「BlizzCon 2018」のハースストーンのパネル・ステージにおいて「天下一ヴドゥ祭」をPRした、開発陣のピーター・ウォーレン氏とリヴ・ブリーデン氏が、登壇後にプレス・カンファレンスに応じました。
今回は、そのプレス・カンファレンスにおける応答の要約を掲載します。
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※ピーター・ウォーレン氏の経歴
Peter Whalen
【ブリンストン大学】
2008年: 卒業
2008年: 卒業
【Elysium Digital, LLC】
2008年07月: コンピューター・サイエンティスト
【ジョージア工科大学】
2009年09月: 大学院生
2014年05月: 卒業
【Amazon】
2014年06月: オペレーションズ・リサーチ・サイエンティスト
【Blizzard Entertainment】
2015年06月: シニア・ゲーム・デザイナー
シニア・ゲーム・デザイナーとして、カードセットのイニシャル(初期段階の)デザインを手掛ける。
プレゼンテーションの際に、快活かつ情熱的な語り口で発言してきたことによって、コミュニティから多大な人気を博す。
今なお根強い人気を誇るローグライクRPGの「Dream Quest」を制作した実績があり、その経験をもとに同氏がデザインした「コボルトと秘宝の迷宮: ダンジョン攻略」は、大変高い評価を受けるコンテンツとなっている。
プレゼンテーションの際に、快活かつ情熱的な語り口で発言してきたことによって、コミュニティから多大な人気を博す。
今なお根強い人気を誇るローグライクRPGの「Dream Quest」を制作した実績があり、その経験をもとに同氏がデザインした「コボルトと秘宝の迷宮: ダンジョン攻略」は、大変高い評価を受けるコンテンツとなっている。
※リヴ・ブリーデン氏の経歴
Liv Breeden
【Blizzard Entertainment】
2015年: アソシエイト・テストエンジニア
2016年11月: ゲーム・デザイナー
2015年: アソシエイト・テストエンジニア
2016年11月: ゲーム・デザイナー
ウィーバー州立大学でコンピューター・サイエンスの学士号を、エンターテイメント・アーツ・エンジニアリングで博士号をそれぞれ取得。
「StarCraft 2」と「Heroes of the Storm」のエンジニア業務を経てハースストーンの開発チームに転属し、「凍てつく玉座の騎士団」から本格的にゲーム・デザインに携わる。
ボードゲーム、犬、オレンジ色、「StarCraft 2」のZerg、そして「ダンジョンズ&ドラゴンズ」をこよなく愛する。
「StarCraft 2」と「Heroes of the Storm」のエンジニア業務を経てハースストーンの開発チームに転属し、「凍てつく玉座の騎士団」から本格的にゲーム・デザインに携わる。
ボードゲーム、犬、オレンジ色、「StarCraft 2」のZerg、そして「ダンジョンズ&ドラゴンズ」をこよなく愛する。
各クラスのレジェンド・カードの構成が再び「ミニオン2種類」に戻った経緯について
リヴ・ブリーデン
- 各拡張セットには、それぞれのセットごとに異なるテーマに合致した要素を盛り込むよう努めている。
今作における「闘技チームの大乱闘」「ハイレベルなトロルのチャンピオン」「ロア」といったテーマの数々は、それ(各クラスのレジェンドがミニオン2種類であること)にフィットする。
ピーター・ウォーレン
- クエスト、デスナイト、武器、呪文がレジェンド・カードとして加えられてきた中で、「ウィッチウッド」セットにおいては、最近では例外的にミニオンばかりがレジェンド・カードになった。
その理由は、亡霊、モンスター、そしてウォーゲンが中心にラインアップされたカードセットだったから。 - 「各クラスにレジェンド・ミニオン2種類」という構成は、拡張セットのテーマによっては相応、不相応がある。
「チャンピオンに率いられるチーム戦」がテーマである今回の「天下一ヴドゥ祭」は、それが相応するカードセットだろう。
ハースストーンから離れたプレイヤーに対する今作の訴求力は何か
ピーター・ウォーレン
- たくさんの魅力が「天下一ヴドゥ祭」には詰まっている。
まず、もしあなたが「World of Warcraft」の経験者でトロル種族を気に入っているならば、私たちは魅力あるトロルのキャラクターたちを勢ぞろいさせて、あなたを再び大いに楽しませる準備ができている。 - 「World of Warcraft」の経験者でなくても、もしあなたがチーム戦の決闘のような乱戦に惹かれる(ひかれる)タイプであれば、やはり楽しめることだろう。
ヴードゥー呪術、ミステリアスな魔法、ドラゴンの炎、犠牲を伴う黒魔術などに魅力を感じているプレイヤーに対しても、アピールできる闘技チームが「天下一ヴドゥ祭」には存在する。 - 巨大さと力強さを好み、突進で何事も解決したいプレイヤーは、ライノサウルスを扱うチームが気にいるだろう。
正義の味方であり続けたいプレイヤーは、光まばゆい聖なる力に包まれたチームが気にいるだろう。
異なる特徴を持つ闘技チームはそれぞれ、異なる趣向を持つ人々に対してアピールできる要素を持つ。 - 人々が特定の一つのゲームに熱中したり、逆に離れて行ったりするのは、健全なあり方だと思う。
「天下一ヴドゥ祭」で、また多くの人々がハースストーンに戻ってくることを私たちは大変楽しみにしている。