5月1日からRanked Playの第14シーズンが始まりました。
シーズンのテーマは「Go Ninja, Go!」です。
これまでのシーズンと同様に、参加報酬となる新たなCard Backが用意されます。
第14シーズンの参加報酬はNinja Card Backです。
テーマの「Ninja」は、もちろん日本発祥の諜報員である忍者のことです。
誕生から数百年のときを経て、今では世界的な人気を博し、ゲームやファンタジー世界などのキャラクターとしても頻繁に登場しています。
Ninja Card Backの模様には、忍者と同様に闇夜へ溶け込むような黒色の下地と、忍者が扱う鋼の手裏剣が描かれています。
過去に特定の国や地域の文化様式が描かれたシーズンのテーマは、Pandaria(中国)とLunar New Year(中華圏)です。
Ninja Card Backは、第14シーズンでランクが20(または20より上位)に到達すると入手できます。
ランクが20に到達するまでは負けても勝ち星が減らず、ランクが下がらないため、初心者の方でも達成が難しい入手条件ではありません。
入手条件を満たすと、第14シーズンの閉幕時にこのCard Backが与えられます。
直前のシーズンにおける最終ランクによって、新しいシーズンの開始時のランクが決定されます。
例えば、直前のシーズンのランクが1であったならば、新しいシーズンではランク16からのスタートになります。
新しいシーズンの開幕時に、始めたばかりのプレイヤーと上級者との対戦が実現しないようにするための措置です。
この措置により、新しいシーズンでは、1回も対戦しなくてもランクが20より上位になることがあります。
そのような場合でも、新しいシーズンのランク20到達の報酬となるCard Backを得るには、最低でも一度はHearthstoneにログインする必要があります。
このCard Backはシーズンが終了すると入手できなくなります。
せめてランクが20となるまではプレイして、この入手期間が限られたCard Backを収集しておくことをお勧めします。
World of WarcraftのNinja
忍者は、アメリカで人気が高いキャラクターの一種であり、このとおりにHearthstoneのシーズンのテーマにもなりました。
しかしながら、Hearthstoneが由来とするWorld of Warcraftの世界には、ほとんど存在しません。
Ogre NinjaもWorld of Warcraftにはいません。
唯一、Ninjaという、まさに名前そのものの敵対キャラクターがいます。
ただ、一地方の討伐クエストの対象に過ぎず、拡張セットの「Cataclysm」から追加された知名度が低い存在です。
もっとポピュラーな「Ninja」コンテンツは、プレイヤーの見た目を忍者に変えるアイテムです。
魚料理のSavory Deviate Delightは、食べたプレイヤー・キャラクターの見た目を海賊か忍者のどちらかに変えます。
その姿のまま戦闘することもできるので、一部のフリークには大変好評であるアイテムです。
秋季のハロウィン・イベントの期間では、Hallowed Wand – Ninjaというアイテムを入手できることがあります。
対象の味方プレイヤーの見た目を忍者に変えるアイテムです。
World of Warcraftのゲーム内における「Ninja」という単語は、特定のキャラクターではなく、「泥棒をしたプレイヤー」を指し示していることがほとんどです。
グループを組んでプレイしている最中に、ドロップしたアイテムを不当に入手するという、悪い意味の単語です。
一般的な「Ninja Looting」は、アイテムの分配権を自分に与えたグループのリーダーが、相談なしに全てのアイテムを自分に与える行為です。
以前の仕様では可能であった、「自分には使えないアイテムを拾う」という行為も「Ninja Looting」の対象です。
隙を伺って重要物をかすめ取り、即座に消えていなくなる(ログアウトする)という一連の振る舞いが、忍者のようであることから名付けられました。
この単語は広く定着されていて、公式のカスタマー・サポートにも「Ninja Lootingに対するBlizzard社の方針」というタイトルのページがあるほどです。
Hearthstone 公式サイト – Hearthstone® May 2015 Ranked Play Season – Go Ninja, Go!