムの導入の主な目的は2つです。
まずは、WoWのGoldを現金と不正にトレードする業者やサービスの抑制です。
これまでに、Goldが不足しているプレイヤーは現金を支払い、Goldが過度にあるプレイヤーは現金を求めて、こうした不正サービスに手を出すケースが多発してきました。
その結果として詐欺に遭ったり、アカウントが盗まれるなどの被害が発生することもあります。
全プレイヤーに安全、かつ簡単なGoldと現金のトレード手段を公式に提供することで、上記の不正サービスや被害からプレイヤーを遠ざけることが狙いです。
もう1つは、「基本無料プレイ」を価格モデルとするゲームが、現在のゲーム市場を席巻していることに対する措置です。
Hearthstone、MOBAジャンルのゲーム、ソーシャル・ゲームの多くは、「無料のままでもプレイ可能で、ゲーム内の追加要素を現金で購入する」という料金形態を採用しています。
いわゆる「Free-to-Play」と呼ばれるこうしたオンライン・ゲームは、世界中のゲーム・ランキングの上位を占めていて、その市場規模は年々拡大しています。
以前までありふれていた月額固定料金制のオンライン・ゲームは、その影響を大きく受けて転換期を迎えており、Eve OnlineやWildstarなどは月額料金とゲーム内通貨のトレード手段を公式に提供しました。
WoWもそれに追従したかたちとなります。
Hearthstone 公式サイト – Standings
Hearthhead – More Blackrock Mountain Hints; Hearthstone World Championship Standings Page Released
Twitter – Whirthun (@CM_Whirthun): 2015年3月2日
Twitter – Hearthstone 公式アカウント (@PlayHearthstone): 2015年3月2日
World of Warcraft 公式サイト – Introducing the WoW Token
GamesBeat – World of Warcraft’s new real money-for-gold effort brings more free-to-play to Blizzard’s cash cow