注意を要する能力とカード
自動攻撃をするチェスのミニオンたちの攻撃力を高めても、それらの自動攻撃のダメージ量は増えません。
自動攻撃で与えるダメージ量は、カードテキストに記述されている値のままとなります(直接攻撃を受けた際の反撃ダメージだけが増えます)。
今回のルールではケレセス公爵の能力を発動できますが、全ミニオンに+1/+1を付与したとしても、自動攻撃型のミニオンは「体力+1」の部分しか恩恵を受けません。
自動攻撃は直接攻撃とは見なされません。
したがって、智恵の祝福やフェスタールートの大木などの、ミニオンが直接攻撃する度に発動するような能力は有効になりません。
また、同様の理由によって、敵の自動攻撃型のミニオンを凍結させても自動攻撃は止まりません。
自動攻撃はターンを終了させた後に行われますが、ドラッカリの呪い師が場にいても、それらが2回行われることはありません。
なお、今回のルールにおいては、全てのヒーローカードと、進化、不安定な進化、退化が使用不可能になっています。
補足情報とトリビア
- コレクションとして収集したカードだけをデッキに組み入れることができます。
酒場の喧嘩専用のデッキ・スロットは1つだけです。 - 対戦フォーマットは「ワイルド」であるため、収集できる全てのカードが登場します。
ランダムにカードを生成する効果も、収集できる全てのカードが対象となります。 - 試合内容には影響を与えませんが、ゲーム・ボードは必ず「カラザン」になります。
- 決着がついたときに交わされる「Well Played(お見事)」のEmote(感情表現)は、白のキング側は「チェックメイト」、黒のキング側は「まだいける」となっています。
少々わかりづらいのですが、試合終了時に「チェックメイト」「まだいける」のEmoteが発せられたら、それは「Well Played」の挨拶であることを意味しています。 - 実際のチェスは白側が先攻で黒側が後攻であるため、ハースストーンのチェスでも「白のキング」側のプレイヤーが必ず先攻になります。
- 両プレイヤーのチェス・ミニオンの構成は、ポーン8つ、ルーク2つ、ナイト2つ、ビショップ2つ、クイーン1つです。
これにヒーローのキング1つを加えると、実際のチェスにおける駒の構成と同じになります。