1998年3月31日にリリースされたブリザード社のゲーム「StarCraft」は、今年で生誕20周年を迎えます。
これを祝福する企画が、他の各ブリザード・ゲームで用意されることになりました。
ハースストーンにおいては、「StarCraft」の要素が登場する酒場の喧嘩「別次元へのポータル = Portals to Another Dimension」が開催されます。
現時点で判明している、「別次元へのポータル」の喧嘩情報を以下にまとめます。
今週の酒場の喧嘩が「別次元へのポータル」となります。
通常の「クラシック」パック1個ではなく、「コボルト」パックが3個も与えられます。
獲得条件は変わらず、酒場の喧嘩で1勝することです。
「StarCraft」の世界と通じるポータルから、「StarCraft」の要素がハースストーンの舞台に出現してくるという設定です。
開かれるポータルは技術(Tech)、群体(Swarm)、精神(Mind)の3種類であり、それぞれは「StarCraft」の主要3種族と関連性があります。
まず、選んだクラスの専用カードが10枚デッキに組み入れられます。
自分でカードを選択するのか、自動でカードが組まれることになるのかはわかりません。
「技術」を選ぶと「技術ポータル」の呪文20枚が、「群体」を選ぶと「群体ポータル」の呪文20枚が、「精神」を選ぶと「精神ポータル」の呪文20枚が、それぞれ組み入れられてデッキが完成します。
自分の手札に「技術」のカードをランダムに1枚追加する。
そのカードのコストは(3)減る。
自分の手札に「群体」のカードをランダムに1枚追加する。
そのカードのコストは(3)減る。
自分の手札に「精神」のカードをランダムに1枚追加する。
そのカードのコストは(3)減る。
「技術のカード」「群体のカード」「精神のカード」は、それぞれテラン種族、ザーグ種族、プロトス種族のテーマに合ったミニオンや呪文になると説明されています。
それが酒場の喧嘩オリジナルの専用カードになるのか、既存のカードの中から選ばれるのかは判明していません。
ハースストーンの9クラスと「StarCraft」の3種族の中から、ベストな組み合わせを見つけることが主要な攻略法となります。
「StarCraft」は、ブリザード社がリリースし、現在もその続編「StarCraft 2」として稼働されている、リアルタイム・ストラテジー・ゲーム(以下RTS)のシリーズです。
ブリザード社は、ご存知「Warcraft」シリーズをRTSゲームとして大ヒットさせていましたが、「StarCraft」はそれとは全くタイプが異なる独特な世界観を持ち、競技性が高いRTSとして大きな人気を博しました。
とりわけ韓国における「StarCraft」の人気は絶大であり、同国では多くのプロ選手が輩出され、その選手たちによるハイレベルな争いが繰り広げられるリーグ戦が開催されています。
昨年には、「StarCraft 2」は対人ランク戦を含めた多くのコンテンツが無料化され、インストールするだけでプレイできるようになりました。
また、初代「StarCraft」のリマスター版の販売が開始され、こちらは音声データを含む完全日本語化が成されています。
2017年の1月には、同様に「Diablo」シリーズの20周年を祝う特別企画の酒場の喧嘩が開催されています。
「黒衣の放浪者」と題された「Diablo仕様」の喧嘩は、その黒衣の放浪者(Dark Wanderer)が登場する「Diablo 2」の世界を舞台とし、同作の要素が展開される1人用の対戦モードでした。