4. 「性悪な召喚師」の変更について
Peter Whalen
- この修正も、ナーガの海の魔女の修正と本質はさほど変わらない。
超大型ミニオンを生成する強力な効果が発動されるタイミングを、少し遅らせることで、対処方法を引き出す猶予が対戦相手に与えられる。
Dean Ayala
- この修正の決定は、パラディンとウォーロックの弱体化が前提にあったことにも関連している。
その両クラスがトーンダウンすると、代わりに性悪な召喚師をメインに据えるドルイドのデッキが独走状態になることが懸念されていたからだ。 - 現在のカードプールから召喚され得る10マナのミニオン群の全体的な強度を考慮すると、性悪な召喚師を7マナのカードとすることが適当であると、私たちは判断した。
その7マナ化は、このカードの修正が必要であると決まった際に最初に導き出された、最も理想的な案であった。 - 7マナ化の修正が理想である一つの理由は、修正されたことが一目ではっきりと理解しやすいこと。
能力そのものに変化を加える修正案も提示されていたが、同じマナコストのまま異なる能力に変化させると、その変化に気付いていなかったプレイヤーにはわずらわしさを感じさせることになってしまう。 - Peterも言及したように第7ターンになれば心霊絶叫で対処できるようにもなるし、アグロ・デッキなどは止めを刺すまでの時間が1ターン分増えることになる。
マナコストの1増加は、それに対抗する側にとっては大変貴重な猶予時間となる。 - そもそも私たちは、性悪な召喚師を用いるデッキをゲームから完全に追放したいとは思っていない。
7マナであれば、デスウィングやウルトラサウルスを召喚し得る性悪な召喚師を、ドルイドやプリーストのデッキで使うことが依然として考慮されるだろう。