9月19日未明に、ハースストーンの「開発だより」と題された掲載文が公式に投稿され、その中で様々なアップデートの告知が発表されました。
これらのアップデートはそれぞれ、数ヶ月以内にハースストーンのゲーム内に適用される予定となっています。
また、現時点におけるハースストーンのゲーム環境についてのレポートも複数報告されています。
それらの概要を掲載し、それぞれについて詳細に解説します。
11月から作成および獲得が可能
過去の「栄誉の殿堂」入りを埋めることが目的
今後も「栄誉の殿堂」入りと「クラシック」の新規追加が実施される
将来のパッチにおいて、以下の4種の「クラシック」カードがゲームに追加されます。
11月から、これらのカードを作成したり、「クラシック」のカードパックから獲得することができるようになります。
「クラシック」セットは、いつの時代の「スタンダード」戦でも使用可能であるため、新規やカジュアルなプレイヤーが最初に収集するセットになることも想定されています。
そのために、これらの新しい「クラシック」カードの能力もまた、理解しやすいシンプルな内容であると同時に、今後のカード・デザインを制限させない内容となっています。
上記の性質上から、全クラスの「クラシック」セットのクラス専用カードが同じ枚数になることが望ましいとされ、その差を埋めることが今回の新カード追加の主目的であるようです。
もともと「クラシック」のクラス専用カードは全クラスに15種類用意されていたのですが、対戦環境に不都合を与えかねないアイスランス(メイジ)、アイスブロック(メイジ)、隠蔽(ローグ)、凄まじき力(ウォーロック)の4種類が、「クラシック」から「栄誉の殿堂」セットに移行した経緯がありました。
それを補填することの実現性は「非常に高い」と、かねてより開発陣から示唆されていました。
中立の「クラシック」カードもレジェンドを含めて何種類かが「栄誉の殿堂」セットに移行しており、その穴を埋めるべく中立の「クラシック」カードの追加も検討されているようです。
「クラシック」セットにはハースストーンを象徴するようなカードが集約すると公表されているために、ハースストーンの原作である「Warcraft」の代表的なキャラクターが「クラシック」のレジェンドとして登場する可能性もあります。
なお、既存の「クラシック」カードの、さらなる「栄誉の殿堂」入り――「スタンダード・フォーマット」では扱うことができなくなる――が、今回明確に予告されています。
その新たな「栄誉の殿堂」入りを埋めるための「クラシック」カードの追加も、将来的に実施されるものと予想されます。