ピーター・ウェイレン
- とてもクールで奇妙な数学的カードであり、レジェンド呪文としてふさわしい特徴を持っているが、試作段階においては数学的な要素に傾倒し過ぎるカードだった。
この段階におけるスーパー肥料は、使用済みのマナクリスタルを再び使用可能にするという効果をもたらしていた。 - デザイン・チームのトップ・プレイヤーたちは、このカードについて、彼らが扱ってきた中で最も操作が難しいと評した。
あらかじめマナを消費する際に、盤面をクリアし過ぎないようにする必要があったからだ。
そして、そのプレイの模様からはテンポの悪さが感じ取れた。 - 完成バージョンのフループのスーパー肥料は、依然として使用スキルを試されるカードでありながらも、扱いやすさは格段に向上している。
- なお、試作段階から大まかな能力の仕様は変わっておらず、マナを空から再使用させるかどうかや、数字の微調整について悩むだけだった。
ちなみにプルンプルン・フループもまた、開発中に大きな仕様変更が行われなかったカードだ。
“このターンにミニオンが死亡する度、2つのマナクリスタルを再度使用可能にする。”
ピーター・ウェイレン
- 現在私たちは将来のカードセットもデザインしているので、フループのスーパー肥料のテスト・プレイのいくつかは、未来の対戦環境のもとでも実施したようなものだ。
おそらく、数年後のいずれかの時点におけるハースストーンの対戦環境でもミニオンの大量破壊が起こるであろうし、そのような環境下で多くのマナを産出できるフループのスーパー肥料は、そこで再び利用されることになるだろう。
だからフループのスーパー肥料の能力は決して汎用性が低い訳ではなく、今後のカードセットがリリースされるごとに異なる活用法が編み出されていくだろうと想像している。