なんと!
ハースストーンの開発チームが、わざわざ集合して日本のプレイヤーに向けてビデオ・メッセージを配信してくれました!
冒頭に、チームを代表して出演されたのは、ハースストーンのリード・アーティストであるベン・トンプソン(Ben Thompson)氏です。
ハースストーンのベータ・テスト時代から、カードの枠組み、ゲーム・ボード、Card Backなどのデザインを担当されています。
コインやレクサーのイラストを描いたことでも知られています。
開発チームが勢揃いをして、日本に向けて「1周年おめでとう!」とメッセージを寄せていただきました。
過去の「BlizzCon」にも出演されたBen Brode氏とMike Donais氏の姿も右奥で確認できます。
最近の公式動画「デザイナーの洞察 with ダンとパット:酒場の喧嘩」に出演されたDan Emmons氏もいらっしゃいます(ベン・トンプソン氏のすぐ後ろ)。
私はブリザード・ゲームを20年以上にわたってプレイし続けてきましたが、これほどの人数のブリザード・スタッフが日本のコミュニティに向けてメッセージを発信するのを観たのは、初めてのことです。
リリース1周年を記念して、明日10月22日より、ハースストーンのオフ会である「炉端の集い」が各地で開催されます。
開催日 | 名前 | 場所 |
---|---|---|
10月22日 | ハースストーン日本リリース1周年記念 炉端の集い | 東京・高田馬場 |
10月22日 | Meepleside gathering #10 | 東京・中目黒 |
10月22日 | ハースストーン炉端の集い IN 仙台 | 仙台 |
10月22日 | Hearthstone名古屋オフ | 名古屋 |
10月29日 | Lobi主催 ハースストーン1周年記念オフ会「炉端の集い」 | 東京・渋谷 |
11月5日 | 日本海のハースストーン Extra | 新潟 |
11月5日 | ハースストーン1周年記念炉端の集い in 大阪 | 大阪 |
11月5日 | ハースストーン1周年記念炉端の集い in 福岡 | 福岡 |
11月5日 | ハースストーン1周年記念炉端の集い in 愛知 | 愛知 |
都合が合えば、ぜひ最寄りのイベントに参加し、他のプレイヤーとの交流を楽しんでください。
リリース1周年を記念する「炉端の集い」を開催する場合は、公式サイト等で報告するようお願いされています。
公式に告知されることになるのかもしれません。
10月20~31日の期間中に、Twitterで「#ハースストーン日本リリース1周年」のハッシュタグを付けてメッセージやイラストを投稿すると、秀逸な投稿をした人にカードパックのプレゼントが与えられます。
公式サイトの選考によって最優秀に選ばれたツイートには、カードパック7個が贈呈されます。
優秀賞のツイート6作品にはカードパック5個が、注目投稿のツイート21作品にはカードパック3個がそれぞれ贈呈されます。
本日から10月24日の午前10時まで、Amazonコインでハースストーンの有料コンテンツを購入すると、通常の2倍である20%のコインバックが適用されるキャンペーンが催されます。
例えば、5,000円相当の有料コンテンツを「Amazonコイン 5000」で購入すると、通常ならば500円分のAmazonコインがバック(贈与)されるところ、倍額の1,000円分のAmazonコインがバックされます。
何かしらの購入を検討されている方は、ぜひこの機会を見逃されないように!
Amazonコインで購入するには、Android端末にAmazon版のハースストーン・アプリをインストールする必要があります。
その手順とAmazonコインによる購入方法は、以下の投稿に掲載しています。
2015年10月3日に突如として、それまで日本国内で存在していたHearthstoneのコミュニティの間に最大の衝撃が走りました。
「Hearthstoneの完全日本語版がリリース!」――
よくあるテキストだけ日本語化した日本語版ではなく、音声や公式サイトまで日本語版が用意されるという発表に対して、「信じられない」という驚きの感情を抱いたことを今でも鮮明に覚えています。
アジア地域でブリザード社製ゲームの制作指揮に携わるHamilton Chu氏が来日し、日本語化されたカードやアドベンチャーが展示され、著名な声優陣による日本語の音声が再生され、「君のターン!」が皆の度肝を抜き、日本語版のトレイラー映像が流された、あの発表会の配信映像は今も忘れようがありません。
そして日本時間の2015年10月21日に、ハースストーンの日本語版がめでたくリリースされました。
ブリザード社自らが、初めて日本語ローカライズを手がけた作品としても注目されました。
それまでの日本における主流のプレイ地域がアメリカであったため、多数の日本人プレイヤーからの訴えを聞き入れたブリザード社が、アジア地域への資産のコピーを施した特別措置に対しては、今でも感謝している古参プレイヤーが多く存在します。
こうして日本国内でも一層親しまれることになったハースストーンは、日本語版の運営による、数々の日本独自の公式イベントで盛り立てられました。
最初に企画された大型イベントは、人気のYoutuberたちがハースストーンをプレイして、その模様を配信する「ハースストーン・チャレンジ」です。
日本のハースストーンのトップ・シーンで活躍するCivila選手、Cross選手、Star選手がアシスタントを務め、それぞれ見ごたえある配信内容としました。
なお、参加されたYoutuberのうち、ももたろさんとMegumiさんは、その後もハースストーンに関する配信を掲載したことを特別に表記しておきます。
「旧神のささやき」がリリースされる直前には、新宿駅前という注目度が高い場所において、ハースストーンの壁画が作製されるという、ド派手なライブ・イベントが開催されました。
世界中で同時進行された企画の「ハースストーン・ライブ・ペインティング・キャンペーン」です。
日本の「ライブ・ペインティング」は、その巨大画像が他国のものに見劣りしないだけでなく、その模様を吉崎智宏、木村優、 能登有沙、豊田萌絵の各氏が実況中継するという大掛かりなイベントでした。
6月中旬には日本語版ハースストーンのCMがテレビで放送されました。
その内容は日本国内のみならず、海外のハースストーン・プレイヤーからも高い評価を得ました。
このCMの映像は、現在も日本語版ハースストーンの公式Youtubeチャンネルにおいて、最も視聴された動画となっています。
日本語版がリリースされた直後に、挨拶代わりとして日本のハースストーン・シーンを世界へ大々的にアピールしたのが、第2回公式世界大会でベスト4に入賞したKno選手です。
わずか1しかない日本地区の出場枠から、アジア地域選手権で準優勝を果たし、その後もJAB選手を始めとした並み居る強豪を倒して世界のトップ4に入りました。
今年から公式世界大会の仕様が変わり、1名分しか確保されなかった日本のアジア太平洋地域選手権への出場枠は、3名分に増やされました。
そして見事に日本地域の予選大会を突破して日本代表となったmattun、Jako、GundamFlameの3選手が、ハースストーンの母国アメリカに渡って大舞台の出場経験を得たことは、間違いなく日本国内のハースストーンの環境を向上させる糧になったのだと思います。
最近の最終選抜大会では、ハースストーンのリリースの初年度から活躍を続けたTansoku選手(※第5シーズン・ランク10位)が、決勝戦で3-3までに至る接戦を演じる、気迫あるパフォーマンスを披露しました。
結局、決勝大会への進出はなりませんでしたが、本当に本当にあと一歩のところという、大健闘を見せてくれました。
handsomeguy選手を筆頭とした韓国勢の力量を改めて痛感する年になりましたが、いつの日か日本が強豪国として認知されることを期待し、来年以降も日本人プレイヤーに対する応援を続けていきます。
日本版のハースストーンが、世界大会の国内予選と同程度に大きく取り扱ってきた企画が、「炉端の集い」です。
「炉端の集い」とは、いわゆるハースストーンの「オフ会」のことを意味し、ブリザード社が奨励しているコミュニティ主導型のオフライン・イベントです。
日本では、国内予選と併催されるかたちで「公式の炉端の集い」が開かれることも何度かありました。
ハースストーンが公式に発表した企画の中では最も古い方で、日本語版がリリースされるよりももっと前の、ハースストーンがリリースされた1か月後の2014年4月から開始されています。
日本語版がリリースされた頃には、本場のアメリカや北欧ではすでに「炉端の集い」が盛んに開催されていました。
日本国内では、現ブリザード社員であるNemuke氏が主催した、国内初の「炉端の集い」である「ゆるふわHearthstone会」が定期的に開催されていて、今では伝説的に語り継がれています。
日本語版がリリースされてからは、定期開催、および不定期開催の「炉端の集い」が格段に増えました。
それも、首都圏内が中心であった開催場所が全国に広がりつつあります。
皆様もぜひ、都合が合えば最寄りの「炉端の集い」に参加し、他のハースストーン・プレイヤーとの交流を楽しんでみてください。
個人的におすすめであるのが、Nemuke氏の意志と「ゆるふわ」感を引き継ぐ、毎週木曜日に東京・秋葉原で開催されている「ハースストーンたまり場」です。
初参加でも存分に楽しめたという満足の声を、実際に直で複数聞いています。
「炉端の集い」は、ハースストーンを展開するために欠かせない重要なコンテンツとして位置づけられています。
もちろん、日本国内においても例外ではなく、今後も公式に大きく取り扱われ続けることになると思われます。