13. 修正の実施が夏季選手権のプレイオフの閉幕直後となることについて
※補足: 修正の実施日が遅すぎるという意見がコミュニティから散発されていた。
Peter Whalen
- プロ選手たちに対する配慮が、実施日を決定する最も大きな要素となった。
すでにデッキが提出されているプレイオフの期間中に修正を実施して、選手たちに混乱を招くような事態は起こしてはならない。
Dean Ayala
- 蓄積されてきたデータを評価し、実際に修正するカードを厳選し、最終的に修正内容が決定された後で、最も最適であると目されたパッチのリリース日が、プレイオフの開催期間の真っ最中だった。
それに参加する選手たちを尊重するために、開催期間中や開催期間直後にリリースすることはせず、プレイオフの閉幕から数日後が今回の最適なリリース日であると判断された。
14. その他
Dean Ayala
強くないと見なされているデッキ群に可能性を与えることは、カードや戦術を調整する際の大きな目標の一つ。
もちろん、ネガティブな感情や不快さを与えている要素を排除することも主目的の一つであり、つまるところはゲームのプレイがプレイヤーにとって良質な時間の過ごし方となるように努めている。
Dean Ayala
私たちの一般的なバランス調整の方針は、何かの事象を変化させるための変更はせずに、何かの事象が問題をはらんでいるときに変更を施すということ。
メタ環境の発展は全面的にプレイヤーに託して、こちら側から抑圧的に環境の操作をすることはせず、メタに手を加えるときはプレイヤー全員に等しく影響するように変更する。
Dean Ayala
(※5月初旬にDean Ayala氏がカードの修正対象について熱く語り、開発陣の意図を明らかにした発言の数々が、コミュニティから高い評価を得たことについて)全てのコミュニティの考えを代弁するものではなく、そうした類い(たぐい)の発言にはいくつかの欠点もあり得るのだが、コミュニティに対して思うところを明瞭に打ち明ける行為は、今後とも積極的に続けていきたい。