「カバール」のキャラクター性
禁断の魔導書の研究に没頭したり――
「真っ当な」魔術師ならば考えもしない探究を渇望したり――
自然の摂理と恐れを知らない、頭脳明晰(めいせき)でありながらもイカれているインテリどもが、「カバール」の構成員を占めています。
知識を常識の範囲外で活用しようとするあまりに、社会から受け入れられなかった連中が行き着く場でもあります。
彼らは、崇高な理想が周囲の理解を越えていたため、優秀である自分がつま弾きにされたと思い込んでいます。
自分たちの理想を突き詰めるためには、下等とみなす全ての者が犠牲となっても構わないという、危険な思想を持つ魔法化学者の集団です。
「カバール」側は、そうした研究員や魔術師だけでなく、資金の調達員である詐欺師やペテン師、および禁止薬物の密輸人や売人を広く募集しています。
ガジェッツァンにあるタランのバーで魔法や薬物の話題に興じていると、マスターを通して「カバール」から勧誘されるとも噂されています。
その「カバール」の構成員たちは、赤や紫色のローブを好んで身につけます。
高度な錬金術の知識を持つ「カバール」は、ゲーム内でも多くのポーションを私たちにもたらします。
また、あらゆる可能性を追求する彼らは多様性を求めます。
「カバール」のレジェンド・ミニオンたちは、デッキを構成するカードが全て1種類ずつである場合に、他のどのミニオンよりも強力な凄まじい効果を発動します。
ハースストーンでは、魔法を主に扱うメイジ、プリースト、ウォーロックの各クラスが「カバール」に所属しています。
「仁義なきガジェッツァン」における、この3クラスの専用カードは、「カバール」の勢力を拡大させる原動力となります。
リリース後にガジェッツァンを支配するのは、果たしてどの組織となるのでしょうか――