【2018年3月】
ランク戦の仕様変更
かねてより改革の必要性が求められていたランク戦のシステムが変更されました。
全てのランクが「星5つ」の制度となり、シーズン・リセット後は「最高到達ランクから4つ分降格」になりました。
いずれも、ランクの昇格と降格を緩やかにして、対戦相手との実力差を埋めるための措置です。
また、低ランク帯の初心者に配慮して、シーズンの宝箱の獲得条件が「ランク20到達」から「ランク戦5勝」に切り替わりました。
これらだけでも十分な話題性があったのですが、悪い意味で話題を発展させた出来事が、変更実施日である3月1日から起こったランク戦の不具合です。
全地域のサーバーのランク戦において、1勝するだけで勝ち星が5個も得られたり、逆に1敗するだけで勝ち星が5個も失われたり、あるいはたった1勝でレジェンドに到達するなどの現象が相次いで発生しました。
急きょ全面的な修正作業が開始され、ハースストーンの根幹とも言えるランク戦の入場が48時間以上も遮断されるという事態に陥ったのです。
その影響によって「2018 スタンダード: ワタリガラス年」に関する公開Q&Aのライブ中継が中止された他、謝罪の意として「コボルト」パック3個が全プレイヤーへ配布されました。
また、この変更はレジェンド帯でランクの向上が困難になるケースを多発させる要因にもなり、その問題を解消するためにレジェンド帯におけるマッチメイキングの内部修正も施されました。
【2018年2月】
イベント「Quest for Packs」の開催
「マンモス・バンドル」の販売を記念して、主要各国で「Quest for Packs」というキャンペーンが展開されました。
「カードパック3,000個とリッチキングの兜とアパレル・セットをグランプリ受賞者に」「マンモス・バンドルを1,000名に」「マンモス・パックを50,000名に」という豪華な景品の数々がコミュニティを大きく騒がせました。
アメリカなどでは当選した景品も課税対象となり得ることから、税金の支払いに難色を示すプレイヤーのために、グランプリには「1,200 USドル」も景品として追加されました。
国や地域によって景品規制が異なることが理由なのでしょうが、日本や南米地域の大部分はこのキャンペーンの対象外となり、特に南米のコミュニティから悲しむ声が殺到したことも反響の大きさに影響しました。
グランプリに当選して「カードパック3,000個」などを獲得した幸運な受賞プレイヤーは、中国の上海(シャンハイ)在住のMr. Aiさん。
中国NetEaseが当選の特別番組を制作して、その授与式と、3,000パックの開封の模様を配信しました。
2018年 総合ニュース・ハイライト
<目次>
【日本国内編】 |
競技シーン |
炉端の集い |
プロモーションと配信コンテンツ |
【グローバル編】 |
第25位: ランク圏外のニュース |
第24位: 「激怒」のキーワードの撤廃 |
第23位: 「時をかける酒場」と闘技場専用カード |
第22位: ハースストーンのプレイヤー人口が1億人を突破 |
第21位: イベント「凍てつく玉座の日々」の開催 |
第20位: 「グローバルゲーム 2018」の開催 |
第19位: Tom60229選手が第4代目の世界王者に |
第18位: ハースストーン「開発だより」 |
第17位: 「ハースストーン選手権 2018-2019」の開催 |
第16位: イベント「無料パックの日」の開催 |
第15位: イベント「ハロウェンド」の開催 |
第14位: ミニオンの種族変更 |
第13位: TotalBiscuit氏の死去 |
第12位: ランク戦の仕様変更 |
第11位: イベント「Quest for Packs」の開催 |