【05/01】
ハースストーンのプレイヤー数の累計が7,000万に到達
ハースストーンをプレイした人の数が7,000万以上になったことが発表されました。
2013年8月に始まったクローズド・ベータから100万人を集めていたハースストーンは、正式リリースされた2014年3月には1,000万人にプレイされ、その後もモバイル版のリリースなどの影響によってプレイ人口を大きく伸ばしていました。
年々成長するe-Sportsの世界において、ハースストーンが今なおトップ・タイトルの一つとして数えられていることも、この発表と併せて人気が継続されていることを示しています。
ただ、この数字はあくまで登録数の累計であって、今もプレイを続けているアクティブ・ユーザーの数は定かではありません。
リリースから3年以上が経過した現在においては、当初の爆発的な成長率は収まりを見せ、堅調ながらもユーザー数と売上の緩やかな増加が見込まれると報じられています。
7,000万人到達を記念して、当時の最新拡張セットである「大魔境ウンゴロ」のカードパックが、ログインした全員に無料で3個も配布されました。
お祝いの言葉と同程度に、パックのプレゼントを喜ぶ声が多数挙がったことで、大きな話題に発展しました。
【07/01 ~ 07/03】
「ワイルド」専用カードセットの再販 / 「ワイルド・フォーマット」の公式世界大会「ワイルドオープン」の開催
「スタンダード・フォーマット」では使用できない、「ワイルド・フォーマット」専用のカードセットが、Blizzard Battle.netの公式ショップより購入できるようになりました。
「ワイルド」となったセットのパックおよびアドベンチャーは販売が停止されていて、それらのカードは魔素を消費して作成することが唯一の入手手段となっていました。
ゲーム内ショップでは「ショップのUIが複雑になる」などの理由によって、この再販は行われておらず、したがって支払い手段としてゲーム内のゴールドを使用することはできません。
「マンモス年は『ワイルド』環境もエキサイティングになるよう働きかける」という予告は、この再販と、「ワイルド」の公式世界大会「ワイルドオープン」の実施でもって実現されました。
日本人プレイヤーのmasnic選手も出場を果たした決勝大会において、イタリアのAlb987選手が優勝し、同選手が初代の「ワイルド王者」の称号を手にしました。
公式側の「ワイルド」環境に対する関与は、この再販と大会開催、それに月々のランク発表だけにとどまったため、「ワイルドがエキサイティングになる」までには至らない物足りなさを感じさせました。
しかも、「ワイルドオープン」の賞金総額の少なさや、参加資格を定めたルールの唐突な発表は、「ワイルド」ファンに小さくない失望と混乱をもたらしました。
ハースストーンのコメンテーターとしておなじみであるFrodan氏がTwitterで「ワイルドの世界大会がスタンダードと同程度の仕様と賞金になれば、参加または観戦する?」と問いかけたところ、8割以上の人が肯定的な返答を残しました。
数少ないながらも、過去の私営の「ワイルド」大会は視聴していて楽しいという評判がコミュニティの間で広がっているので、「ワイルド」が人気を博するコンテンツとしてのポテンシャルを秘めていることは事実であるようです。
その価値が認められ、より一層のサポートが「ワイルド」環境に投入されることを願います。
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