・新しい追加ヒーローのリアドリンの入手方法を追記しました。
・これは凄い! 日本国内のライブペインティング・キャンペーンを追記しました。
日本時間の3月15日未明に、パッチ「4.2.0.12051」がハースストーンに適用されました。
マイナー・パッチとしては大掛かりな内容ですので、特別に投稿して解説します。
先日もお伝えした、新拡張セットの「旧神のささやき」の先行販売が、このパッチから開始されます。
- 「旧神のささやき」カードパック50個セットを、40個セットの価格で購入できます。
(※3月14日現在における40個のセット価格は、PC版は50 USドル、Android版とiOS版は共に6,000円です。) - 先行販売の50個セットは、ゴールドでは購入できず、実際のお金でしか購入できません。
- 事前に購入すると、報酬として「クトゥーンの眼」Card Back(カード裏面のデザイン)が与えられます。
(※これまでと同様に、事前販売が終了すると二度と入手できなくなると思われます。) - 先行販売で購入したカードパックは、「旧神のささやき」がリリースされるまで開封できません。
報酬の「クトゥーンの眼」Card Backは、購入した時点で使用できます。
これまで9であったデッキ・スロットの数が、倍の18になりました。
より多くのデッキを保存できます。
- コレクション画面では、単純にデッキ・スロットの列を上下にスクロールさせることで、10個目以降のスロットを参照できます。
- デッキ選択画面では、左右の矢印ボタンをクリックすることで、10個目以降のスロットを参照できます。
- 9つ全てのクラスがアンロック(使用可能な状態)されないと、デッキ・スロットの数は18に拡張されず、9のままとなります。
練習モードなどで勝利すると、対戦相手のヒーローのクラスがアンロックされます。
先日もお伝えした「デッキ・レシピ」が搭載されました。
ニュース – デッキ構築のアシスト・ツール「デッキ・レシピ」の新設
- 新しいデッキを組む際に、左側に表示される「デッキ・レシピ」を選ぶと、構築済みのデッキが自動的に組まれます。
知識がなくとも、バランスがとれたデッキを悩むことなく構築できます。
新規参加者や初心者のプレイ意欲を大いに高める新要素だと思います。 - 「選択」→「完了」とクリックすることで、即座に対戦で使用できるデッキが完成します。
後からデッキの内容を編集することも可能です。 - 所有していないカードは灰色で表示されます。
「デッキ・レシピ」選択後に、その所有していない灰色のカード・ボタンをクリックすると、交換候補が現れてデッキの完成を補佐します。
- 「デッキ・レシピ」の選択時に「カスタムデッキ」を選ぶと、従来どおりに一からデッキを組むことができます。
コレクション・モードの検索フィルターが強化されました。
- 「攻撃:」「体力:」「マナ:」と入力し、続けて数値を入力することで、攻撃力、体力、マナ・コストでカードを抽出することができます。
例えば、「攻撃:1」と入力すると攻撃力1のミニオンだけが、「体力:8」と入力すると体力8のミニオンだけが表示されます。
- 「所持:」と入力し、続けて数値を入力することで、所持している枚数を指定してカードを抽出することができます。
「所持:2」と入力すると2枚組で所持しているカードが、「所持:1」と入力すると1枚しか所持していないカード(レジェンド含む)が表示されます。 - 「作成」ボタンを押して「作成」モードに移り、「所持:0」と入力すると、まだ1枚も所持していないカードだけが表示されます。
- 「ゴールデン」と入力すると、所持しているゴールデン版カードだけが表示されます。
- 「アーティスト:」と入力し、続けて名前を入力することで、イラストのアーティスト名でカードを抽出することができます。
- 注意点は、コロン(:)と数字は半角文字で入力する必要があることです。
すべて全角文字の「攻撃:1」では、検索フィルターは機能しません。 - 検索フィルターのキーワードは、半角スペースを挟むことで、組み合わせることができます。
例 … 「攻撃:1 体力:2」「ゴールデン 所持:2」 - 数値はハイフン(-)を用いることで範囲を定めることができます。
例 … 「攻撃:2-4」 → 攻撃力が2~4のミニオンだけを抽出
新拡張セット「旧神のささやき」がリリースされると、新しい対戦ルールの「スタンダード・フォーマット」が始まります。
ニュース – 「スタンダード・フォーマット」の採用が決定
その前準備と目される要素がゲーム内に追加されています。
- 「スタンダード」では使用できなくなる「ゴブリン vs ノーム」と「ナクスラーマスの呪い」の購入画面で、「まもなく販売終了」という注意書きが表示されています。
「スタンダード」が始まると、両セットは購入できなくなり、作成することが唯一の入手方法となります。
(※表示される「詳細」の説明は誤解を生じさせますが、「スタンダード」が始まってもカードの作成は可能であり、「スタンダード」以外ではプレイできます。) - プレイ・モードの右上に、「スタンダート」と「ワイルド」を切り替えるボタンが追加されました。
現在は「ワイルド」しかプレイできませんが、後にここでフォーマットを切り替えることになります。
これはサプライズでしたが、このパッチより新しい追加ヒーローが使用可能となりました!
追加のHeroについて
その名はリアドリン――「World of Warcraft」においてLady Liadrinとして登場しているブラッド・エルフのパラディンです。
最初にブラッドナイトとなった女騎士です。
最新作の「Legion」では、ティリオン亡き後のシルバーハンド軍において重要な役割を務めると公表されています。
- クラスはもちろんパラディンです。
ウーサーと置き換えてパラディンのヒーローとすることができます。
既存の追加ヒーローであるマグニ、アレリア、メディヴに次ぐ、第4の追加ヒーローとなります。 - これまでの追加ヒーローと異なり、「World of Warcraft」のプロモーション用のコンテンツとして登場します。
入手方法は、「World of Warcraft」でキャラクターのレベルを20にすることです。
(※3月11日以降のレベル20到達が条件となるので、すでにレベル20以上のキャラクターがいても、再びレベル20まで上げる必要があります。)
「World of Warcraft」は、Battle.net Appのランチャーより、無料でレベル20までプレイできます。
レベル20到達後に、同じアカウントでハースストーンへログインすると、自動的にリアドリンの報酬が発生します。
日本語に続き、タイ語が追加言語としてサポートされました。
テキストだけでなく音声もタイ語化されています。
ニュース – タイ語版のリリースが決定 / パッチ4.2の存在が判明
前述した「クトゥーンの眼」Card Backの他に、「Overwatch」と「ホガー」のCard Backがそれぞれゲーム内に追加されました。
- プレイ・モードやアドベンチャーのデッキ選択画面で、下部の「コレクション」ボタンを押すと、直接コレクション・モードに移ってデッキを編集できるようになりました。
そして編集した後に「戻る」ボタンを押すと、デッキ選択画面に直接戻ります。
- レノ・ジャクソンが能力を発動できるときは、カードの枠が光るようになりました。
- 「スタンダード・フォーマット」の開始に先駆けて、アドベンチャーのカードの還元(Disenchant)ができるようになっています。
(※「スタンダード」が開始されると、「ナクスラーマスの呪い」セットのカードは作成可能となります。
「スタンダード」対象の「ブラックロックマウンテン」「リーグ・オブ・エクスプローラー」は、「スタンダード」開始後もクリアせねばカードを入手できません。)
パッチの適用から間もなくして、世界各地で行われているという「旧神のささやき」のライブペインティング・キャンペーンが、日本でも開催されています!
巨大なキャンバスに、アーティストが実際にハースストーンのイラストをペイントするという企画です。
実にド派手な企画です。
新宿駅前という人通りが多い開催場所も相まって、大きなアピール効果になると思われます。
ペイントを施す過程が、Twitchのハースストーン日本語版公式チャンネルにおいて配信されています。
- 日本のライブペインティング・キャンペーンでは、MCに吉崎智宏氏、ゲストに木村優氏、 能登有沙氏、豊田萌絵氏が参加されています。
汚染利品グログロ君を始めとした「旧神のささやき」カードの不気味さを、必死にフォローしていただけたことを嬉しく思っています。 - 巨大なキャンバスは、新宿駅東口の新宿ステーション・スクエアで展示されています。
展示期間は3月18日の午後8時までです。
ハースストーン 公式サイト(日本) – 「旧神のささやき」ライブペインティングキャンペーンに参加しよう!