「大魔境ウンゴロ」環境で主流デッキの一つであった「クエスト・ローグ」の根幹である、クエスト呪文の地底の大洞窟が弱体化修正を受けました。

達成条件が「同じミニオンを4体召喚」から「5体召喚」に増やされました。

これを実施した理由として、開発陣のBen Brode氏とMike Donais氏は、「クエスト・ローグの多発によってコントロール・デッキが過度に抑止され、面白みに欠ける対戦環境になっていたから」と説明しました。

実際に、コミュニティ側もクエスト・ローグの隆盛を楽しい要素とは感じていなかったようで、この変更に異を唱えるプレイヤーはあまり見受けられませんでした。

ハースストーンの対戦データを収集しているHSReplay.netは、弱体化の実施の前後で対戦環境がどのように変わったのかを詳しく解説しています。

修正後には、クエスト・ローグに抑制されていた翡翠ドルイドの出現率が大幅に増加した他、地底の大洞窟の使用率の激減、地底の大洞窟を使用した際の勝率の大幅低下などの様子がグラフで示されています。

ハースストーンの公式Youtubeチャンネルにおいて、ハースストーンをテーマとした新作のアニメーション作品が展示されました。

「酒場のオヤジ」ことハース・ストーンブルーが営む酒場に、少女アヴァが訪れ、酒場の常連と共にハースストーンへ興じる模様が描かれています。

この作品は、国内外を問わずに大変好評であり、「素晴らしい」「かわいい」「試合でも3Dフィギュアを採用すべきだ」などの賛辞であふれ返りました。

「BlizzCon 2017」の「Blizzard Cinematics | Behind the Scenes」のコーナーにおいて、この「炉端においでよ」のアニメを制作陣が1時間にわたって解説しました。

キャラクターの特徴から舞台の背景に至るまで、こと細かに設計されていることが明かされ、ドゥームハンマーなどのオマケ要素があちこちに散りばめられていることも紹介されました。

イラストレーターのVasili Zorin氏は、主役のアヴァを含めたアニメのコンセプト・アートを数点掲載しています。