19体目の新ヒーローである「Nemsy Necrofizzle」が、今月中にゲームに追加されることが発表されました。
Nemsy Necrofizzleは、ウォーロック・クラスのヒーローです。
初めてのウォーロックの追加ヒーローであり、既存のグルダンに置き換えて使用することができます。これで、追加ヒーローが存在しないクラスはドルイドだけとなります。
Nemsy Necrofizzleは、フェン・クリーパーの上に乗っている女ノームです。
植物性巨人のボグの上だと知らずに釣りをしている存在にも見えましたが、実際の彼女はボグを操っている妖術師であったようです。
Warcraftの世界には実在しない、ハースストーンのオリジナルのキャラクターです。World of Warcraftのトレーディング・カードゲームでは「Lolly the Unsuspecting」という名称のカードでしたが、クラスがメイジであることやノッゲンフォッガー市長のようなランダム性をもたらす特徴は、一切反映されなかった模様です。
ノーム種族が初めてヒーローとなることは、意義深い事項です。Nemsy Necrofizzleは、炉端の集いの奨励キャンペーン用の報酬として用意されます。
以下の条件を満たすと、誰でもこの新ヒーローを獲得することができます。
2. 公式サイト側から酒場として承認された炉端の集いに訪れる
3. ゲーム内でその炉端の集いに参加する
4. 炉端の喧嘩をプレイする
公式サイトに掲載された、「酒場」として承認済みの炉端の集いが対象となります。
モバイル端末のハースストーンに位置情報を許可し、指定されたWifiに接続(不必要な場合もあり)すると、その開催場所で自動的にゲーム内の炉端の集いに参加できます。 (※ノートPCのハースストーンからではゲーム内の炉端の集いに参加できないことが多々あります)ゲーム内の炉端の集いに参加したら、「酒場の喧嘩」のメニューか、フレンド対戦から「炉端の喧嘩」を選択します。
10月の炉端の喧嘩は「タッグチーム」というタイトルです。
あらかじめ用意されたデッキを扱う、3本先取制の対戦ルールです。
試合開始前に、プレイするクラスのデッキを発見することになります。
全9クラスの構築済みのデッキは、公式サイトに掲載されています。
もちろん、カード資産が少なくても対等の条件で対戦を楽しめます。
今月のハロウィンの季節に合わせて、10月9日から11月5日――本日から「BlizzCon 2017」の閉幕日――までに開催される炉端の集いは「Hallow’s End Fireside Gathering――ハロウェンドの炉端の集い」と呼称されます。
これも炉端の集いの奨励キャンペーンの一つであり、公式に選定された炉端の集いには、ハースストーンの公式ハロウィン・グッズが贈呈されるとのことです。
しかしながら、「凍てつく玉座の騎士団」のリリース・プロモーションと同様に、日本国内の炉端の集いは今回もキャンペーンの対象外となることも予想されます。
ゲーム内では、Nemsy Necrofizzleの登場以外は、ハロウィン特有の要素などは特別に追加されないものと思われます。
11月5日までが「ハロウェンド」の炉端の期間ですが、それ以降もずっと、「炉端の喧嘩」をプレイすることによるNemsy Necrofizzleの報酬発生は継続されます。
注目すべき点が、新ヒーローのNemsy Necrofizzleはパッチ「9.2」の適用以降に追加されるという記述があることです。
Nemsy Necrofizzleの登場が10月17日ですから、次のパッチである「9.2」が、その日にリリースされる可能性が浮上しました(※日本時間18日未明)。
パッチ「9.2」では、モグリの薬屋の能力がミニオンの変身でも発動する事象が、修正されることが明言されています。
パッチ「9.2」で実施されるかはわかりませんが、闘技場の1~2回目のドラフトでシナジー効果を持つカードが必ず出現するというルールが、近い将来に排除されると予告されています。
なお、パッチ「9.2」の適用以前に「炉端の喧嘩」をプレイしていたとしても、「9.2」の適用後にNemsy Necrofizzleの報酬が発生する訳ではないとも記載されています。