ランダム呪文の仕様
特別ルールによるランダム呪文の発動は、ヨグ=サロンの下僕や希望の終焉ヨグ=サロンの能力と同様の効果です。
以下に、ランダム呪文の仕様を詳しく解説します。
- 全てのミニオンが、ヨグ=サロンの下僕をプレイしたときのように、ランダムな呪文を発動することになるルールです。
実際のヨグ=サロンの下僕は、コストが5以下のランダム呪文しか発動しませんが、今回の特別ルールは全てのコストの呪文をランダムに発動します。
- 発動される呪文は、収集できる全てのカードからランダムに選ばれます。
他のクラスの呪文も対象となります。
対象について
- ランダム呪文が対象を指定する呪文である場合は、対象も選択可能な中からランダムに選ばれます。
対象が「敵のミニオン」と限定されているならば、敵のミニオンの中からランダムに選ばれます。
- 対象として選択可能なキャラクターが場にいなければ、不発となり、ランダム呪文の効果は現れません。
- 自ら対象を指定できないランダム呪文は、敵軍のキャラクターを有利にすることもあります。
逆に、自軍のキャラクターに損害を与えることもあります。
- ランダム呪文は、発動させたプレイヤーがプレイしたものとして、カード・テキストの記述どおりに処理されます。
例えば、按手の儀式が敵のキャラクターを回復したとしても、カードを引く効果は自分のデッキから自分の手札にカードを引かせます。
秘策は常に自分側にセットされ、ブリザードやフレイムストライクは常に敵陣に向けて発動されます。
- ランダム呪文を発生させたミニオンが召喚直後に破壊されたとしても、ランダム呪文は構わず発動されます。
- 呪文の発動が条件となる能力は、このランダム呪文によって発動することはありません。
例えば、自分が発生させたランダム呪文によって、自軍の熱狂する火霊術師の能力が発動されることはなく、相手の呪文相殺やスペルベンダーも発動しません。
雄叫びとの作用について
- ミニオンの雄叫び能力は、特別ルールによるランダム呪文が発動された後に効果が現れます。
- 雄叫び能力の対象がランダム呪文によって破壊された場合は、その雄叫び能力は不発となります。
- 召喚したミニオンがランダム呪文によって破壊されても、そのミニオンの雄叫び能力は発動されます。
- ただし、その雄叫びがミニオン自身を対象とする能力であった場合は、破壊されてから自身を対象とするので、効果が現れません。
例えば、トワイライト・ドレイクが召喚直後にランダム呪文によって1ダメージを受けて破壊されると、雄叫び能力である自身の体力増強効果によって生き残ることはありません。
他の能力との作用について
- ランダム呪文が禁じられし癒しなどのマナを全て消費する呪文であった場合は、残っていたマナが消費されます。
- 呪文ダメージを得ていると、ランダム呪文のダメージ量も増えます。
- ランダム呪文が発見や選択を発動すると、その選択もランダムに行われます。
- 事前に何かしらのカードをプレイしていると、ランダム呪文のコンボ能力も発動されます。
- ランダム呪文がオーバーロードを生じさせると、次のターンで使用できるマナ・クリスタルがロックされます。